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「ロースクール演習刑法」の使い方!?

大塚裕史の刑法通信

刑法コラム第27回

「ロースクール演習刑法」の使い方!?

学習法

2022.06.20

6月下旬に『ロースクール演習刑法〔第3版〕』が出版された。同書は、第2版の良問14問を残したほかは、近時の司法試験の出題傾向を考慮し新しい問題を22問追加して内容を一新している。第3版は、司法試験に出題される可能性のあるすべての論点をカバーしている。同書の最大の特徴は、判例実務の立場から一人の執筆者が丁寧な解説を加えている点にある。市販の演習本のほとんどはいわゆる共同執筆であるためどうしても説明にムラが生ずるが、本書は1人の執筆者が判例実務の立場から一貫した説明を加えているので読みやすいであろう。また、問題の解説も詳細で、それを要約すれば答案が作成できるように工夫が加えられている。
本書の使い方には2つのパターンがある。第1は、インプットがひとまず終わった読者がアウトプット教材として使うオーソドックスな使い方である。第2は、本書をインプット教材として使うという方法である。問題を解こうとするのではなく、いきなり解説を読んで論点をしっかり理解するという使い方である。司法試験合格者の中に、意外と第2の方法をとって勉強している者が少なくない。本書をどのように使うかは、読者自身が自己の学習状況に応じて選択すればよい。いずれにせよ、演習本も繰り返し学ぶことが肝要である。

「ロースクール演習刑法」の詳細はこちら。

『ロースクール演習刑法』徹底解析講座

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