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本試験問題 的中実績

本試験問題 的中実績

2023年(令和5年)予備試験 論文式試験 論点的中実績

司法試験受験指導42年、LECは答練・模試において2023年も多くの本試験出題論点を的中させました。

  • ★★★ =LECの答練・模試で出題された論点が本試験に出題されたもの
  • ★★ =LECの答練・模試で出題された論点が本試験で一部出題されたもの
  • =LECの答練・模試で出題された論点が本試験を解く際に参考になったもの

【行政法】[論点:原告適格]

本試験[設問1]小問(1)

新規参入者に対してなされた廃棄物収集運搬業の許可について、既存業者が取消訴訟を提起したという事案において、当該既存業者に原告適格が認められるか否かを問う問題が出題されました。

的中 ハイレベル論文答練第3回設問1★★

林法に基づく開発許可の取消訴訟において、開発地域の近隣に居住する者、および立木を所有する者の各人に原告適格が認められるか否かを問う問題を出題しました。

【行政法】[論点:狭義の訴えの利益]

本試験〔設問〕小問(2)

廃棄物収集運搬業の許可の取消訴訟が係属中に当該許可の有効期間が経過し、許可が更新されたという事案において、狭義の訴えの利益を肯定する立論をさせる問題が出題されました。

的中 ハイレベル論文答練第3回設問2★★

森林法に基づく開発許可につき、開発工事完了後に取消訴訟が提起されたという事案において、狭義の訴えの利益が認められるか否かを問う問題を出題しました。

【行政法】[論点:行政裁量]

本試験[設問2]

廃棄物収集運搬業の許可につき取消訴訟が提起されたという事案において、当該許可は裁量権の逸脱・濫用として違法であるか否かを問う問題が出題されました。

的中 ハイレベル論文答練第2回設問2★★

風営法に基づく風俗営業許可の取消処分につき取消訴訟が提起されたという事案において、当該処分は裁量権の逸脱・濫用として違法であるか否かを問う問題を出題しました。

【民法】[論点:論点:占有改定と即時取得]

本試験〔設問2〕小問(1)

販売権限を失った無権利者から壺を買い受けた者が、当該壺の所有者であり当該壺を占有する者に対して、当該壺の引渡しを請求したという事案において、占有改定による即時取得が認められるかを問う問題が出題されました。

的中 ハイレベル論文答練第5回設問1★★★

他の譲渡担保権者に劣後する譲渡担保権者が担保目的物である車を設定者のもとから搬出しようとしたという事案において、占有改定による即時取得が認められるかを問う問題を出題しました。

【商法】[論点:代理人による議決権行使]

本試験[設問1]

議決権行使の代理人を株主に限る旨の定款規定がある会社の株主総会に、法人株主がその従業員を代理人として出席させようとしたが会社から出席を拒絶された事案において、代理人による議決権行使を拒絶したことが株主総会決議の取消事由に当たるかを問う問題が出題されました。

的中 論文公開模試[設問2]★★★

議決権行使の代理人を株主に限る旨の定款規定がある会社の株主総会に、株主が代理人として株主でない弁護士を出席させようとしたが会社から出席を拒絶された事案において、代理人による議決権行使を拒絶したことが株主総会決議の取消事由に当たるかを問う問題を出題しました。

【商法】[論点:募集株式の発行の差し止め、無効確認の訴え]

本試験[設問2]

公開会社において、会社法210条の差止事由があるにもかかわらず、株主に対する通知又は公告を欠いたまま募集株式が発行され、株主が新株発行無効の訴えを提起したという事案において、募集株式の発行につき差止事由があるか、新株発行無効の訴えが認められるかを問う問題が出題されました。

的中 ハイレベル論文答練第1回[設問2]★★

公開会社において、募集株式の発行により、支配株主の異動を伴うにもかかわらず、株主に対する会社法206条の2第1項の通知又は公告を欠いたまま募集株式が発行されたという事案において、募集株式の発行につき差止事由があるか、新株発行無効の訴えが認められるかを問う問題を出題しました。

【民事訴訟法】[論点:和解の効力・和解の効力を争う手段]

本試験[設問2]

相手方の虚偽の説明を受けて訴訟上の和解が成立した事案において、訴訟上の和解の効力・和解の効力を争う手続上の手段を問う問題が出題されました。

的中 論文公開模試[設問2]★★★

錯誤に基づき訴訟上の和解が成立した事案において、訴訟上に和解の効力・和解の効力を争う手続上の手段を問う問題を出題しました。

【法律実務基礎科目(民事)】[論点:保証債務履行請求訴訟における請求の趣旨・請求原因事実]

本試験[設問1]小問(1)(2)(3)

売買契約における売主が売買代金の支払債務を保証した保証人に対し保証債務の履行を求める事例で、訴訟物、請求の趣旨、請求原因事実を問う問題が出題されました。

的中 ハイレベル論文答練第3回[設問1]小問(2)(3)★★

金銭消費貸借契約における貸主が貸金返還債務を保証した保証人に対し保証債務の履行を求める事例で、請求の趣旨、なぜ、問題文中に摘示された請求原因事実が必要なのかを問う問題を出題しました。

【法律実務基礎科目(民事)】[論点:二段の推定]

本試験[設問4]小問(1)(2)

売買契約書中に、代金支払債務を保証する旨の記載と保証人名義の署名押印があり(以下「保証人作成部分」という。)、保証人作成部分につき文書成立の真正に関する二段の推定が働く事例で、当事者それぞれの主張について、準備書面の作成等をさせる問題が出題されました。

的中 ハイレベル論文答練第3回[設問4]★★★

保証契約書に保証人名義の署名押印があり、二段の推定が働く事例で、保証人の訴訟代理人の立場から、保証契約書の成立の真正を否定する主張を記載した準備書面を作成させる問題を出題しました。

的中 論文公開模試[設問3]★★★

建物の転貸借についての承諾書に貸主の署名押印があり、二段の推定が働く事例で、貸主の訴訟代理人の立場から、貸主が転貸借契約を承諾した事実が認められないとの主張を記載した準備書面を作成させる問題を出題しました。

【刑法】[論点:死者の占有と窃盗罪の成否]

本試験[設問2]

被害者を殺害したものと誤信した行為者が、被害者のポケットに財布があることに気づき、にわかに同財布内の現金が欲しくなり、同財布内から現金3万円を抜き取って自分のズボンのポケットに入れた行為の罪責を問う問題が出題されました。

的中 ハイレベル論文答練第5回★★★

自身の暴行により被害者が死亡したものと誤信した行為者が、被害者が高級腕時計を腕につけていたことに気づき、同腕時計を売却して自己の借金の返済に充てるため、同腕時計を自分のズボンのポケットに入れて逃走した行為の罪責を問う問題を出題しました。

【刑事訴訟法】[論点:付加勾留・抱き合わせ勾留の可否]

本試験[設問1]

暴行の事実とそれとは別の機会に被害者を異にして行われた住居侵入・強盗致傷の事実について嫌疑のある被疑者を、後者の住居侵入・強盗致傷の事実についてのみ逮捕した事案において、検察官が後者の住居侵入・強盗致傷の事実に前者の暴行の事実を付加して被疑者の勾留を請求した場合に、裁判官は被疑者をこれらの事実で勾留することができるかを問う問題が出題されました。

的中 ハイレベル論文答練第2回★★★

Aに対する傷害の被疑事実(A事実)で逮捕された被疑者について、同逮捕前に、それとは別の機会に行われたBに対する窃盗の被疑事実(B事実)が判明した事案において、A事実のほかにB事実をも付け加えて被疑者を勾留することが許されるかを問う問題を出題しました。

【法律実務基礎科目(刑事)】[論点:近接所持の法理]

本試験[設問1]小問(2)

被疑者Aが、窃盗の被害発生の時点と近接した時点で、被害品と思しき物を所持していた事案において、窃盗の犯人がAであることを認定するに当たり、検察官が、Aが被害品を所持していた事実が重要であると考えた理由及びその事実のみでは不十分であると考えた理由を問う問題が出題され、いわゆる近接所持の法理による犯人性の推認過程についての検討が求められました。

的中 ハイレベル論文答練第6回[設問3]★★

被疑者Aの自宅から窃盗の被害品が押収された事案において、同被害品が被疑者の自宅で発見されたことが窃盗事件におけるAの犯人性を認定するうえでどのように評価されるかを問う問題を出題し、具体的な事実関係の下で、近接所持の法理を用いることができるかの検討を求めました。

【法律実務基礎科目(刑事)】[論点:勾留された被疑死者の身柄解法手段]

本試験[設問2]

被疑者が勾留された事案において、勾留されている被疑者を解放する方法として、指定された方法のうち、いかなる手続によるのが適切かの検討を求める問題が出題されました。

的中 ハイレベル論文答練第3回[設問1]

被疑者が勾留された事案において、被疑者の身柄拘束の解放に向けた活動として、いかなる法的手段を採りうるかの検討を求める問題を出題しました。

【法律実務基礎科目(刑事)】[論点:事後強盗罪における暴行・脅迫の程度]

本試験[設問3]

窃盗犯人が逃げる際に被害者の胸の部分を両手で勢いよく押したため、被害者は後ろに倒れて尻餅をついたが、すぐに起き上がって追い掛けたところ、芝生が濡れていたため足を滑らせて転倒し、傷害を負ったという事案において、検察官が、強盗致傷の被疑事実で送致された被疑者を窃盗及び暴行の公訴事実で公判請求した理由を問う問題が出題され、事後強盗罪の成否につき、被害者に対する暴行が反抗抑圧に至る程度のものかどうかの検討が求められました。

的中 ハイレベル論文答練第2回★★★

窃盗犯人である行為者丙を空手の有段者である警備員Aが捕まえようと、丙の左腕に手をかけたが、丙は捕まるまいと思ってとっさにその腕を小さく振ってAの手を振りほどいたところ、Aはバランスを崩して転倒し、傷害を負ったという事案において、被害者に対する暴行が反抗抑圧に至るものかどうかの観点から、事後強盗罪の成否を問う問題を出題しました。

【法律実務基礎科目(刑事)】[論点:証拠の関連性]

本試験[設問4]小問(2)

検察官の証拠調べ請求に対し、弁護人が「異議あり。」と述べたという事案において、弁護人のその異議の理由を問う問題が出題され、証拠の関連性についての検討が求められました。

的中 ハイレベル論文答練第6回[設問1]小問(1)★★

検察官の証拠調べ請求に対し、弁護人が「異議あり。関連性なし。」との意見を述べたという事案において、弁護人のその異議の理由を問う問題を出題し、証拠の関連性についての検討を求めました。

2023年(令和5年)司法試験 論文式試験 論点的中実績

司法試験受験指導42年、LECは答練・模試において2023年も多くの本試験出題論点を的中させました。

  • ★★★ =LECの答練・模試で出題された論点が本試験に出題されたもの
  • ★★ =LECの答練・模試で出題された論点が本試験で一部出題されたもの
  • =LECの答練・模試で出題された論点が本試験を解く際に参考になったもの

【行政法】[論点:処分性]

本試験[設問1(1)]

県知事の所轄する社会福祉法人の理事長に対して解職勧告がなされたという事案において、当該解職勧告が取消訴訟の対象となる処分に該当するか否かを問う問題が出題されました。

的中 論文パーフェクト答練第2クール・第2回[設問1]★★★

空港検疫所長が水産加工食品の輸入販売業者に対して食品衛生法違反通知書を交付したという事案において、当該通知が取消訴訟の対象となる処分に該当するか否かについて、肯定する立論と否定する立論のそれぞれを論じさせる問題を出題しました。

【行政法】[論点:平等原則]

本試験[設問2(2)]

社会福祉法人に対する解散命令を選択した県知事の判断が、類似の事案と比較して平等原則に反するのではないかを問う問題が出題されました。

的中 論文パーフェクト答練第2クール・第2回[設問2]

一酸化炭素を使用した食品であるという点で共通するにもかかわらず、規制の有無につき異なった取扱いをしていることは、平等原則に違反するのではないかを問う問題を出題しました。

【民法】[論点:遺産たる建物の相続開始後の使用関係]

本試験[設問1]

共同相続人である配偶者が被相続人の死亡後も自己の相続分を超えて遺産である建物の全部を使用していることに対して、他の相続人が持分に応じた賃料相当額の支払を請求したという事案において、配偶者は支払を拒むことができるか否かを問う問題が出題されました。

的中 論文パーフェクト答練第2クール・第1回[設問3]★★

共同相続人の1人である子が被相続人の死亡後も自己の相続分を超えて遺産である建物の全部を使用していることに対して、他の相続人が持分に応じた賃料相当額の支払を請求したという事案において、当該請求の根拠を説明させた上で、相手方の反論が認められるか否かを問う問題を出題しました。

【民法】[論点:転貸賃料債権に対する物上代位の可否]

本試験[設問3]

抵当権者は、目的物である建物の賃借人(転貸人)が転貸借契約に基づいて有する賃料債権について、物上代位権を行使することができるか否かを問う問題が出題されました。

的中 論文パーフェクト答練第1クール・第1回[設問1]★★★

抵当権者は、目的物である建物の賃借人(転貸人)が有する転貸賃料債権を差し押さえて、物上代位できるか否かを問う問題を出題しました。

【商法】[論点:株主総会決議取消しの訴えにおける訴えの利益]

本試験[設問2]

取締役を選任する株主総会決議取消しの訴えの係属中に、当該決議で選任された取締役を再任する株主総会決議がなされたという事案において、当該訴えにつき訴えの利益が認められるか否かを問う問題が出題されました。

的中 論文パーフェクト答練第1クール・第2回[設問2]★★★

取締役を選任する株主総会決議取消しの訴えの係属中に、当該決議で選任された取締役を再任する株主総会決議がなされたという事案において、先行決議が取り消されれば、当該決議で選任された取締役は取締役でなかったことになり、後行決議にもその瑕疵が引き継がれるから、訴えの利益は消滅しないとする主張について、その当否を問う問題を出題しました。

【刑事訴訟法】[論点:領置の適法性]

本試験[設問1]

捜査機関が、被疑者が住むアパートの敷地内にあるごみ置場から、被疑者が投棄したごみ袋について、同ごみ置場を管理している大家から任意提出を受けて領置したという事案において、領置の適法性を問う問題が出題されました。

的中 論文パーフェクト答練第2クール・第1回[設問1]★★★

捜査機関が、被疑者が住むマンションの敷地内にあるごみ置場から、被疑者が投棄したと考えられるごみ袋について、同ごみ置場を管理している管理人から任意提出を受けて領置した上、同管理人の立会いの下、袋を開封して中身を確認したという事案において、領置の適法性を問う問題を出題しました。

【刑事訴訟法】[論点:再現実況見分調書の証拠能力]

本試験 設問2[実況見分調書①]の証拠能力

犯行状況及び被害状況を再現する写真を添付した実況見分調書の証拠調べ請求がなされた事案において、同実況見分調書の証拠能力を問う問題が出題されました。

的中 論文パーフェクト答練第1クール・第2回[設問3]★★★

被害状況を再現する写真を添付した実況見分調書の証拠調べ請求がなされた事案において、同実況見分調書の証拠能力を問う問題を出題しました。

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