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田中クラス合格者座談会

田中クラス合格者座談会

座談会参加者

  • Sさん
    東京大学 工学部2年
  • Mさん
    東京大学 医学部3年
  • Oさん
    東京大学 法学部3年
写真01

左から Mさん 田中正人講師 Sさん Oさん

法曹を目指そうと思ったきっかけ

Q.SさんMさんは理系学部のご出身ですが、なぜ予備試験を受験しようと思ったのですか。

Sさん:
科学界と法律の橋渡しができる人材になりたいと思って法律を勉強し始めました。どんなに素晴らしい技術があっても、それを安全に社会で使うためには法律 というルールを作ることが必要になります。その過程に開発側の人間としてきちんと参加するためには、法律の知識が必要だと考えたからです。

写真02

Mさん:
法曹に興味を持ったのは、初めは弁護士という職への純粋な憧れからでしたが法律を実際に学んでみて、その奥深さにはまり深く学習したいと思ったことがきっかけで予備試験の受験を決めました。実際に学習をすすめていくうち今まであまり意識していなかった日常の様々なことに法律が大きく関わっていると気づきました。そのような気づきや学問としての法律への興味から、法曹を目指したいという気持ちがより強くなりました。

Q.Oさんは、なぜ法曹を目指そうと思ったのでしょうか。

Oさん:
高校生の時にテロ問題と法律についてリサーチをして、社会をより良くする手段としての法律に魅力を感じるたからです。大学に入ってからも、テロ、DV、性犯罪について法律の観点からリサーチを行って、法律の果たせる役割の多様性を実感し、法曹になりたいと考えるようになりました。自らのライフプランという点でも、専門性を持っておくことが、将来果敢にリスクを取ることを容易にするのではないかと考えたからです。

LECを選んだ理由

Q.皆さんが通われている大学では、LEC以外の予備校を利用されている方が多いと思いますが、皆さんはあえてなぜLECを選んだのでしょうか。

Sさん:
「1年合格専用コース」が「2年合格コース」とあえて別個のコースとしてきちんと組まれていたことです。2年用のコースと同じ内容を短時間でこなすという物ではなく、1年で合格するにはどうしたらいいかを考えて別個に作られたコースに惹かれたからです。後は、主に対面で行われ、全ての講座を原則田中先生が担当するというところもよかったです。

Q.Mさんはお申込いただく前に無料体験で田中講師の講義を受講されていますよね。

Mさん:
はい、実際に入門講座の民法の講義を無料で体験させていただいて、そこでの先生の解説がとても分かりやすく、講義の進め方も自分に合っていると感じたからです。
予備試験の予備校を探し始めたのは大学入学後すぐだったのですが、大学受験を終えたばかりでもちろん法律の知識はなく、また大学で法律を学ぶ機会もないので、学習のサポート全てを任せられるということに重点を置いて予備校を選ぼうと考えていました。実際にLECの講義を受けてみて、予備知識のない私でもすんなりと理解できる分かりやすい解説だったことに加え、講座の説明をしてくださるスタッフの方々の対応がとても親切で好感を持てたことがLECを選んだ決め手でした。

Q.Oさんは、どちらでLECの1年合格コースのことを知ったのですか。

Oさん:
大学のキャンペーンで一年合格専用コースについてお聞きしたのがきっかけです。一年合格のために、講義が組み立てられていること、通学で通えることが決め手でした。

LECの中で、田中クラスを選んだ理由

Q.皆さんは、LECの中でもなぜ田中クラスを選んだのですか。

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Sさん:
私は、とにかく早く受かりたかったので、1年合格コースを選びました。私の専攻は工学なので、1、2年の教養のうちに法律の基礎を固めて、なるべく大学の勉強に支障をきたさない早いうちに受かってしまいたいと思っています。

写真04

Mさん:
前述した民法の無料講義が田中先生が講義されているもので、田中先生の講義がわかりやすいというのがLECを選んだ理由だったので、迷うことなく田中クラスを選びました。

写真05

Oさん:
全て田中先生に一貫して指導していただけることが魅力的でした。

学業との両立のコツ
〜タイムスケジュール 学校、予備校、勉強方法、時間配分〜

Q.SさんOさんは1年コースでしたのでかなりスケジュールがハードだったと思いますが、大学の勉強と予備校の両立はどのようにされましたか。

Sさん:
大学生なので、幸い長期休みが長く、そこを重点的に法律の勉強に当てました。大学の授業がある期間は大学の勉強で手一杯になっていて、法律の方は講座に出て電車の中で軽く暗記をするくらいでした。
1年の間は潔く講座に出ることだけで妥協して、ほとんど復習には手が回っていなかったくらいです。ただ、入門講座も論文指導も基本的に講義を集中して聞いていればそれなりに知識がついてくるのでその点は本当に助かりました。1年の最後の春休みに入ったあたりから法律の勉強にシフトして、そこからは法律を結構勉強しました。論文直前期は大学の授業前とかにチェックシートを読んで勉強していました。

Oさん:
大学の授業以外の普段の勉強は予備校が中心でした。大学の試験直前にはそちらの対策に時間が取られることもありましたが、そちらもなるべく計画的に進めて予備校の勉強をメインで継続的に行なっていました。

Q.Mさんは、医学部ということもあり大学の勉強との両立を考えて2年コースを選択されたのでしょうか。

Mさん:
私はきちんと合格まで無理なく学習を続けられるように2年合格コースを選択しました。このコースでは最初の1年で基礎的な講座、2年目により実戦的な講座を受講するカリキュラムとなっており、無理のないスケジュールでじっくり学ぶことができました。そのおかげで大学の授業やサークル、アルバイトにも十分な時間を割くことができ、予備試験合格まで満足のいく大学生活を送りながら学習を進めることができました。また、講義に欠席してもWeb上で録画の講義を見ることができ、自分の都合に合わせて効率よく学習することができました。

普段の勉強で意識したこと

Q.普段勉強する際、どんなことを意識して勉強していましたか。これが役に立ったとかこの点は注意したとか。

Sさん:
勉強で意識していたことは、1問1問を大事にすることです。法律の勉強、特に論文の勉強にあたっては、自分が知らないことが出たら一発でアウトなので、ついついたくさん問題を解かないといけないという思考に陥りがちです。ですが、その方法では思考過程や書き方の上達に繋がりにくいと考えていました。
私は1問1問にかなり時間をかけて、同じ問題を少なくとも2回考え直してノートにまとめてありました。一つでも多くの問題を解こう、ではなく一度やった問題は絶対忘れないようにしようと意識して毎日勉強しています。田中先生の論文講座も1つの問題にかなり長く時間をかけるので、論文の過去問についてはとてもよく理解できました。

写真06 写真07

Mさん:
成功したと思うことは、論文式試験の練習としてまず模範解答の真似から始めたということです。論文基礎力養成答練の解説講義で柴田先生から「論文式試験において独創性は不要」「模範解答の丸写しでも勉強になる」ということを教わったので、論文対策では模範解答をまねることを意識して練習を始めました。この勉強法で暗記すべき規範の言い回し、実際のあてはめの仕方を効率よく習得できたと思います。

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Oさん:
通学の授業に出席して勉強のペースを掴むことができたことが良かったと思います。また、暗記すべき部分、理解すべき部分を区別して勉強してきたことが良かったと思います。

写真10 写真11

勉強継続の秘訣

Q.途中で挫折せず、勉強を最後まで継続させる秘訣や勉強を楽しくさせるコツは何でしょうか。

Sさん:
ライブで講座を受けるというのはとてもよかったです。LECに通って定期的に田中先生や他の生徒の方と顔を合わせて話をすることで、モチベーションが保たれていたと思います。特にゼミは先生に聞かれて順番に答えていく形なので、勉強した成果が見えやすく楽しかったです。答えられないと勉強不足を痛感することになりますが。

Mさん:
続ける秘訣としては予備校を最大限利用することだと思います。実際に講義に出て直接先生から教わるというのがモチベーションの維持に一番つながると思います。LECは講義をしてくださる先生と受講生との距離感が近く、疑問に思った点を質問することに対して心理的ハードルがありません。講義後にすぐに質問できることや、論文直前ゼミのような双方向性の講義での刺激がやる気の維持につながりました。

Oさん:
通学で周りに優秀な仲間がいたことが、挫折しそうになっても早めに回復できた理由だと思います。試験勉強を楽しくするのは難しいですが、田中先生が直接添削してくださり、時折良い答案を書けたときに先生がそうおっしゃってくださったことはモチベーションにつながりました。

コロナ渦での勉強について

Q.昨年は、コロナウィルス感染症の影響で学校が閉鎖されたりLECでも生講義が中止されたりし勉強のペースが乱れたのではないかと思いますがコロナの影響で一番辛かったことはなんですか。

Sさん:
コロナで講義ができなくなるかもしれないという不安は多少ありましたが、すぐにzoomで行う体制が整ったので、とてもありがたかったです。コロナのおかげで大学がオンラインになって、勉強する時間が増えましたし、予備の日程もずれて余裕ができて、むしろコロナは私にはプラスに働いたと思います。

Mさん:
模試や答練を自宅で受験することが増えたことで、現場で受ける練習ができなかったことです。

Oさん:
ずっと家にいて、息抜きのきっかけや気を抜ける隙間時間がなくメリハリがなかったことです。

Q.そのような状況下で勉強を続けられたのはなぜですか。

Sさん:
コロナ禍においても臨機応変に講義をしていただいて、勉強が途切れることがなかったのがよかったです。予備の日程がずれても講義やゼミが断続的に行われて、孤立することがありませんでした。

Mさん:
先程申し上げた論文直前ゼミにZoomで参加できたことだと思います。ちょうど夏休み明けから論文直前期までは大学の実習が毎日遅くまで入っていて、渋谷駅前本校まで移動する時間がなかったので、Zoomという参加形態があったおかげでこのゼミに参加出来ました。

Oさん:
オンラインの講義でも、リアルタイムだと一緒に勉強している実感があり通学と変わらずモチベーションを保てました。

そうですね、LECは昨年6月くらいから他社に先駆けてZoomでの講義を実施していましたからね。
このような経験から今年から、入門講座は生講義やWeb講義もZoom併用で受講できるようなシステムを構築し全国どこにいても生講義と同時間に講義を受講することができるようにいたしました。

短期合格の秘訣

Q.SさんMさんは1年、Mさんは2年という超短期で予備試験に合格されましたが、短期合格の秘訣はなんでしょうか。やるべきことやってはいけないことを教えてください。

Sさん:
必要なこととしては、コンスタントに勉強していくことです。忙しくても講義には出て、おいて行かれないようにすることが大事だと思います。不必要なこととしては、講義で触れていないことについて勉強することとか、講義で扱った問題や過去問以外の問題に手を伸ばすことです。

Mさん:
失敗したことは、インプットを完璧にすることにこだわったあまりアウトプットを始めるのが遅くなってしまったことです。学習を始めたばかりの頃はどうしても講義や7summits等のテキストの内容をちゃんと暗記しようとしてしまいがちだと思います。しかし、いろいろなところでよく言われるように実際の試験でアウトプットできるのはアウトプットの形で覚えたものだけです。
私は、実際に問題を解く上で必要となるスキルは問題を解きながら身につけるのがもっとも効率が良いということに学習二年目にしてやっと気づきました。学習一年目は入門講座の復習に重きを置いていたのですが、論文基礎力養成答練の復習にもう少しウェイトを置いたり、短答式試験や論文式試験の練習問題をもっと早く始めたりしていれば、成績が伸びたのではないかと思います。

Oさん:
スケジュール作りや、基本的なノート作成など、予備校に頼れば時間を節約できることについては、予備校に頼ることが必要だと思います。

田中クラスの良かった点

Q.皆さん田中クラスのご出身ですが、田中クラスにして良かった点はなんですか。

Sさん:
全てを田中先生に教えていただいたのはよかったです。全体をまとまりよく学ぶことができました。また、論文指導でとても力がつきました。どうやって書くべきか、どう考えるべきかがきちんと学べました。

Mさん:
真っ先に思いつくのは田中先生クラス生向けの論文直前ゼミや口述式試験対策のゼミといった双方向性の講座に参加出来たことです。大人数での実施が難しい形態である分、この講座を七法と法律実務基礎科目の全ての科目についてみっちりと出来たことによる効果は絶大なものだったと思います。

Oさん:
通学で通えたこと、先生に一貫して指導していただけたため、先生から客観的に私を見た視点からの個人的なアドバイスをいただけたことが良かったです。

そうですね。田中講師は直接添削や論文直前期にゼミも実施してくださいましたからね。

合格するまで辛かったこと

Sさん:
一番辛かったのは、試験の直前期です。どの試験もいまいち自分が受かるレベルにあるのか自信がなくて、近づくにつれてどんどん緊張していきました。どの試験の時も直前の講義で先生や他の生徒の方と話して気持ちを多少落ち着かせられて、その点でも直前の講義は出てよかったと思っています。

Mさん:
東大生特有の問題かもしれませんが、学部に進学する二年生の後半から大学の授業が一気に忙しくなったので、それと予備試験の勉強との両立に慣れるのが大変でした。

Oさん:
LECの方々にも常々応援していただいていたので、受からなければというプレッシャーはかなり強かったですが、逆に良かった点でもあると思います。

将来どのような法曹になりたいか

Q.皆さんどのような法曹を目指されていますか。

Sさん:
将来は工学系の研究者か技術開発者になりたいです。その中で、法曹としての知識が役に立てばと思っています。

Mさん:
医師としての経験や知識等、自分ならではの強みを社会のために生かすことのできる法曹になりたいと考えています。

Oさん:
人の気持ちに寄り添い、情熱、思いやりを持ちつつも、冷静さ、客観性も兼ね備えた法曹になりたいと考えています。

これから予備試験を目指す方へのメッセージ

Q.では、最後にこれから予備試験を目指される方にむけてメッセージをお願いします。

Sさん:
かなり厳しい試験ですが、一つ一つ積み重ねていけば道は開けると思います。

Mさん:
法律を学ぶのが面白いと思った方はぜひ諦めずに勉強を続けてください。LECのサポートと自分の力を信じて学習を続ければ必ず合格できます。応援しています。

Oさん:
予備試験の勉強は、時に辛いこともあるとは思いますが、こういった時にどうやって勉強をし続けられるかを考えておくと良いのではないかと思います。私のように、このカリキュラムに沿って勉強すれば受かるはずと信じて勉強し続けるのも一つの手だと思います。私もまだ司法試験に向けて勉強をしなければいけない身なので、一緒に頑張りましょう。

どうもありがとうございました。

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