0570-064-464

0570-064-464

menu

資料請求

資格取得・通信教育

受講相談 online
0570-064-464

0570-064-464

平日 9:30〜19:30 | 土日祝 10:00〜18:00

千葉市役所で働くには?採用試験の難易度や倍率、試験日程について解説

更新日:2024年10月22日

談笑している職員
このページのまとめ
千葉市役所では、町内自治会との連携といった市民に近い距離の業務に携わることができると同時に、地域活性化のため地元の野球チームの「千葉ロッテマリーンズ」とのコラボ企画や都市計画業務等の大きい業務まで幅広く関わることができます。
千葉市役所の一般行政職職員の平均給料月額は316,200円で、各種手当を含めた平均給与月額は472,632円です。
千葉市役所の採用試験は行政Aと行政Bに分かれており、国家一般職等の専門試験が課される試験種との併願を考えている方は行政Aを、民間企業や教養試験のみの試験との併願を考えらいる方は行政Bでの受験を選択される方が多いです。
目次
千葉市役所で働くって?
千葉市はこんな自治体
千葉市役所の仕事内容・魅力
千葉市役所のキャリア
千葉市役所の給料・年収
千葉市役所の採用試験について
千葉市採用試験の採用区分と受験資格・年齢制限
採用区分について
受験資格・年齢制限について
千葉市役所採用試験の倍率・難易度・合格者数推移
千葉市役所の採用試験の試験内容
千葉市役所の採用試験の日程について
千葉市役所採用試験の試験対策
試験勉強のコツは?
試験勉強時間の目安
併願について
よくある質問
まとめ
\まずはここからスタート!/
資料を請求する

千葉市役所で働くって?

千葉市はこんな自治体

千葉市は、千葉県のほぼ中央部、東京都心まで約40キロメートルの地点に位置する、千葉県の県庁所在地です。また、政令指定都市であり、中央区・稲毛区・花見川区・若葉区・美浜区・緑区の6区で編成されていて、人口はおよそ97万人です。千葉県内の幹線道路及び千葉都市モノレールなど、鉄道の起点となる千葉駅が位置することから住みやすいまち、ベットタウンとして日本有数の都市です。また、千葉市は花見川千本桜緑地、稲毛海浜公園、千葉公園、昭和の森に代表されるように温暖な気候と肥沃な土地に加えて、東京湾に接しているため、豊かな水辺と緑があり自然環境に大変恵まれている土地といえます。そして、日本三大貿易港の千葉港を有する港湾都市であり、京葉工業地帯の一角をなしている他、アジア地域有数の国際日本市で有名な幕張メッセがあります。それゆえに世界に開かれた国際都市の役割も担っています。

千葉市役所の仕事内容・魅力

千葉市役所の職員の業務は多岐に渡ります。例えば、年金や健康保険など各種社会福祉に対する相談、手続き、防災防犯への対策を含めた町内自治会との連携業務があります。これらの業務は市民に近い距離で行うことが出来ます。
また、千葉市に訪れてみたい、住んでみたい方を増やして地域が活性化していくために、本拠地とする野球チームの「千葉ロッテマリーンズ」やサッカーチームの「ジェフユナイテッド千葉」とのコラボレーションイベントの企画立案を行う業務や、市民が安心して暮らすことのできるまちを目指す都市計画業務等があります。専門的な業務や広範囲に渡る業務を通して千葉市を支える事もできます。このように千葉市役所は地域の住民と距離の近い身近な仕事から規模の大きい業務まで幅広く関わる事ができる、大変魅力的な仕事と言えます。

千葉市役所のキャリア

事務職の場合、新規採用職員は主に市民と接する機会の多い本庁事業部門や区役所等に配属されることが基本になります。そこから職員一人ひとりがやってみたい仕事を自己申告し、その申告内容をもとに千葉市役所は「ジョブローテーション制度」(概ね3〜4年毎に人事異動を行い複数の業務内容を経験してもらうこと)の考えを組み合わせて人事異動をおこなっています。また、千葉市役所は採用後4年間を職員としての基礎を築く重点育成期間と位置付けており、採用2年目には問題解決養成研修、3年目にはキャリアデザイン研修を実施する等、1年毎に段階に応じた手厚い研修を実施しています。複数の業務や部署、研修を経験し、能力を高めていく土壌が千葉市役所にはあるといえます。

千葉市役所の給料・年収

令和5年(2023年)4月1日現在の一般行政職における状況は以下の通りです。
初任給(大学卒) 183,500 円
平均年齢 41.2歳
平均給料月額 316,200円
平均給与月額 472,632円
【参考:千葉県】 平均給料月額 303,122円
\まずはここからスタート!/
資料を請求する

千葉市役所の採用試験について

千葉市役所採用試験の採用区分と受験資格・年齢制限

試験区分について

千葉市役所の行政事務区分は行政Aと行政Bに分かれています。国家一般職のような、専門科目の試験が課される職種を含めて併願を考えている方は行政Aを、民間企業を含め教養試験のみが課される自治体での受験を考えられている方は行政Bでの受験を選択される方が多いです。共に1次筆記試験の日程が同じなので両方の区分を選択することはできません。なお、いずれの区分においても、試験の実施方法は異なりますが、採用後の職務内容に差異はありません。市長部局、各行政委員会事務局等で、一般行政事務に従事します。

受験資格・年齢制限について

千葉市役所の受験資格は行政A・Bの場合、以下のいずれかに該当する人です。

<2024年度の場合>
日本国籍を有する人
平成8年4月2日から平成15年4月1日までに生まれた人
(ただし行政Bは、昭和39年4月2日から平成15年4月1日までに生まれた人)
平成15年4月2日以降に生まれた人で、大学を卒業した人または令和7年3月31日までに卒業見込みの人、または人事委員会が同等の資格があると認める人

千葉市役所採用試験の倍率・難易度・合格者数推移

令和5年(2023年)度採用試験 実施状況
試験区分 採用
予定者数
第1次試験
受験者数
第1次試験
合格者数
第2次試験
受験者数
最終
合格者数
倍率
行政A 55名 420名 194人 186人 112名 3.8倍
行政B 5名 179名 134人 29人 11名 12.2倍

千葉市役所の採用試験の試験内容

令和6年(2024年)度採用試験 行政Aの場合
試験科目 試験時間 内容 配点
第1次
試験
筆記試験 教養試験 150分 択一式【55問中45問選択解答】
【30問中20問選択解答】
知識分野(社会科学、人文科学、自然科学)
【25問全問解答】
知識分野(文章理解、判断推理、数的推理、資料解釈)
100点
専門試験 120分 択一式
50問中40問選択解答
政治学、行政学、憲法、行政法、民法、労働法、経済学、財政学、社会政策、国際関係、経営学、教育学、社会福祉概論(社会保障を含む。)、社会学概論
100点
面談試験 主として人物、性格等についての個別面談による試験 200点
第2次
試験
論文試験 60分 記述式(800字程度)
与えられたテーマについて記述する筆記試験
50点
面接試験 主として人物、性格等についての個別面談による試験 150点
令和6年(2024年)度採用試験 行政Bの場合
試験科目 試験時間 内容 配点
第1次
試験
筆記試験 教養試験 60分 択一式
【60問全問解答】
社会についての関心や基礎的・常識的な知識、職務遂行に必要な基礎的な言語能力・論理的思考力について、高等学校卒業程度の活字印刷文による筆記試験
100点
集団討論試験 与えられたテーマに対する討論形式での口述試験 200点
第2次
試験
自己PR
論文試験
60分 記述式(800字程度)
自己PRできる経験や成果について記述する筆記試験
50点
面接試験 個別面接 150点

※行政Bには語学加算があります。

千葉市役所の採用試験の日程について

令和6年(2024年)度採用試験 事務・技術の場合
第1次試験(筆記試験) 6月16日(日)
面接試験、集団討論試験対象者発表 6月21日(金)
第1次試験(面接試験・集団討論試験) 6月27日(木)〜7月3日(水)のうち1日
第1次試験合格発表日 7月8日(月)
第2次試験(論文試験、自己PR論文試験) 7月13日(土)
第2次試験(面接試験) 7月18日(木)〜8月2日(金)のうち1日
最終合格発表 8月中旬〜下旬

千葉市役所採用試験の試験対策

試験勉強のコツは?

(行政A事務)一般的に専門科目が課される公務員試験において、筆記試験で問題数が多い重要科目は教養科目で文章理解と数的処理、専門科目で憲法、民法、行政法、経済原論と言われています。その中で、行政A事務区分の特徴は、筆記試験の教養科目の知識分野(社会科学、自然科学、人文科学)と専門択一分野が選択式である点です。重要科目を中心に学習を進め、自分の得意分野に合わせて科目を選択する戦略を取ることにより、得点力の向上が見込めます。しかし、千葉市役所は行政AB共に最終合格者の決定は2次試験の結果により決定する、いわゆるリセット方式を採用していますので、筆記択一試験対策に偏るのではなく、論文対策や面接対策をバランスよく行っていく必要があります。
(行政B事務)1次試験で専門科目が課されない代わりに集団討論試験が課されます。また、2次試験では自己PR論文試験が課されるので、人物重視の選考であることが読み取れます。時間をかけて、自分を見つめなおし、他人に表現する訓練を積む必要があります。また、行政Bは2次試験で語学力加算の配点がありますので、最終合格者が決まる2次試験の得点アップを狙うのもおすすめです。

試験勉強時間の目安

一般的な公務員試験で教養試験のみを対策する場合には300〜500時間が必要と言われています。一方、国家公務員一般職試験などのいわゆる専門試験も課される試験を併願する場合には、概ね1,000〜1,200時間が必要とされています。つまり、長期的な計画を立てつつ、効率的な学習が求められると言えるでしょう。学業や仕事をやりながら、筆記対策、論文対策、面接対策とやらなければいけない事が多岐に渡る中で、優先順位を見誤らない事が重要です。焦らずに、周りに頼りつつ、自分の事を客観的に分析しながら合格に向けて取り組んでいきましょう。

併願について

日程的には、いわゆる地方上級の日程に含まれるため、行政A対策である専門試験の対策学習を前提とすると、国家公務員総合職試験、一般職試験、国税専門官、財務専門官、労働基準監督官、裁判所事務官などの国家専門職試験とも併願が可能になります。また、例年5月に行われる東京都庁や特別区、7月や9月の市役所とも日程が重複していないため受験が可能です(筆記択一試験が教養試験のみ出題の自治体も含む)。さらに、国立大学法人等も可能になるため、考えられる併願先の数も充実しているといえます。

よくある質問 ※2024年度の千葉市上級事務行政A(大学卒業程度)

Q.千葉市の試験科目は?
A.第1次試験は筆記試験で教養試験、専門試験、口述試験で人物についての個別面談が課されます。第2次試験はWEB上での適性検査、論文試験、口述試験で人物についての個別面接が課されます。
Q.千葉市の試験日程は?
A.第1次試験の筆記試験は6月中旬、面談試験は6月下旬から7月上旬の間で指定する1日、第2次試験の適性検査はウェブブラウザ上で7月上旬、論文試験は7月中旬、面接試験は7月中旬から8月上旬の間で指定する1日、最終合格日は8月中旬から下旬です。
Q.千葉市の受験資格(年齢)は?
A.日本国籍を有する人で、平成8年4月2日から平成15年4月1日までに生まれた人、平成15年4月2日以降に生まれた人で大学を卒業した人または令和7年3月31日までに卒業見込みの人、または人事委員会が同等の資格があると認める人が受験できます。

まとめ

千葉市は人気自治体であるため、志望される方は早期に対策を始めることをおすすめします。前述しているとおり一般的な試験内容でもあるため、その他の公務員試験との併願もしやすいです。チャンスを広げるためにも県内の他の自治体や国家公務員など等も併願先として検討することをおすすめします。

講師陣
監修者:LEC実力派の講師陣
LECは公務員試験の指導実績30年以上!
公務員試験を知りつくしたプロ!LEC講師陣が全国で公務員を目指す受験生のために丁寧に指導。
経験豊富な受験指導のプロが受験生の疑問や悩み・不安を解消し、最終合格・内定まで、完全サポートしていきます。
合格に導く実力の講師陣

LECが選ばれる理由

PAGE TOP