小野 彩加 さん
受験回数 | 1回 |
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主な受講講座 |
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司法書士を本格的に目指したきっかけ
私が司法書士を目指した理由は、法律を知らずに生きていくことに疑問をもったことがきっかけです。大学でも、経営・経済学を専攻していたため、法律を特に学ぶことがないまま社会人になりましたが、社会人になって労働法を意識したり、民法を意識したりすることが学生の時よりも格段に増えていきました。そんな中、ファイナンシャルプランナー2級の資格を取得する機会があり初めて法律に触れたとき、『法律を知っているのと知らないとでは、全然違う。自分や大切な人、周りの人のためにも法律をもっと勉強したい。』と思い始め、司法書士を目指すことにしました。
LECを選んだ理由を教えてください。
予備校のパンフレットを集めたりして、
- LEC出身の合格者が多いこと
- カリキュラムが充実していて効率が良いこと
- 講義スケジュールに無理がないこと
この3点でLECさんに決めました。どの予備校も安いとは言えない授業料でしたので、どこを選ぶにしても金額より、合格に一番近く、途中で勉強を投げ出さず続けられる学校にしよう。と思い、この3点が決め手となりました。
LECの新15ヵ月合格コースを受講していたよかった点
新15ヵ月合格コースを選んでよかった点は、週に一回の配信で、他の日は勉強以外のプライベートな時間の確保ができた点と、無理なく続けられた点です。
講座の申し込みの際には、仕事をしていて、当初は専業で勉強するつもりではなかったので、平日の夜、決まった時間に毎週講座を受講することが難しく、残業も出来なくなり仕事に影響すると思い、平日の講座は最初から諦めていました。また、週に何度も講義に行くこと自体、私の性格的に、逃げ出してしまいそうだと思いました。
結果的には、一発で合格する!と決めたので短期でのアルバイト以外、ほぼ専業で勉強することになったのですが、やはり仕事以外でも、15ヶ月もあると、状況や環境が変わっていき、なかなか決まった時間の確保ができなくなっていきました。それでも、週に一日であれば講義に時間をあてることができましたし、自分の空き時間のなかで、自分に合ったペースで、進めていくことができました。
小野さんの勉強スタイルを教えてください。
講義は、一回しか聞かないと決めていたので、復習はブレークスルーテキストを読み込み、実際に過去問をといてどういう問題形式で問われているのかを講義を聞いたあとすぐ把握していました。また、何度も担当の先生が強調しておっしゃったところや、今年狙われる点や毎年出題されている点は、あとで見直しても分かるようにしていました。
記憶の方法は、私は何度も目にするほうが覚えるので、あまり疑問点も深く考えず、繰り返して覚えることに重点を置いていました。何回見ても暗記できない箇所は、手に油性ペンで書いてお風呂で消す前に再度確認をしたり、遊びに行っている最中もテキストは開けないので、目に入るようにしたりしていました。
最初は理解できなかった点も、民法と不登法が繋がったりして、理解できていくことが多かったです。そのあたりから、頭の中がハテナばかりではなくなり、面白くなっていきました。合格することを目的とした勉強期間だったので、濃淡をつけて、試験の過去問レベルを一番に考えて勉強していました。
モチベーションを維持する方法を教えてください。
仕事は、アルバイトをするにも、法律から離れないようにしていましたし、昼休みも参考書を読んでいました。趣味との両立というよりは、司法書士とは関係のない友達と息抜きに遊びに行ったりしていました。直前期はさすがに遊びに行っても夜4時間だけ。と決めて行ったりしていましたね。
毎週土日は、祖母の見舞いがあり朝から夜まで勉強時間をとれなかったりしましたが、見舞いに行っても病院で勉強したり、逆にその時間は勉強を忘れようと思いっきりオフにしたりしてメリハリをつけていました。
集中力が切れたら、音楽を聴きながら勉強したり、アニメをケータイで流しながら勉強したりしていました。目にするだけでも脳には残っていると信じて、とにかくどんな気分の時も、勉強机に座るようにしていました。
これから司法書士を目指すみなさん(学習前の方)にメッセージ
合格するにはそれぞれの勉強方法、合格への道があると思います。
勉強は一人で頑張るしかないですし、孤独に思うことも多いですが、周りの応援や協力は本当に心強いものです。最後まで自分のペースを保ち、自分に合った勉強方法で、講師やブレークスルーを信じて、努力し続けた結果が合格に繋がり、また、応援してくれた家族や友人、LECの先生方のおかげで諦めずに努力できたと思っています。これから取得を目指す方も、自分に合った勉強方法で合格することをまずは考えて逆算しながら、最後まで頑張ってください。
小野さんの学習アイテム紹介
筆記具
- ボールペン
- 替え芯は全色10袋ぐらい常備していました。
- 消えるペン
- 講義で担当の先生がお話された内容を書いたり、過去問から解説の判例や答練・模試で出題された問題を書いたりしていました。
それで、覚えたところやもう必要ないな、というところは消していました。
書いてもすぐ消せるので、どんどん書いては覚えてという作業を繰り返していました。
講義で強調があったところピンク、過去問など覚えたいところは黄色、その二つが重なったオレンジのところは大事なのでキーワード的に覚えるようにしていました。
ボールペン・消えるペン
黄色とピンクの蛍光マーカー
教材
ブレークスルーテキスト、ケータイ司法書士、合格ゾーンだけで勉強。
- ブレークスルーテキスト
- ファイルは科目ごとに色を変えていました。
講義ノートはばらばらにして関連するブレークスルーにリンクさせるようにしていました。
ブレークスルーテキスト
ブレークスルーテキスト
- 付箋
- 試験の前日に確認したいところを前々から付箋をつけるようにしていました。
付箋
- 条文
- 条文を理解するのが苦手でした。
否定したかと思ったら、また肯定されたり、内容がつかみにくかったので、センテンスごとに区切って内容理解につとめました。
条文
- ケータイ司法書士
- お風呂で読んだり、リビングやトイレなどの全部屋に置き、どこの部屋に行っても勉強できるようにしていました。
あとは、外出時にも勉強できるように車、かばんの中にも入れていました。
ケータイ司法書士