簡裁訴訟代理権を有する司法書士(認定司法書士)は今や全司法書士の過半数を超え、合格者の皆さんにとって簡裁考査を突破することは、もはや司法書士として活躍する上での必須条件といっても過言ではありません。
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簡裁考査の概要
司法書士が、簡裁訴訟代理等関係業務を行うためには、司法書士試験に合格するだけでなく、特別研修を修了し、その後に行われる簡裁訴訟代理能力等認定考査(簡裁考査)に合格することが必要です。その上で、法務大臣の認定を受けてはじめて、簡裁訴訟代理等関係業務を行うことができるようになります。
そのため、この考査に合格し簡裁訴訟代理等業務を行う資格を取得した司法書士のことを一般の司法書士と区別して「認定司法書士」と呼びます。
司法書士試験合格後の研修・考査スケジュールの概要
※新人研修は、新たに司法書士となる者が「職責と社会的使命を自覚するとともに、法律に関する理論と実務を身につける」ことを目的として、司法書士試験に合格し、今後1年以内に司法書士として登録することを予定している人を対象として行われています。新人研修は・全国の合格者を集めて行う中央研修と・地域ごとに行われるブロック研修、さらに・各都道府県の司法書士会(単位会)ごとに実施される司法書士会研修に分かれています(単位会研修の実施時期は司法書士会により異なります)。
特別研修
- 実施時期
- 例年5月下旬からから7月上旬
※令和5年度の特別研修については現時点で情報が出ておりません。 - 研修時間
- 100時間程度
- 研修内容
- 司法書士が簡裁訴訟代理等関係業務を行うにあたって必要な能力を習得することを目的として、講義形式のほか、少人数でのゼミ、模擬裁判研修など、実践的な研修が行われます。
簡裁訴訟代理等能力認定考査(簡裁考査)
- 実施時期
- 例年9月
- 試験時間
- 2時間
- 試験内容
- 事実認定の手法に関する能力、立証活動に関する能力、弁論及び尋問技術に関する能力、訴訟代理人としての倫理に関する能力その他簡裁訴訟代理等関係業務を行うのに必要な能力を習得したかどうかについて、記述式により行われます。
リーガルマスター簡裁考査完全解明講座
全37時間に及ぶ万全の対策で認定司法書士へ
簡裁訴訟代理権を有する司法書士(認定司法書士)は今や全司法書士の過半数を超え、合格者の皆さんにとって簡裁考査を突破することは、もはや司法書士として活躍する上での必須条件といっても過言ではありません。
LECでは、司法書士試験を合格された皆さんに続けて簡裁考査に一発で合格していただくべく、講座をご用意しています。要件事実論の講義・演習から過去問解析まで、必要な対策が一体化されたカリキュラムです。全37時間の充分なボリュームで、皆さんを認定司法書士へと導きます。
講義内容
講義編:研修だけでは習得が難しい分野も分かりやすく説明
演習編:LECオリジナル問題で習得した知識を確認し、仕上げる
過去問解析編:5回分の過去問題を各1時間で解説
担当講師
荒川 秀一 LEC専任講師