LEC合格講座出身の司法書士実務家の方々にインタビューしました。
合格後の進路は法人事務所勤め、独立開業、海外出向と選択肢に幅があり、また登記・裁判・成年後見・相続業務、企業法務など業務内容も多岐に渡ります。
司法書士を目指す方にとって、合格後の就職やビジョンを考える上で参考になれば幸いです。
責任が重い分お客様に頼っていただきやりがいがあります。
立石 和希子 先生
合格年度 | 平成23年度(在学中合格) |
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開業年度 | 平成26年度 |
事務所名 | 司法書士事務所 fine |
現在の仕事での苦労や仕事でのやりがい
司法書士業務というのは、当然ながら責任の重い仕事です。一方で責任が重い分お客様に頼っていただきやりがいがあります。
自分で責任を持って、仕事をこなしていく習慣は非常に大切だと思います。責任と自由は表裏一体ですので、そのどちらも体験できる非常に楽しい仕事です。
大学在学中に司法書士を勉強してよかったこと
在学中に司法書士を勉強して良かったことは2点あります。
まず1点目は、仕事と勉強との両立は非常にハードということです。仕事はお客様の都合に合わせて動くことがほとんどですので、時間的にも体力的にも勉強に全力投球するのが難しいです。学生時代は比較的自分で調整できますので勉強に集中することができます。
2点目は、卒業後すぐに多くの経験を積み、色々な人に出会うことで視野が広がることです。社会人1年目から司法書士として働くことで、色々な人とお話をして視野が広がり、別の課題に気付くこともできました。
司法書士になって良かったこと
法律家の仕事は弁護士のような紛争解決・相談業務とイメージしていたのですが、登記申請という司法書士実務を経験したときはイメージと全然違いました。しかし、司法書士は前向きな仕事が多く、会社の登記業務は特に社長様とお話できて楽しいです。ポジティブな空気で仕事ができることが、司法書士になって一番良かったことです。
これから司法書士試験合格を目指す方へのメッセージ
まずは、絶対に短期で合格すると誓って勉強を開始してください。気持ちだけで合格するものではないですが、この気持ちなくしては合格できないと思うからです。司法書士になりたいけど・気になってはいるけど、実際どのような業界なのか・食える職業なのか気になっている方は、ぜひご連絡下さい。やる気と希望いっぱいの皆様の試験合格を、心より応援しております。
立石先生のお仕事アイテムを大公開
仕事をする上で欠かせない文房具
書類を作成する際に必要な印鑑と朱肉とスタンプマット、書類を纏めるホチキスを大きいポーチにまとめています。
スマートフォン
手帳代わりに使用しています。予定ごとに色分けをして一目で分かるようにしてあります。