LEC合格講座出身の司法書士実務家の方々にインタビューしました。
合格後の進路は法人事務所勤め、独立開業、海外出向と選択肢に幅があり、また登記・裁判・成年後見・相続業務、企業法務など業務内容も多岐に渡ります。
司法書士を目指す方にとって、合格後の就職やビジョンを考える上で参考になれば幸いです。
40代で合格後司法書士法人事務所に就職!
久保田 純史 先生
合格年度 | 2018年度 |
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事務所 | 司法書士法人UNIBEST |
司法書士になろうとしたきっかけ
明確なきっかけはなかったように思います。自身の責任と裁量で働くことができる資格職に興味はあったと思いますが、なぜ司法書士だったのかはわかりません(笑)。
ほんの偶然のひらめきだったような気がします。
司法書士になってよかったこと
司法書士の職能は予防法務にあると考えています。争いを未然に防止するための法律の専門家として社会に貢献できることに、誇りと喜びを感じております。
現在主に行っている業務について
主に民事信託組成支援を行っています。
また、新規商品開発にも携わっており、直近ではデジタル遺産の相続対策についての業務を開始しました。
印象に残っている仕事のエピソード
民事信託などの財産管理に関する業務を多く扱っていますので、登記業務に比べ、ご依頼者様との関係はより密接なものになることが多くなります。
ご依頼者様ご家族の課題をお聞きしたうえで、最適な解決策をご提案できるよう心掛けています。
業務が完了した際にお客様から感謝のお手紙などをいただくこともあり、やりがいを感じています。
今の事務所に就職しようと思った決め手
所長(現:代表)の「我々は登記屋であってはならない。事務屋であってはならない。我々は法律家である。」の理念が、自身の目指す司法書士像とマッチしたことが決め手でした。
これからやってみたい業務や、今後のビジョン
これまでにないような社会の大きな変化の時期にあって、司法書士の業務や、その在り方にも、時代に対応した変化が求められることとなります。既存の業務にとらわれることなく、広い視野・柔軟な姿勢をもって、新しい世代の司法書士のみなさんとともに、新たな司法書士業界を築いていきたいと願っています。