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公務員と民間企業の併願は可能?メリット・デメリットや受ける際のコツ・ポイント!

更新日:2024年5月30日

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公務員と民間企業、どちらを受験するか迷われる方も多いでしょう。これ、実はどちらも受験できることをご存じでしたか?ただやみくもに受験することはリスクも伴うため、対策には様々な注意が必要です。このページでは公務員と民間企業の併願についてのメリットやデメリット、また受ける際にはどんなことに気を付ければよいのか、そのコツやポイントなどを詳しく解説します。

目次
就活で公務員試験と民間企業の併願はできる
公務員と民間企業を併願するケース
公務員と民間企業を併願するメリットとは?
1:キャリアの幅が広がる
2:採用リスクの分散
3:対策が共通している部分がある
4:自己理解を深めることができる
公務員と民間企業を併願するデメリットはある?
1:時間管理の難易度が上がる
2:短い期間での対策が難しい
公務員と民間企業を併願するために準備すべきこと・コツ
1:自己分析・他己分析で自己理解を深める
2:情報収集ツールを活用し、常に最新の情報を入手する
3:自分にあった志望先に絞って応募する
公務員と民間企業の併願を成功させるためのポイント
1:明確なスケジュール管理
2:効率的な時間配分
3:ストレス管理とメンタルケア
公務員と民間企業の併願は隠したほうがいい?
公務員試験対策ならLEC東京リーガルマインド
まとめ

就活で公務員試験と民間企業の併願はできる

公務員試験と民間企業を併願することは可能です。併願をしてはいけない、というルールは全くありません。また公務員試験合格者にも、民間企業を併願していた人はたくさんいます。

ただ、併願をする際には注意点があります。

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  • 受験先はよく選ぶこと(採用されても行きたいと思わないところを受けても仕方がありません)
  • どちらもおろそかにしないよう、対策スケジュールは入念にたてること
  • どちらの結果にも一喜一憂せず、どんな結果も次に引きずらないこと

公務員試験を受験する場合は、民間企業よりも試験対策に多くの時間を必要とします。本命をしっかりと見定め、またどんな結果も前に進む糧として、時間を大切に使うことが大切です。

公務員と民間企業を併願するケース

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公務員と民間を併願する場合、自分にはどのケースが当てはまるのかを確認しましょう。

ケース①:第一志望が公務員
民間企業をリスクヘッジとして受験するケースです。この場合、公務員試験は一般的に民間企業の採用試験よりも遅いスケジュールとなります。民間企業の内定を獲得しておくことで落ち着いて公務員試験を受験できるでしょう。
ケース②:第一志望が民間企業
自分の選択肢を広げるために公務員を受験するケースです。このタイプはあまり多くありませんが、大手企業を第一志望としているが、場合によっては公務員に進むと考えている人などがあげられます。こちらは本命の採用が先に行われることも多く、対策する順序などはよく検討する必要があります。
ケース③:公務員と民間企業の両方に意欲がある
第一志望を決め切らずに、両方を視野に入れて受験するケースです。自分の方向性や就活の軸が見定め切れていない人も多いでしょう。どちらも偏見なく見ることができるので、就活を進めるうえで新しい発見があったり、自分に合った就職先を見つけることができますが、どちらを優先的に対策すべきか決めるのが難しいため、方向性はよく考える必要があります。

公務員と民間企業を併願するメリットとは?

公務員と民間企業を併願するメリットには、キャリアの幅を広げたり、自己理解が深まることに加えて、採用リスクの分散や対策の共通部分を理解できるところなど、さまざまなメリットがあります。それぞれ詳しく解説します。

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1:キャリアの幅が広がる

両方の選択肢を持つことで、自分に最も適した職業を選択できる可能性が高まります。公務員と民間企業では求められる人物像やスキル、業務内容などが異なるため、どちらの環境が自分に合っているかを見極めることが大切です。選択肢を広げておくことで、より多くの可能性の中から自分のやりたいことや求める環境を探し出すことができます。

2:採用リスクの分散

公務員と民間企業のどちらか一方の専願としてしまうことで、うまくいかなかった場合に就職活動全体がリスクにさらされてしまう危険性があります。公務員も民間企業も両方を併願することで、そのリスクを分散させることができます。特に経済状況や採用枠の変動に対応しやすくなるでしょう。

3:対策が共通している部分がある

公務員試験と民間企業の採用プロセスは異なる部分もありますが、筆記試験の対策や個別面接やグループディスカッションの対策などは共通している部分が多くあります。+アルファの対策になってしまうことを減らし、極力共通した職種を受験することで、効率的な就職活動が実現できます。両方に活用できるスキルを身に付けることで、どちらの採用試験にも柔軟に対応でき、将来の選択肢を増やすことに繋がります。

4:自己理解を深めることができる

公務員と民間企業の双方の求人情報や職務内容を比較検討することで、自分が実際にどのような環境で働きたいのか、どのような仕事に情熱を持つことができるのかを深く理解することができます。また、エントリーシートを作成したり面接を繰り返していく中で、自分のやりたいことや本来の自分の考え方などを見つめ直すきっかけにもなるでしょう。これは将来のキャリアを選択するうえで非常に有益だといえます。

公務員と民間企業を併願するデメリットはある?

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公務員と民間企業を併願する場合、時間管理の難易度の高さや短い対策期間ですべてをこなすことの難しさなどがあげられます。以下のデメリットを考慮して自分に最適な戦略を立てましょう。

1:時間管理の難易度が上がる

公務員試験と民間企業の対策を同時に行うことは、非常に多くの時間とエネルギーを消耗します。それぞれに対する準備やスケジュール管理が複雑になり、どちらに集中すべきか決めかねるタイミングが出てくる可能性もあります。自己分析や面接対策などの共通項以外で、志望先用に志望理由を整えたり、複数回の試験を受験するなどやることが増えるので、必ず優先順位をしっかりつけて、スケジュールを落とすことの無いよう翌日のスケジュールは前日までに確認しておくなどの対策を撮るように心がけましょう。

2:短い期間での対策が難しい

公務員試験も民間企業対策も、どちらも行う場合は対策の時間を十分に取る必要があります。特に公務員試験は一朝一夕の対策ではとても対応ができない場合が多く、民間就職試験での対策で対応できる(SPIやSCOAなどを一次試験としている)自治体は倍率の高い傾向にあります。
短期間で結果を出さなければならない状況であれば、併願は得策ではない可能性があります。併願する場合は早期から対策を行うことをおすすめします。

公務員と民間企業を併願するために準備すべきこと・コツ

公務員と民間企業をやみくもに併願するのではなく、戦略的に併願することで合格・内定を得やすくなるでしょう。そのために準備すべきことやコツをご紹介します。

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1:自己分析・他己分析で自己理解を深める

自己理解を深めることは、公務員・民間のどちらを受ける場合でも必須です。特に併願の場合、公務員と民間の両方を受験することにより、複数のエントリーシートを作成します。その記載内容に一貫性がないと、どの受験先に何を書いたのか、提出した企業によって記載内容が異なる、などその後の対応に苦慮することがあるでしょう。
また、項目3「自分に合った志望先に絞って応募する」でも記載しますが、手広くし過ぎることの無いよう、本当に自分が行きたいと思う企業・自治体を受験することが肝心です。自分のやりたいことや就活の軸を正しく見定めるためには、丁寧な自己分析と、可能であれば他己分析を活用し、自己理解を深めることが大切です。

2:情報収集ツールを活用し、常に最新の情報を入手する

公務員でも民間でも、常に最新の情報を入手することは非常に重要です。 併願する場合、丁寧にスケジュールを管理する必要があるため、まずは試験・選考の日程に重複がないか、よく確認しましょう。
また、試験の内容などに加えて、その自治体や企業の最新の情報を入手することで面接で問われそうなことや、組織の中で関心の高いトピックを確認することができます。もちろん、本当に自分が行きたい組織かどうか、自分が働いているイメージを持ち、少しでも違うと感じる部分があればよく考えなおすことも大切です。
情報収集には公務員であれば志望先のホームページを確認したり、直接庁舎などに出向きパンフレットや採用案内を入手することもできます。民間は企業のホームページや就活ナビサイトなどを利用するとよいでしょう。また、大学のキャリアセンターやハローワークなどでも情報収集ができますので、利用できるものは積極的に活用しましょう。

3:自分にあった志望先に絞って応募する

公務員と民間を併願する際に、志望する職種や分野を絞らず、ランダムに応募するのは危険です。公務員で志望する職種と異なる業種を選んでしまうと、プラスの対策が必要になってしまいます。本命の対策を行う時間が惜しいですから、受験先は職種が近しいところに絞って、採用された場合は行きたい、と思うところをリスクヘッジとして受けることがおすすめです。どちらが本命であれ、筆記や面接の経験は他の受験先にも活きてきますが、効率的に対策を行うためにも受験先はしっかり選ぶようにしましょう。

公務員と民間企業の併願を成功させるためのポイント

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公務員と民間企業の併願を成功させるためには、明確なスケジュール管理と効率的な時間配分、またストレス管理とメンタルケアが重要になります。これらのポイントをおさえて、納得のいく就職活動を行いましょう。

1:明確なスケジュール管理

公務員試験のスケジュールと民間企業の採用スケジュールを把握し、しっかりと管理することがとても重要です。特に、試験日や面接日が重ならないように注意し、優先順位を決めて効率的に準備することが大切です。面接や試験日を確認すると、どこでどの対策が必要なのか自ずと見えてくるでしょう。もし必要な対策がわからなければ、大学のキャリアセンターやハローワーク、また公務員対策予備校などに聞いてみるとよいでしょう。スケジュール管理は自分の使いやすいカレンダーやタスクリストのアプリなどを使用し、あまり複数のアプリや手帳を使い過ぎずなるべく一元化したほうが抜けや漏れを減らすことに繋がります。

2:効率的な時間配分

公務員試験と民間企業の専攻プロセスでは異なる準備が求められるため、効果的な時間配分が重要です。例えば、平日の夜や週末に公務員試験の対策を集中して行い、平日の昼間は企業の説明会や面接に参加するなど、時間を効率的に使い分ける工夫が必要です。また、移動中などのスキマ時間も活用するために、学習アプリを予めスマホにいくつか入れておいたり、復習用のすぐ確認できる単語帳やノートなどを携行しておくこともおすすめです。

3:ストレス管理とメンタルケア

公務員と民間企業の併願のために、これまでお伝えしてきたような対策を必死に講じていると、どうしても専願の方よりは負担が大きくなることでしょう。精神や体調を崩してしまっては元も子もありませんので、ストレス管理とメンタルケアが欠かせません。適度な休息をとり、リラックスする時間を確保することが大切です。また、家族や友人に相談することで精神的なサポートを得ることも重要です。健康を保つために、運動や趣味の時間も大切にしましょう。

公務員と民間企業の併願は隠したほうがいい?

公務員と民間企業を併願していることは、隠しておいた方がいいの?と考える方もいらっしゃるでしょう。併願を伝えてしまうことで不利になることはあるのでしょうか。

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まず、公務員と民間企業、どちらの選考時でも無理に併願していることを伝える必要はありません。ただ、併願しているかどうか聞かれた場合は嘘や隠し事をしてしまうと後々不信感を生むリスクがあります。併願を明かす場合は、信頼を得るための正直さと、それを保管するしっかりとした志望動機を伝えることが大切です。

公務員の場合は民間企業と併願していることを伝えても、志望先の担当者は気にしていないことがほとんどです。なぜなら、「公務員の内定を得られれば公務員に進む」方が大多数の為、内定辞退されるリスクが低いためです。
一方民間企業の場合は、公務員と併願していることを伝えると、公務員で内定が出た場合には公務員に進んでしまう、と考えられてしまう可能性も高いため、なるべく伝えることは避けた方がよいでしょう。

また、内定を辞退する際にも公務員も民間も、無理に伝える必要はありません。今後一切関りが無くなるわけではなく、どんなタイミングで再会することがあるかわからないのが社会です。後腐れの無いよう、最後まで誠心誠意丁寧に対応しましょう。

まとめ

公務員と民間企業を併願することは十分可能で、たくさんのメリットがあります。もちろんデメリットもありますが、自分に合った方法で、準備すべきことやコツを意識しながらしっかりと対策を行うことで将来の選択肢が広がるチャンスです。大切な時間を最も効率的に活用する方法をよく考えながら、ぜひ併願にチャレンジしてみてください。迷ったり困ったことがあれば、お近くのLEC本校までお気軽にお問い合わせください。

講師陣
監修者:LEC実力派の講師陣
LECは公務員試験の指導実績30年以上!
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