栗原 慶さん
最終合格先 |
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大学 | 東京理科大学大学院(在学) |
受講コース | 2023年合格目標 建築職合格コース |
受講形態 | 通信受講 |
私が合格・内定を獲得できた理由
勉強を「ルーティン」に
私が合格・内定を獲得できた理由は、試験勉強をルーティン化できたからだと考えます。私は1次試験日の4か月前である12月から公務員に向けた勉強を本格的に始めました。しかし、併願先の就職活動や大学での研究も進める必要があったため、長い時間を勉強に充てることができませんでした。そこで、寝る前に数的処理の過去問を10題解く、アルバイトの休み時間に専門記述の講義を1ユニット受講するなどと、すき間時間に勉強することを心がけました。また直前期には、生活リズムを調整することも兼ねて、毎朝7時に教養試験の過去問を解くことを日課としていました。
LECを選んだ理由
「理系に強い」公務員予備校
私が公務員予備校としてLECを選んだのは、理系公務員試験のデータベースを持っているところに魅力を感じたからです。私は建築系の大学に在学しており、建築職として公務員になりたいと考えていました。しかし、多くの公務員予備校では行政職対策を行っているものの、技術職対策は行っていないことが多いです。その中でLECは、建築職を含む理系公務員に特化した教材を扱い、専門記述に対する過去の出題の傾向も把握しています。さらに、勉強の進め方や他の生徒の体験談も知ることができるため、道がはっきりした状態で勉強できると思いました。
私の勉強方法のポイント
勉強しすぎるな!
私は、公務員試験の勉強を進める中で以下のことを意識しました。教養科目では勉強しすぎないよう心がけました。教養科目は数的処理以外にも高校で習った科目がすべて出題されます。しかし、4か月では時間が足りません。そこで私は、勉強範囲を大学受験で使用した科目だけに絞りました。専門記述では解答を採点者にわかるように記述しないといけないため、講義を受けるだけでなく、得た知識を説明することも心がけました。教養論文はその自治体の課題を出し、自治体のプランに沿った事業案を記述することを心がけました。
私が公務員を目指した理由
「みんな」に繋がる仕事を
私が公務員を目指した理由は、社会へ貢献することを生きがいに働きたいと思っていたからです。就職活動で民間企業を見たところ、民間企業ではどうしても予算を考える必要があるため、企業の都合で仕事をする必要も出てしまい、全ての人のニーズに答えられないのではと感じました。しかし、公務員のインターンシップに参加した際、公務員は住民の暮らしを豊かにすることを第一に、すべての人のニーズに対する事業を幅広く行っていると知り、社会への貢献度が高いのではと感じ、公務員を目指すことにしました。
私の面接試験エピソード
気楽にいきましょ
東京都庁の面接では志望理由などをカードに事前に記入し、当日面接官に渡します。記入する内容は熟考し、面接官が読みやすいようにとワープロに記入し、準備万端で当日を迎えました。しかしTB(一般方式)面接当日、会場で昨年のカードに記入していることを指摘され、頭が真っ白の中、急いで手書きで書き直しました。面接でもこれをひきずり、想定した質問にも回答できず撃沈しました。この経験をバネにTA試験では見直しを行うことは当然ですが、どんなに準備しても当日緊張はするものだと思い、「面接官とお喋りしに行こう」と気楽に考えることにしました。すると想定していない質問にも自然と答えられるようになり、手ごたえは圧倒的に上昇しました。結果どちらも合格しましたが、後者の方が自分の想いも悔いなく伝えられ、気持ちよく挑めました。