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2024年度合格
角田 早也香さんの合格体験記

合格者
一発合格

周りの支えがあったからこその一発合格

角田 早也香さん

年齢 29歳
受験回数 1回
職業 特許技術者
出身校 名古屋大学大学院工学研究科生命分子工学専攻
受講講座 1年合格ベーシックコース インプット+アウトプット一括
Lゼミ
選択科目 免除あり:修士

弁理士を目指した理由・きっかけ

特許事務所に転職したことが、弁理士を目指したきっかけです。日々新しい技術について学び、開発者の想いを大切にしながら、それを世に出すお手伝いができる点に魅力を感じました。
また、男女問わず、この先のライフイベントを見通しても長く安心して働き続けることができる点も魅力でした。

LECを選んだ理由

独学では厳しいと考えたことと、できればオンラインではなく実際に講義を受けることのできる通学での受講を検討していました。そのため、名古屋で通学することができるLECを選びました。
また、できるだけ短期での合格を目標としていたこともあり、圧倒的な合格実績であることも、LECを選んだ決め手になりました。

LECで受講した初学者向けコースとその担当講師について

1年合格ベーシックコースは3回転学習になっており、初学者でも少しずつ自然と知識が定着するように構成されていた点が良かったです。まずは、入門講座から始まり、徐々に知識を深めていくようなカリキュラムとなっていたため、最後まで受講することができました。もし、最初から、条文を読み込んでいくような講座だったら、ついていくことができず、講座の受講自体が苦しいものだったのではないかと思います。それに比べて、初学者にも取り組みやすいものとなっており、楽しく最後までLECに通うことができました。
また、私は通学を選択したので、受講生同士のつながりができたのも良かったです。毎週土曜日、時期によっては月曜日に講義があるので、講義に出席するだけで、勉強のペースが自然とできる点も良かったです。

高田先生は、各講座、模試の使い方、復習の仕方等の勉強の仕方を丁寧に教えてくださいます。疑問に思ったことを質問したときも、笑顔で丁寧に説明してくださいます。このような丁寧な指導が、高田先生の魅力だと私は思います。当初のガイダンスのときに「どのような方が試験に合格されていますか?」と質問したときに、先生の言葉を素直に受け取れる人、と事務局の方に答えていただいたのですが、その通りだと今になって思います。
高田先生に限らずですが、短期合格には、指導されている先生を信じて勉強を進めることが近道だと私は思います。実際に、私は高田先生に教えていただいた勉強の仕方を続けることで、合格を勝ち取ることができました。

LECで受講した学習経験者向けコース・講座とその担当講師について

Lゼミは、名古屋で一発合格を目指すなら、と事務局の方に勧めていただきました。当初は受講を悩んでいましたが、Lゼミの受講なしに論文合格はなかったと思うので、本当に受講して良かったと思います。
初めのうちは、題意もつかめず、受講してよかったのだろうか、と正直不安になりました。しかし、1年ベーシックコースの短答基礎力完成講座が進むにつれて、先生や周りの受験生の質問内容も少しずつわかるようになり、論文も書けるようになっていきました。
また、Lゼミでは、前回の自分の答案を加藤先生が添削とコメントをしてくれますので、自分の答案の良い点悪い点を指摘いただけるのも良かったです。模試などでは、回で採点者も変わってしまいますので、ずっと同じ先生に答案を見ていただけるのもLゼミの良い点だと思います。

加藤先生には、論文の問題の読み方、答案構成の型、ポイント等教えていただきました。初めのうちは、何を、どのような流れで書いたらいいのかわからず、その場その場で流れのない答案を作成しているような状態だったのですが、講義を重ねるうちに、先生のおっしゃっていることがわかるようになり、論文の型を身に着けることができました。また、Lゼミでは、受講生の得点分布表を作成してくださるので、周りができているのに自分が書けていない点がわかって、復習に大いに役立ちました。
また、加藤先生は、近年弁理士試験を合格された先生なので、自身の経験を踏まえながら受講生に寄り添った指導をしてくださる点がとても魅力でした。Lゼミでは、先生が一方的に解説するというよりは、受講生と対話しながら進めていく形式だったので、他の受講生の質問を聞くだけでもとても勉強になりました。

LECで受講した答練・摸試について

[受講答練・模試]論文公開模試 論文直前答練 短答公開模試
短答公開模試や、短答後の論文直前答練、論文公開模試は、実際に本試を受ける方は必ず受験していますので、その中での今の自分の位置を把握するのに役立ちました。短答は、絶対評価なので、間違えた問題は復習して次には絶対に解けるようにしました。一方、論文の点数は、採点者による部分も多いと考え、あまり点数や位置は気にせずに、自分が書けなかった部分を把握して復習するようにしました。

LECで受講したスポット講座について

Lゼミの前に、答案構成をメインとした加藤先生の講座があったのですが、その講座が自分にはとても勉強になりました。実際に合格された方の答案構成の仕方や時間配分を早い段階で知ることができたのは、自分にとって大きかったです。正直、面食らってしまったのですが、今できなくても、論文受験の頃にはこのぐらいになっていないといけないと、明確な目標ができた点でとても良かったです。

LECの教材や学習システムについて

Webフォロー制度が非常にありがたかったです。私は、通学の受講でしたが、何回かは講義を欠席せざるを得ない場合がありました。そういった場合にWebフォローを活用することで、自分の勉強のペースを維持することができました。

短答式試験対策でやって良かったこと

入門講座では、土曜日に講義があるので、その日に学んだことを次の土曜日まで繰り返し復習することを、講座が終わるまでしていました。 短答基礎力完成講座に入ってからは、これに加えて、学んだ部分の過去問を解きました。
講座が終わった後は、上四法については、過去問をひたすら繰り返し解いて、間違えた部分の条文を確認する勉強をしました。問題を解くときは、できるだけ根拠条文を記載するようにして、間違っている部分には下線を引いて?マークをするなどしていました。間違えた問題と、答えが合っていても理由が違っていた問題については付箋をして、最後の方は付箋がついた問題を見直すようにしました。
下三法は、短答アドヴァンステキストを繰り返し読む勉強をしました。条約については、点数が安定せず、最後まで不安要素でしたが、自分の手元にある教材と先生を信じて勉強するしかないと思いました。

論文式試験対策でやって良かったこと

論文対策としては、Lゼミの受講と、短答試験後の答練や模試、道場の受講をしました。
Lゼミが始まってからは、Lゼミがある日曜日の前の木曜日から土曜日に、短答の勉強に加えて、過去問の答案構成をやるなど論文の勉強をしていました。短答試験後からは、過去問をメインに答案構成のみで勉強していました。全文書きは、Lゼミと答練、模試で十分する機会があったので、過去問等で全文書きは一度もしませんでした。趣旨は、Lゼミや答練等で出てきたものはおさえて、他には広げないようにしていました。先にも述べたように、論文対策としては、Lゼミの受講が自分にとって大きかったです。問題文の読み方から、答案構成、論述の流れ等、論文に必要な力はLゼミで身についたと言えます。

口述試験対策でやって良かったこと

論文試験から論文の合格発表まで、何か講座を取らないと自分で進んでは勉強しないだろうな、と思ったので、「口述対策講座 傾向と対策編」を受講しました。口述試験がどのような感じかを知るとともに、総復習ができたので受講して良かったです。
また、口述対策はインプットだけでなく、アウトプットがより重要ですので、8月頃から受験生同士で口述アドヴァンステキストを用いて問題を出し合う練習をしていました。論文の合格発表後は、会派の練習会や模試に参加することで、初対面の方に対しても話し慣れる練習ができました。

学習時間を捻出するために工夫したこと

通勤時間が片道1時間弱かかるので、通勤時間にWebフォローで動画をひたすら繰り返し見ていました。私の場合、一日何時間勉強する、というよりは、毎日10分でもいいから勉強するようにして、何も勉強していない日は作らないように心がけました。

通学、または通信での受講を選択して良かった点や反省点

通学受講は勉強のペースを自然と作れたことが良かったです。また、わからない点についてすぐに先生に質問できるのも良かったです。
また、実際に弁理士試験合格を目指す受験生とのつながりを持つことができたので、モチベーションの維持にも役立ちました。

今、合格して思うこと

私が合格できたのは、周りの支えがあったからこそだと思うので、家族をはじめ、友人、先生、職場の方々に感謝の気持ちでいっぱいです。まだまだ未熟ですが、今度は自分が誰かの支えとなれるように、立派な弁理士を目指して精進したいと思います。

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