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弁理士試験の合格者データ

知的財産に関するニーズはあらゆる業界において高まっており、その中核を担っているのが弁理士です。最近では「特許」「商標」といった知的財産にまつわるワードをニュースで目にする機会が増えています。
実際に弁理士試験の難易度やどのような方が目指しているのでしょうか?ここ数年の合格者データから探ってみましょう!

※本データは特許庁発表の弁理士試験統計データに基づいています。

受験者数と合格者数の推移

受験者数と合格者数の推移
令和3年度弁理士試験
受験者数 3,248
合格者数 199
合格率 6.1

受験者数は、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で4か月の延期となった令和2年度弁理士試験の受験者数2,947人と比較するとやや持ち直したようにも見えますが、令和元年度の受験者数が3,488人、平成30年度の受験者数が3,587人であったことを考えると、依然として減少傾向にあると言えます。

一方で合格者数と合格率の推移を見ますと、平成29年度の合格者数255人と合格率6.5%から微増を続けていたものが、令和3年度は4年ぶりに減少に転じ、200人を切る数字となりましたが、合格者数が少ないということは、合格後にライバルが少ないということを意味します。このことからも弁理士試験はより目指す価値の高い試験になってきていると言うことができるでしょう。

各試験形式の合格率

弁理士試験では「短答式試験」「論文式試験」「口述式試験」の3段階で実施されます。それぞれの試験に合格した方だけが次の試験に進むことができます。

直近3年間の各試験合格率
短答式試験
令和3年度の短答式試験は、短答受験者数2,686人中304人が合格となり、合格率は11.3%となりました。平成29年度から5年間の合格率を見てみると、多少の波はあるものの、10%付近で推移している印象があります。
正答率と難易度分析から探る 短答式試験攻略法!
論文式試験
令和3年度の論文式試験の合格者数は211人、合格率は25.1%でした。令和2年度は25.0%、令和元年度は25.5%と、過去10年の合格率はいずれも20%台で推移しており、比較的安定した合格率となっています。
口述試験
令和3年度の最終合格者数は199人、口述合格率は90.2%でした。令和2年度の口述合格率98.6%と比較すると若干の減少となりましたが、平成27年度から7年連続で90%台の高い合格率が続いています。

職業別合格者の割合

平成30年度職業別合格者の割合

近年、合格者の社会人割合が多い傾向にあります。令和3年度は弁理士試験合格者のうち社会人割合が85.8%でした。

  • Point! 右の職業別合格者の割合からも明らかなように、学習時間をとりやすい学生等よりも、働きながら勉強して受験をされている方の合格率が高いのは、学習の効果や試験の合否が、就業の有無よりも「学習時間をいかに効率的に使うかにかかっている」ということです。社会人でも勿論合格が可能です。

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