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弁理士88名が回答
弁理士のホンネ実態調査!

弁理士88名が回答 弁理士のホンネ実態調査!

公開日:2023年4月27日

LEC弁理士講座を受講し、令和元年〜令和4年度に合格をされた88名の「弁理士の実態調査データ」を公開!
ドラマで話題になっている弁理士。目指したきっかけ、合格した後はどうなのか? 様々な疑問がこちらのアンケートを見ることで解決!弁理士のイメージが掴みやすくなるはずです。

目次
1.弁理士を知ったきっかけ
2.現在の所属先
3.1日の労働時間
4.現在の年収
5.弁理士になってからのご自身の現在の状況の満足度
  - 社会的地位の高さについて
  - 経済的な安定について
  - 社会的に責任のある仕事ができる点について
  - 他から干渉されずに自由で独立した仕事ができる点について
  - 専門性の高い仕事ができる点について
  - 自分の労働時間を管理できる点について
6.将来性があると思う業務分野
7.クライアントの獲得方法
8.企業の知財部ではなく、事務所で働くメリット・醍醐味
9.弁理士試験合格後に、自己啓発で取り組んだ分野・テーマ
10.これから弁理士を目指す受験生へ試験勉強以外のアドバイス
11.これから弁理士を目指す方への応援メッセージ

弁理士を知ったきっかけを教えてください

回答者の約4割が「業務上で知った」と回答しています。受験時には特許や知財の専門家ではない知的財産に携わる機会がある方(あった方)が働きながら受験をし、合格されていることが分かります。
そのほかでは、大学・大学院の講義で知ったという回答が多くなっています。

弁理士を知ったきっかけを教えてください

現在の所属先を教えてください

回答者の約6割が「企業」と回答しています。この結果から、合格後も企業に残って弁理士として活躍をすることを選択する方が多いことが分かりました。
その他の回答の中では官公庁が多い結果になりました。

現在の所属先を教えてください

1日の労働時間を教えてください

回答者の約9割が「8時間前後」「9時間前後」と回答しました。
「10時間以上」の回答は企業・特許事務所・その他すべてに含まれていました。
この結果から弁理士は比較的ワークライフバランスの取りやすい働き方ができる資格であることが分かります。

1日の労働時間を教えてください

現在の年収を教えてください

回答者の最も多い回答が「750万円未満」。次いで多かった回答が「1000万円未満」となりました。
今回のアンケートでは弁理士合格後1〜4年目の方を対象としているので、キャリアが浅くても弁理士資格があることで安定した収入が得られることが分かりました。

1日の労働時間を教えてください

弁理士になってからのご自身の現在の状況の満足度を教えてください

社会的地位の高さについて

全体の18%(16件)が「非常に満足」、62%(55件)が「やや満足」と回答されており、回答者の約8割が、弁理士の社会的地位に「満足」としています。

社会的地位の高さについて

経済的な安定について

全体の25%(22件)が「非常に満足」、51%(45件)が「やや満足」と回答されており、回答者の8割弱が、弁理士の経済的安定度に「満足」としています。

社会的地位の高さについて

社会的に責任のある仕事ができる点について

回答者の約93%(82件)が「満足」と回答しています。不満を選んだ人がいない点も特徴です。

社会的に責任のある仕事ができる点について

他から干渉されずに自由で独立した仕事ができる点について

回答者の約8割が満足と回答しています。

他から干渉されずに自由で独立した仕事ができる点について

専門性の高い仕事ができる点について

回答者の約94%(83件)が「満足」と回答しています。なかでも「非常に満足」が多くを占めている結果となりました。不満を選んだ人がいない点も特徴です。

専門性の高い仕事ができる点について

自分の労働時間を管理できる点について

回答者の約8割が満足と回答しています。

自分の労働時間を管理できる点について

弁理士になってからの現状の満足度について、どの項目でも満足度が高い結果となりました。
弁理士試験は難易度が高く、合格までの道のりは決してたやすいものではありませんが、合格後に得られる社会的ステータス・満足度は高く目指す価値のある資格であることが分かりました。

将来性があると思う業務分野を教えてください(複数回答可)

一番多かったのが「特許・実用新案」、ついで「国際業務」の結果となりました。
先進国全般の傾向として国内出願の件数が減少傾向にある一方で、世界全体で見ると特許出願の件数は年々増加しています。市場のグローバル化が進む中で、国際業務に将来性を見出す方が多いことが分りました。

将来性があると思う業務分野を教えてください

クライアントの獲得方法について教えてください

■回答内容の一部をご紹介!

  • 対面、オンライン、アプリ、展示会等で営業
  • 紹介されることが多いですが、様々な会議やセミナーに出席した際に名刺を積極的に配っています。既存のお客様への丁寧なアプローチはもちろん、ご紹介のお客様などには分かりやすく丁寧な説明を心がけています。
  • 仕事上比較的親しい関係にある知人からの紹介
  • 企業勤務のため、発明部門と適宜連携して業務を行っています。
  • BNI、交流会
  • 質の高い明細書を目指すことで、よりたくさんの指名を頂けるように頑張っています。

【特許事務所で働いている方への質問】
企業の知財部ではなく、事務所で働くメリット・醍醐味があれば教えてください

■回答内容の一部をご紹介!

  • 高めた技能が確実に給料に反映されることは醍醐味のひとつだと思います。
  • 時間の融通がかなり効くので大変働きやすいです。
  • いろんな分野の発明に触れられます。
  • 専門性を高めることができます。最後の決断は弁理士という責任感があることがやりがいです。お客様から弁理士で自分を指名された時はとても嬉しく思います。お金にならないような仕事であっても、後から繋がることもあるので、「こんな縁があったのか」と思えるような場所からのご依頼には感謝します。また、最新の世界や知らない世界、前を向いている人達と接することで、ワクワクが溢れてくるのは弁理士だからこそ立ち会える場面だと思います。更に、海外のお客様との繋がりも多くなるので、仕事以外でも食事に行ったりなど、親しくなる機会があるので、世界が広がって嬉しいです。
  • 特許を扱う場合、企業とは異なり様々な技術分野に携わることができます。業務の裁量も多いです。
  • 有名企業の担当者の方とお互いにリスペクトし合って仕事ができるので、精神的にもポジティブになれます。
    また、「あのお客様のために頑張ろう」という気持ちになれるので、やりがいを感じることができます。
  • 弁理士としての実務能力を高めることが出来ることがメリットと考えます。
  • 明細書や意見書といった書類を一から完成させる醍醐味があります。

ご自身が弁理士試験合格後に、自己啓発で取り組んだ分野・テーマがあれば教えてください。

回答の中で最も多かったのが英語を中心とした語学の勉強でした!

■コメントの一部を紹介
英語です。所属する会社がグローバルに事業展開をしているため海外で特許手続き等を行う必要があり、もともと業務上英語が必須なのですが、弁理士試験の勉強のため十分に時間を確保できていませんでした。弁理士資格取得後は、増えた時間を利用して英語の勉強をしています。読み書きについては、以前からそれほど不得意ではないのですが、苦手なリスニング・スピーキングの克服のため、時間を使っています。

■その他の回答内容の一部をご紹介!

  • AI技術の学習
  • 外国出願に関するもの(米国・欧州など)
  • IT系の資格勉強を始め、ITパスポート資格を取得した。
  • 特定侵害訴訟代理業務の資格取得・受験
  • 経営に関する知識、中小企業診断士試験のチャレンジ。
  • 秘密保持契約、共同研究/知財契約等会社間契約についての勉強や職務発明や社内のインセンティブ制度の勉強

 これから弁理士を目指す受験生へ 
試験勉強以外で、こういうスキル・勉強をしておくと合格後に役立つよ、というアドバイスがあれば、教えてください

後進へのお勧めで最も多かったのも英語など語学の勉強でした!

■コメントの一部を紹介
何をするにしても英語が使えると幅が広がります。
受験勉強中はなかなか同時併行は難しいと思いますが、合格後に勉強癖がついている間から始めると良いと思います。

■その他の回答内容の一部をご紹介!

  • コミニュケーション能力。クライアントから発明等を聞き出すにはここが最も重要だからです。
  • 主要外国の特許法。日本と似ている部分や違う部分があり特許事務所や企業知財部で必要な知識も把握しておきましょう。
  • SNSなどで知財関係者のコミュニティに参加して交流をすること。仕事のイメージが湧きやすくなるし、場合によっては経営者の人柄を知れて転職の参考になります。
    最近は特に知財実務オンライン等のYouTubeでの情報発信も多いため、無料で実務の話を聞けるようになっています。
  • エクセル、ワード、パワーポイントの基本的な使い方を知っておくと、特に企業で働く場合には役に立ちます。
  • 知財業務未経験の方であれば、明細書作成や中間応答などの知財実務について(本でもYouTubeでもいいので)触れておくことがおすすめです。弁理士試験の勉強は実務に役立つのは間違いないですが、乖離している点も多いの思うので。
  • 特許をしたい場合、やりたい技術分野に関する勉強しておけば研究者や設計者等の発明者とやり取りするときに役立ちます。また製造業であれば発明から販売までのモノの流れを理解しておくと良いと思います。商標をしたい場合は、判決審決例を見ておくと類否判断を行う上で役立ちます。
  • 身近な製品に興味を持つことが一案です。その製品に用いられている技術を調べることは明細書作成に役立ちますし、業務の幅を拡げることができるからです。

これから弁理士を目指す方への応援メッセージ

メッセージの一部をご紹介!

  • 弁理士試験は、諦めなければ必ず合格すると言われている試験ですので、一旦始めたら諦めずに挑戦し続ける気持ちで日々精進を重ねてください。
  • 合格によってキャリアの選択肢が広がったことはもちろん、実務修習や弁理士の勉強会などで人脈も広がりました。楽な試験ではありませんが、合格によって得られるものは多いと思いますので、前向きに頑張ってください。
  • 私は元化学研究者で、50代で弁理士試験勉強を始めて3回目の受験で最終合格しました。人生100年時代の研究者等のセカンドキャリアとして弁理士は相性が良いです。中高年のパワーを見せてやりましょう!
  • LECの先生方の講義についていくのは大変だと思いますが、やった分だけしっかり成果が出ます。先生方を信じて、最後まで食らいついて行ってください。きっと明るい将来が待っていると思います。
  • 知財は楽しいです!弁理士試験の勉強は大変だと思いますが、合格後に自分が弁理士として活躍している姿を想像しながら、勉強を頑張ってください!
  • 受験仲間は大切にするのが望ましいですが、人により、出来不出来の感覚は異なり、その人のレベルや性格によっても、口から出る表現は異なるものです。勉強においては、周りの言動に惑わされず、自分の課題だけに向き合うのが一番です。他人に相談するときも1人ではなく複数人に相談しましょう。人それぞれ正解が違います。心を強く保って頑張って下さい。
  • 弁理士になって1年ほどですが、一番いいなと思ったのは継続研修でさまざまな講義が受けられることです。弁理士試験に合格してもずっと勉強は続きますが、この楽しみを共有できますよう、応援しております。
  • 試験範囲が広く長期戦になりがちなので、勉強が進んでいるのか不安になることもあると思いますが、やったことが無駄になることはありません。特に社会人の方は勉強時間の捻出が大変だと思いますが、通勤時間や昼休み等を活用して頑張ってください
  • 法律知識が全くなかった私は法文の読み方からとても苦戦しました。完璧に理解しようとせずまずは講義に必死についていくことで徐々に理解できると思います。短答試験、論文試験、口述試験を通して実務で必要な知識もさながら一文字ずつ正確に文章を読み、条文や審査基準という特許庁との共通言語で物事を伝えるという実務で必要なプロセスが体得できます。これから学ぶ全てのことはこれからの人生に活きていくと思います。頑張ってください。

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