合格のための勉強計画の立て方
合格のためには、まず勉強計画を立てることが重要です。計画する際のポイントとノウハウを掲載しています。
- POINT01最終目標から逆算する
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勉強計画を立てる上で最も重要なことは、「最終目標から逆算する」ということです。ゴールである弁理士試験最終合格という位置から逆算して考えてみてください。まず、合格したい年が来年なのか、その翌年なのかを、ご自身の現状での実力を見極めた上ではっきりと決定することです。ただ漫然と毎年の試験を受けてしまう方もかなりおられると思いますが、この決定は非常に重要です。
最終ゴール地点を決定したら、そこから逆算してやらなければならないことをスケジューリングしていきます。ここでのポイントは「長期的・中期的・短期的に分けて目標設定をする」ということです。1年単位で到達する地点、半年で到達する地点、1月で到達する地点、1週間で到達する地点、1日で到達する地点という具合です。このように考えていくともはや1日1日が無駄にできないということを再認識できると思います。
- POINT02曜日ごとに勉強する科目を変えておく
- そして、週単位で考えるときのポイントとしては、曜日ごとに勉強する科目を変えておいたほうが良いということです。たまに「この週はずっと意匠法」というような勉強計画を立てる方がおられますが、そのようにしてしまうと1日分の遅れを翌日で取り戻せばいいとなり、だらだらとしてしまいがちになりやすいのです。毎日変える必要はありませんが、例えば、毎週金曜日は商標法の日とか選択科目の日とかいうように苦手科目を後回しにしないようにきちんと取り組む日を決めておいたほうが良いでしょう。
- POINT03立てた計画はきちんと実行する
- 最後のポイントは、立てた計画はきちんと実行することです(これが最も難しいのですが)。ただし、初学者レベルで立てた計画は内容をきちんと把握していないため、どうしても無理が出てくる場合があります。これは勉強が進むにつれて内容が分かってくるでしょうから、ある程度進んだところで計画の修正をすることは問題ではありません。計画マニアにならない程度に予定の見直しを図っていくことも重要です。