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2024年度合格
S・Kさんの合格体験記

合格者
一発合格

ポイントを絞ったLECの教材のおかげで一発合格!

S・Kさん

年齢 36歳
受験回数 1回
職業 公務員
出身校 岐阜大学 地域科学部
受講講座 スマート攻略コース インプット+アウトプット一括
選択科目 免除あり:応用情報技術者

弁理士を目指した理由・きっかけ

弁理士を目指したきっかけは既に弁理士として独立している友人です。
その友人とは定期的に会っており、会うたびに仕事上の新しいチャレンジをしている姿に刺激を受けていました。そんな友人が独立して事務所を立ち上げたタイミングで「一緒に働かないか」と誘われたのがきっかけです。もちろん最初は冗談だと思っていたし、本気でとらえてはいませんでした。しかし、定期的に誘い続けてくれる姿勢からひょっとして本気なのか、と思い、一度真剣に弁理士になる道を自分でも考えてみました。今までの自分の仕事とは全く異なるジャンルの仕事で、資格勉強も0からのスタートになることを冷静に考える一方で、わくわくしている自分に気付きました。
そして、人生一度きり、折角ならわくわくする道を選びたいと思い、友人の誘いを受けるためにまずは資格の取得を第一の目標として弁理士を目指しました。

LECを選んだ理由

私の場合は、妻が出産を控えている中での勉強開始だったので、通学講座ではなく通信講座である必要がありました。そして、弁理士の通信講座を中心に調査を進める中でLECの「スマート攻略コース」を知りました。
特にYouTubeで講師の馬場先生がスマート攻略コースの解説をしている動画を見て、話し方が聞きやすいこと、ひとつの講座で短答と論文をカバーできること、試験に必要な部分に集中して教えていただけること、スマート攻略コースのみで一発合格者がいる実績があることが分かったので受講を決めました。

LECで受講した初学者向けコースとその担当講師について

スマート攻略コースは、初学者向けに、知財の知識がゼロの状態でも分かるように入門講座がカリキュラムに含まれており、今まで知財業界に関わりのなかった自分のような者でも安心して学ぶことができました。
その入門講座を入口として四法の理解を深め、さらに四法横断で知識の整理をした上で短答試験向けの内容に特化した講座で知識を押さえていくという内容のコースで、初学者でも講座の流れに乗り続けることで短答試験日までに知識を合格レベルまで上げることができる作りになっていました。
私の場合は机に向かって勉強する時間を1日3時間継続して取ることが困難(平日でも2時間から多くて2時間半)でしたが、講座は何度も視聴することができたため、通勤の車内で1.5倍〜2倍速で繰り返し耳からインプットすることができたのは自分に合っていたと思います。

馬場先生の良かったところは、初学者でも分かりやすいように法律用語を使わずにたとえ話で知識を入れていただけるところです。「条文から理解するのではなく、条文に書いてある内容を理解してから条文に入っていくというステップを踏むことが大切」という馬場先生の教えは、私にとってはマッチしていて、講義で言っている内容をひたすらにインプットし、試験で頻出の条文やポイントをまとめた馬場先生の「これポン」をやりこむことで短答合格レベルまで持って行けたと思います。
また、馬場先生の話し方は癖がなく、すんなり聞くことができたので、音声でのインプットをメインにしていた私にとっては有難かったです。そして定期的に講座の中で「忘れるのが当たり前」と言い続ける等、随所で精神的なフォローをしてくれたおかげで勉強に対するモチベーションを維持することができました。

LECで受講した答練・摸試について

[受講答練・模試]論文公開模試 短答公開模試
模試については短答、論文のいずれも本番の予行練習ができたという意味で受けてよかったと思います。
短答については全60問を緊張感のある模試で初めて解いたことで、どれくらい時間に余裕がないのか、また長時間のテストで集中力がどの程度持つのかを測ることができました。問題が解けた、解けなかったよりも、その経験ができたことが一番大きかったと思います。それによって短答当日はしっかりと時間配分通りに問題を解き、見直しをすることができました。
論文については短答以上に問題が解けずボロボロだった記憶が強いです。しかし、模試の模範解答をいただけたことで「もっとシンプルな回答で良い」ということに気付くことができ、そこから本番までの間の軌道修正のきっかけになりました。

LECの教材や学習システムについて

私の場合は通信の講座で何度も繰り返し聴ける音声講座であったことが合格の大きな要因でした。紙の教材は量も多く、正直私はすべて活用してはいませんが、音声講座だけは誰よりも活用しているんじゃないかと思うくらい聴き込みました。
そして音声講座に合格に必要な情報がしっかり入っているので、時間がない人でもしっかりと知識を身につけることができるものだと思います。

短答式試験対策でやって良かったこと

私は初学者だったので、まずは入門講座をしっかりと自分に落とし込むことを意識しました。具体的にはスマート攻略コースで配布される確認用のレジュメを完璧にすることを意識しました。
1月からスマート攻略コースを受けていれば、入門講座を終わらせても次の講座の視聴開始時期まで間が空くはずなので、その期間に復習を重ねました。今思うと、この入門講座から各条文の趣旨や理由に触れられており、学びが多かったと思います。
次に意識したのは「これポン」を理由と共に覚えることです。馬場先生の教えとして、いきなり条文で勉強するのではなく、どのような内容やルールなのかを先に理解することが重要とあったので、とにかく「これポン」に集中しました。今思うと条文で勉強するといったことは最後までしていなかったと思いますが、法としてどのような内容が定められているのか、なぜそのような定めがあるのか、の理解を優先させたことが短期間で合格できた秘訣だと思います。
これに加えて過去問を解き始めてからは、間違えた肢については「何を理解していたら正解できたか」を掘り下げて、復習ノートを作成していました。そしてそれを自分で読み上げて録音し、通勤時間に聴き込むことで定着させていました。この頃になると音声講義から自分用の復習ノートに通勤時間に聴く音声の比重を移していました。
ポイントをまとめると、入門講座はしっかりと、音声講座で要点を押さえ、これポンを完璧に、最後は自分用の復習ノートで知識の穴を埋める、という感じで短答は対策しました。

論文式試験対策でやって良かったこと

論文対策については本当に何をして良いか全く分からなかったので、馬場先生の言う通りに愚直に実施しました。
まずは過去問をすべてマーキングすることで回答のパーツがどのようになっているかを学びました。また、隙間時間には論文これ問を見るように意識をして、「なんとなく知っている」項目を増やしました。ここまでのことを短答試験前(実際には年内)にやっておき、短答試験終了後から答案構成の練習を始めました。
最初は項目を出すことから始めますが、馬場先生から最低でも3周は過去問を回しなさいと教えられていたので、まず1周目は時間を気にせずに答案構成をしました。そうしていくことで徐々に論文の書き方、答え方を掴んでいったような気がします。習うより慣れろ的な感覚でしょうか。(当然論文講座を音声受講した前提です。)
そして2周目は答案構成のスピードを意識するために時間制限をつけて実施しました。2周目の後半から感覚を掴むために1日1本の全文書きを始めていました。
そして3周目は回答をシンプルにすることを意識しました。問題で問われている内容にまず答え、その後に理由を記載し、補足をいれるようなイメージです。こうすることで無駄に回答が長くならないような気がしました(個人的には、ですが。)
ポイントをまとめると、とにかく先生の言う通り愚直に過去問を回すこと、回答をシンプルにすること、で論文対策をしました。

口述試験対策でやって良かったこと

口述試験対策については、まずは過去問のインプットを優先しました。ある程度インプットができてきた段階で、アウトプットをするために各会派が開催している練習会や模試を活用しました。アウトプットも後半になってくると、知らない知識を問われたときの対策の優先度が自分の中で上がってきたので、最終的にはインプットに比重を戻しました。
今は法文集を見ることができるので、昔のように条文の文言を暗記する重要性は薄く(該当条文の凡とその条文番号が分かる程度の暗記は必要)、法文集に書いていない趣旨や文言解釈のインプットの重要性が高いと感じていたため、そちらのインプットに最後は時間を割きました。実際本番では趣旨問題はスムーズに答えることができたので意味があったと思います。

学習時間を捻出するために工夫したこと

こどもが産まれたこともあり、普通の時間に勉強することが難しかったので、朝3時〜4時くらいに起きて6時までを勉強時間にしていました。加えて通勤が車で1時間弱かかるので、その時間を活用して音声講座等で耳からインプットすることに努めました。
土日も平日も大きく勉強時間を変えることはありませんでしたが、常に一定の勉強時間を確保するようにしたのが良かったと思います。

通学、または通信での受講を選択して良かった点や反省点

通信講座は通学と異なり、自分のライフスタイルに合わせて受講時間が調整できるというメリットがあります。また、私の場合は特に講義を倍速視聴できることが有難かったです。通勤が1時間弱なので通常速度だと1本見ることができないのですが、1.5〜2倍速で視聴することで片道で1本動画を見ることができ、インプットを効率よくすることができました。

今、合格して思うこと

率直な気持ちは、「やっとスタートラインに立てた」です。私は知財の経験が全くないのでこれから実務に携わり、いろいろなことを学び身に付けていかないといけないと思ってます。きっかけは友人でしたが、決めたのは自分なので、しっかりとこの世界で生きていける知識や技術を積極的に学んでいきたいと思います。
これから弁理士を目指す皆さんにアドバイスできることとしては、試験として割り切ることです。沢山の知識を身に付けることは今後弁理士として生きていく上で価値のあることだと思いますが、試験合格を目標にするのであれば、講師の先生が必要と判断した部分だけに注力した方が効率が良いです。特に短期間で合格を狙うなら、戦略的にやらないことを決めることが重要だと思うので、講師の先生に相談したり自分の使える時間や性格等も考慮して戦略的に勉強を進めることをおすすめします。頑張ってください。

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