納冨先生を信じて合格しました!
福岡 早希子さん
年齢 | 29歳 |
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受験回数 | 1回 |
職業 | 会社員 |
出身校 | 慶応義塾大学 法学部 |
受講講座 | 1年合格ベーシックコース インプット+アウトプット一括 短答&論文一気合格コース |
選択科目 | 受験した 民法 |
弁理士を目指した理由・きっかけ
2点あります。
1点目は、ロゴやマークなどの商標を通じてブランド戦略に携わるキャリアを歩みたいと思ったためです。私が今勤めている会社には知財部がなく、あまり弁理士が活躍できる環境ではないのですが、弁理士という資格取得を通じて転職も含めて自分のキャリアの可能性を広げたいと思いました。
2点目は、高難度な資格を手にすることで、女性として長く活躍できるキャリアを歩みたいと思ったためです。身近では母が弁理士として活躍している姿を見ており、年齢に関係なく成長し続けられる仕事だと感じたためです。
LECを選んだ理由
実績と母の紹介が決め手でした。母も納冨先生の講座を受講しており、実際良かったという紹介もありましたが、やはり納冨先生の実績は圧倒的だと感じたためLECを選びました。私は7月からベーシックコースに合流したため、約2か月遅れていたのですが、「納冨先生を信じてついていけば大丈夫だ、なんとかみんなに追いつけるように頑張ろう」と思い受講しました。
LECで受講した初学者向けコースとその担当講師について
私は知財の知識がゼロの状態でのスタートでしたが、このコースは体系的に合格まで必要な講座がすべて入っているため、コースの流れにそって授業・復習を繰り返していれば自然と知識が定着していた点が良かったと思います。インプット講座の合間合間にアウトプットの機会があるため、そこまでの定着度を測ることができ、復習のモチベーションになりました。
また初学者が不安になる論文も、一番の近道を示してくださり、合格ラインにのれる答案を目指して、初学者だからこその「成長率」に焦点を当てた講座展開だったなと感じております。
たくさんありすぎて書ききれないくらいですが、「授業」、「復習」、「その他」の3点で書かせていただきます。
まず授業では、納冨先生は、はきはきとした聞き取りやすい声で論理的に教えてくれるため、ほとんど一度で理解することができました。ほどよい緊張感があり、周囲の受講生も真剣に受講されているため、通学することが自分のモチベーション維持にもつながっていたと感じています。
次に復習では、先生は何をどのくらいの時間配分で復習したらいいのか全て教えてくださり、働きながらの限られた時間の中で一つ一つクリアしていけば自然と知識が身につきました。先生オリジナルのスケジュール表に沿って、Nプロシートを隣においていつも復習をしていました。
最後に、その他については、気持ちの後押しをしてくださった点です。授業内でも弁理士試験への向き合い方をアドバイスくださり、また授業後は個別に相談にものってくださり、長い受験生活を最後まで気持ちを強く持って乗り越えられたのは、先生の応援があったからだと思います。先生には、本当に感謝でいっぱいです、ありがとうございました!
LECで受講した学習経験者向けコース・講座とその担当講師について
短答&論文一気合格コース 納冨美和講師
ベーシックコースと同じですが、体系的にインプット・アウトプットの講座が展開されており、講座の受講と復習を一つ一つ繰り返していけば、自然と知識を深め高めることができた点です。ベーシックコースとの違いとしては、学習経験者向けコースでは、基礎知識をベースとしているため、内容を網羅的にかつ深く理解できる体系となっていました。特に初学者ではあまり手が回らない下三法も丁寧に勉強する時間を確保できました。
また論文講座では、短答知識と結び付けながら様々なケースの問題を経験することができ、「こんなにアウトプットしたんだから本番は大丈夫!」と思えるくらいになりました。
LECで受講した答練・摸試について
- [受講答練・模試]論文公開模試 論文直前答練 論文実戦答練 短答公開模試 短答実戦答練
- 短答実戦答練は、手応えのある難易度の高い問題が多く、答練の復習だけでだいぶ力がついたと思います。本番と同じ試験時間・問題数を経験することで、スピーディーさと正確さが求められる短答試験をどのように攻略したらよいか、体で覚えることができました。
LECで受講したスポット講座について
- [受講講座]納冨美和の短答特訓ゼミ 高橋克宗の論文レベルアップゼミ
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高橋先生のゼミは、ゼミ選抜試験に合格した少人数で構成されており、懇切丁寧に論文の解法を教えていただきました。クラスの雰囲気も良く、切磋琢磨しあえる友人にも出会えました。
また、納冨先生の各種道場はすべて受講しました。適切なタイミングで開催され、力がつきました。特に短答特訓ゼミがなければ短答試験を突破できていなかったと思います。
LECの教材や学習システムについて
通学で通っていましたが、欠席してしまった授業はWebで受講できたのが良かったです。Webでは再生速度や巻き戻しができたため、少し早い倍速で電車の中でも受講しておりました。教材も、一つの条文に関連する審査基準や判例が掲載されており、体系的な構成となっており良かったです。また頻出度も書かれていたため、強弱をつけて勉強することができました。
短答式試験対策でやって良かったこと
短答試験は、コースに含まれている講座をベースにインプット・アウトプットを繰り返すことで基礎力が着いたと思います。そこに納冨先生の短答特訓ゼミを追加すれば、鬼に金棒だと思います。短答特訓ゼミは、受講生一人一人が先生に当てられて答えていく形式なのですが、細かい部分まで質問され、一つ一つの条文が頭にしっかりとインプットされていきます。ほどよい緊張感の中で他の受講生に刺激をもらいながら、「本番前に間違えに気づいて良かった、本番では絶対に間違えないようにしよう」と頭に定着しました。
論文式試験対策でやって良かったこと
高橋先生の論文レベルアップゼミを受講して本当に良かったです。少人数で構成されており先生との距離も近く、論文の解法を丁寧に教えていただきました。特に初学者は論文のアウトプットの機会がどうしても少なくなってしまいますが、レベルアップゼミで様々な問題を経験することができました。ゼミの問題は本番に近い難易度のため、最初は自分の書けなさに愕然とするのですが、何回目かで、「あ!なんか書けるぞ!」と思えるときがあり、力がついたと思います。
また、高橋先生から教えていただいたのですが、「論文ノート」を日頃からつけるようにしていました。「論文ノート」には、自分が間違えた条文や頭に留めておくべきことメモしていました。試験直前に振り返ることで、最後の復習となり、気持ちの落ち着かせて試験に臨むことができました。
口述試験対策でやって良かったこと
義村先生の口述対策講座を受講してよかったです。短答試験が解けるのと、口述試験で実際に自分の口で説明できるのは別物です。もちろんベースの知識は大切ですが、それを緊張感の中でしっかり自分の口で説明できるようになるには、試験形式を模してアウトプットの練習を重ねることがカギです。義村先生の講座では、沢山の練習の時間があるので、そこで自分の問答のクセや改善点が分かり、自信を持って試験に臨むことができました。
学習時間を捻出するために工夫したこと
働きながらのため、まとまった時間は中々取れず、隙間時間を活用しました。通勤時間を活用したり、朝1時間早く起きてカフェで勉強したり、などです。あとは、思い切って上司に相談して、資格試験受験に理解いただき、直前期は業務量を調整いただきました。たまに仕事で疲れてしまって寝てしまうこともありましたが、その次の日は無理してでも深夜まで勉強するなど、メリハリをつけることも大事だと思います。
勉強方法は人それぞれだと思いますが、平均して1日2〜3時間は取れるようにするのが良いと思います。
通学、または通信での受講を選択して良かった点や反省点
通学での受講を選択してよかったです。受験生活は長いため、途中で自分に甘くなってしまったり諦めてしまったりしないように、毎週なにがあっても通学することで、ペースメーカーになっていました。通学して講義を直接聞き、他の頑張っている受講生を見ると、自分も頑張らなきゃとモチベーションの維持につながりました。
今、合格して思うこと
合格して良かった、頑張ってよかったとホッとしておりますが、振り返ると本当に沢山の方々に支えられてきたおかげだと感謝の気持ちでいっぱいです。沢山お世話になった納冨先生や高橋先生、義村先生にかぎらず、LECのスタッフのみなさまや職場の上司、友人、家族などの協力があってこそ乗り越えられたと思っております。
これから弁理士資格を活かして、みなさまに恩返しができるようにより一層精進してまいりたいと思います。