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2022年度合格
岸村 智太さんの合格体験記

合格者
一発合格

スキマ時間にも勉強できる環境を整えて一発合格!

岸村 智太さん

年齢 30歳
受験回数 1回
職業 特許事務所勤務
出身校 東京工業大学 生命理工学院 生命理工学系卒 博士(理学)
受講講座 1年ベーシックコース インプット+アウトプット一括
選択科目 免除あり(博士)

弁理士を目指した理由・きっかけ

博士課程在籍中に企業との共同研究を行ない、特許出願に関わったことで、知的財産権や弁理士に興味を持つようになりました。その後、就職活動を通じて、特許事務所に入所することとなったことが、弁理士を目指すようになったきっかけです。

LECを選んだ理由

宮口クラスの合格実績(特に一発合格の実績)が非常に高く、職場からも近く通いやすかったので、LEC新宿エルタワー本校を選択しました。また、宮口講師からLECのパンフレットを直接手渡しで受け取り、勧誘を受けたことも大きな後押しになりました。

LECで受講した初学者向けコースとその担当講師について

2022年度合格目標の1年合格ベーシックコース・宮口クラスを受講しました。基幹講座の中では、短答基礎力完成講座が特に良かったです。条文を1条ずつ順番に追いかけていくので、ボリュームはかなり多かったのですが、宮口講師の独特のゴロ合わせと色遣いのおかげで、本試験によく出るところをピンポイントで押さえることが出来、非常にためになりました。また、短答試験の勉強と並行しながら、論文基礎力完成講座をはじめとした論文の講座により、インプットした知識を書く形でもアウトプットできたので、記憶の整理が出来ました。

先ほどにも書きましたが、やはり、宮口講師は独特の色遣いとゴロテクが良かったです。条文を塗り分けることで、実際の問題を解いているときにも「確かあの条文は第1項をピンク色で塗って、第2項がオレンジ、第3項が黄色だったから、根拠条文は第3項だな」と思い出せるようになるなど、脳まで塗り分けられてしまったのではないかと思うほどに記憶に染み込みました。また、特に判例のゴロテクは強烈であり、丸暗記すると非常に長く煩雑な判旨であっても、要点のみを押さえて演習等でキッチリと書ききることが出来ました。更に、宮口講師は講義中に口頭で質問をし、誰かが答えるまで当て続けるので、口述試験の対策や、短期間で根拠条文を引っ張り出す力も養うことが出来ました。

LECで受講した答練について

短答実戦答練
短答実戦答練は、短答試験直前に各科目について60問300枝に加え、2回の総合問題が用意されており、過去問演習の後の力試しに最適でした。問題の難易度もちょうどよく、ここでなんとか8割以上を取っておきたい、という明確な目標にもなったので、大変重宝しました。

LECで受講したスポット講座について

宮口聡の短答REVOLUTION/宮口聡の論文ヤマゴロ講座/安西悠の苦手克服パーフェクトゼミ
宮口講師の「短答REVOLUTION」は、体系別問題集には載っていない昔の過去問まで網羅している上に、法改正に対応しており、解説も充実していたので、とても実力が付きました。また、宮口講師の「論文ヤマゴロ」講座は、まだほとんど勉強が始まったばかりの5月に取ったのですが、早めに論文の型を身に付けることが出来、7月からの論文基礎力完成講座にもスムーズに入って行けたのでよかったです。
安西先生の「苦手克服パーフェクトゼミ」も、意匠の類比判断や184シリーズ、マドプロ、国願法など、痒い所に手が届く内容で、試験直前に何度も読み返しました。

LECの教材や学習システムについて

Webフォロー制度がついていたので、仕事が忙しくて講義に直接参加できなかった場合でも、後から履修することが出来ました。また、講義の動画をダウンロードして後で見ることが出来たので、通勤の電車の中でも復習することが出来ました。通勤時間帯に復習できていなかったら絶対に受かっていなかったと思うので、Webフォロー制度には大変感謝しています。

短答式試験対策で気をつけたこと

短答試験では条文のスミをつくような問題が出題されるので、とにかく問題と根拠条文を紐づけ、間違えたり根拠条文がわからなかったりした問題では必ず法文集を参照して、なぜ正しいのか、なぜ誤りなのかをとことん理解するよう心がけていました。過去問挑戦段階ではないような初期の頃は「特許法条文かるた」を自作して友人と遊びながら条文を覚えていました。

短答基礎力完成講座が始まってからは、テキストに掲載されている過去問をLECで知り合った勉強会仲間と手分けして打ち込み、〇×クイズを自作してスキマ時間にひたすらやっていました。私としては、これが特に効果的で、テキストなど手元にないときであってもスマホさえあればスキマ時間に片手間でサクっと過去問演習ができ、絶大な威力を発揮したと思っています。

講義3回〜4回毎に確認の演習があるので、そこの演習で必ず満点を取れるように心がけていました。また、宮口講師の「短答REVOLUTION」も受講しました。「短答REVOLUTION」では、自分にとって簡単だったか難しかったかでAからEまでの5段階でランク付けをして、C以下の問題や間違えた問題については必ず解きなおしをし、解説を読んでも理解できなかった問題はすべて宮口講師に質問をし、疑問点を残さないことを心がけました。上四法の短答REVOLUTIONは年内に、下三法は2月までに、それぞれ終わらせて、それ以降は短答実戦答練や模試、宮口講師の直前道場等で初見の問題にとにかくたくさん触れることを心がけました。

論文式試験対策で気をつけたこと

論文試験対策では、まず宮口講師の型を身に付けることを徹底しました。論文基礎力完成講座を受講しているうちは、2回か3回に1度ある確認演習でキチンと書けるように、講義中に習った基本事項の確認や、宮口講師が講義中に「この辺が出るかもしれない」と指摘してくれた箇所について重点的に復習をしました。

論文試験では趣旨や判例が問われるので、夏の「青本趣旨対策&R3改正ダイジェスト道場」と「宮口聡の知財判例120%チャージ道場」が役に立ちました。特に、青本趣旨は口述試験まで使えるのでオススメの講座です。また、短答試験の勉強と並行するのは大変でしたが、冬にある「論文サルベージゼミ」は、本試レベルの問題に早めに触れることが出来る他、本試験での予想的中率も高いので、取っておいて損はないと思います。

同様の理由で、直前道場の「論文サルベージファイナル」と「論文最後の悪あがき道場」の2つについてもオススメします(令和4年度本試験では、特許法と意匠法が予想問題的中でした)。

また、短答試験の勉強をする際に解答の根拠となる条文や判例を〇×と同時にノートに書き、場合によっては簡単な解説も自分で作成する等して、短答の勉強をしつつ論文の勉強もできるようにしていました。結局のところ、一発合格を目指す場合にはどれだけ努力しても論文試験で確実に合格できるところまで勉強している時間はなく、4割程度は運任せになると思います。私にとって論文試験を突破できる確率を最大化する方法は、短答試験の勉強に持てるすべての気力と集中力を注ぎ込み、「短答試験の勉強」として論文試験の勉強もやってしまうことでした。

口述試験対策で気をつけたこと

論文試験まで受かるのであれば口述試験は楽勝、とはよく言われますが、実際に友人と過去問を出し合って解いてみると、全然答えが出てきませんでした。口述試験の勉強をする上では、とにかく短く、端的に答えることを意識していました。長文で回答した後に試験官から「もう一度お答えください」等言われた場合に、どの部分が間違えているのかわからなくなってしまうからです。また、試験官の意図に沿った回答でない場合に、時間のロスになってしまいます。友人と問題を出し合い、1文、2文以内で回答するよう意識しつつ、最後の1か月間を走り抜けました。

学習時間を捻出するために苦労したことや工夫したこと

宮口講師は滑舌がよく、聞き取りやすい声をしているので、倍速で動画を再生しても何を言っているか聞き取ることが出来ます。そこで、通勤電車の中で講義の復習動画を見るときは、常に倍速で見ることで時間短縮を図っていました。また、時間が経ってから復習をするとどうしても忘れてしまい、余計に時間がかかってしまうので、演習があった日は、疲れていても帰宅してからすぐに間違えた問題だけでも復習することで、トータルでかかる時間を減らせるように努力していました。結果として午前2時、3時過ぎまで復習しなければいけない日もあり、仕事との両立は苦労しましたが、根性でやり抜きました。

通学、または通信での受講を選択して良かった点や反省点

通学形式を選択しました。通学では、一年半にわたって一緒に勉強をする仲間を作ることができ、自主勉強会での知識交換や問題の出し合い、質問事項の共有などが出来たので、厳しいながらも楽しく勉強をすることが出来ました。また、分からないことがあったらすぐに宮口講師に質問することが出来る環境があるのは非常に大きなアドバンテージだったと思います。

今、合格して思うこと

一年半の間、スキマ時間を見つけては勉強を詰め込んで生活してきたので、努力が実ってホッとしています。一年間での論文試験合格はかなり運の要素も絡んでくると思っているので、努力で何とかなる部分を落としていては絶対に達成できません。宮口講師と安西講師の言うことを信じて、ひたすらストイックにやるべきことだけを確実にやっていけば、短期合格できると思います。これから受験する皆様を応援しています。頑張ってください!

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