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2022年度合格
鎌田 知樹さんの合格体験記

合格者
最年少合格 一発合格

感謝!

鎌田 知樹さん

年齢 20歳
受験回数 1回
職業 学生
出身校 東北大学農学部 海洋生命遺伝情報学分野 在学中
受講講座 1年ベーシックコース インプット+アウトプット一括
選択科目 生物学一般

弁理士を目指した理由・きっかけ

研究職の方々を強く尊敬する私にとって、幅広い知識で研究職の方々をサポートする「弁理士」という仕事は非常に魅力的なものでした。
弁理士を目指すにあたり、私に弁理士の仕事が務まるのか、といった不安もありましたが、単に目指すだけなら罰も当たらないと思い、弁理士試験の受験を決めました。

LECを選んだ理由

1年で合格したいと考えたため、少し調べて予備校のお世話になることを決めました。その後、「一発合格者の五人に四人がLEC出身」という広告を見て最寄りLECに足を運びました。
当時はあまり深く考えることなくLECに決めましたが、この選択こそが合格への第一歩でした。

LECで受講した初学者向けコースとその担当講師について

私が受講したのは「1年合格ベーシックコース」の通信講座です。
このコースではカリキュラムの最初に入門講座が用意されており、法律初学者の私でも基礎を身につけることができました。入門講座以降のカリキュラムについても論文を早めに対策できるという点が効率的で、LECの三回転学習法により知識の定着を確実なものとすることができました。
基本的にはLECから郵送される順にテキストをこなしていけば合格レベルの力が身に付くため、通信の方であっても勉強方針で迷子になることはないと思います。

私は宮口先生のお世話になりました。
宮口先生の講義ではカラフルな蛍光ペンや語呂合わせが登場します。これがとても印象的で、普通に勉強していくよりも知識の定着が早いように感じました。重要事項に焦点を当てたハキハキとした説明も知財未経験の私に最適で、宮口先生を信じたことが短期合格に直結しました。
また余談ではありますが、受験勉強に疲れた時には宮口先生の動画を流すようにしていました。宮口先生が講義中に発する覇気は画面越しでも凄まじく、動画を流すだけで私の疲れと窓越しの小鳥が飛んでいきました。

LECで受講した答練について

論文直前答練 短答実戦答練
1年合格ベーシックコースに含まれる答練を受講しました。
問題と一緒に郵送される解答解説が青本や基本書に忠実であり、答案練習でありながらもインプットに使え、お得感がありました。また、通信で受講していた私は答練の模範解答に学ぶところが非常に多く、LEC答練が論文突破の要であったと思います。

LECで受講したスポット講座について

①口述対策講座1stフェーズと2ndフェーズ
担当の義村先生のアドバイスが的確で、口述試験本番までに自分の改善点に気づくことができました。また、口述試験の練習ができる貴重な機会でもあり口述試験の突破には必須でした。
②『理想と現実』答案 論文過去問
過去問集として利用しました。宮口先生の分かりやすい模範答案のおかげで入門講座直後から過去問に取り組むことができ、時間をかけて論文を対策することができました。また、理想答案と現実答案が分かれていることで早い時期から本試を意識して勉強できる点も非常に良かったです。
③短答REVOLUTION
「短答REVOLUTION」では条文ごとに過去問を勉強することができたため、条文の理解に役立ちました。また、枝ごとにしっかりとした解説がついており、効率よく勉強を進めていくことができました。私の場合、この過去問集を味方にできた辺りから短答試験で躓くことが無くなりました。
④新春宮口模試
追加問題集として利用しました。新春宮口模試は過去問一年分に匹敵するため、解いておくことができて本当に良かったです。

LECの教材や学習システムについて

入門テキストが最高でした。
このテキストでは知的財産権の基礎が丁寧に説明されており、初学者の私でも体系的に知識を身につけることができました。実際に入門テキストを開いて勉強した時間はそれほど多くありませんが、その後の勉強の足掛かりとして本当に優秀なテキストでした。
言うまでもありませんが、入門以外のテキストについても必要な知識が正確に記載されており、合格には不可欠でした。

学習全体を通じて

【2022年弁理士試験】
短答:5月22日 論文必須:7月3日 論文選択:7月24日 口述:10月22日〜24日
短答合格率:10.3% 論文合格率:26.3% 最終合格率:6.1%
短答合格基準:39点 論文必須合格基準:平均54点 論文選択合格基準:60%
【得点】
短答 特実:16点 意匠:10点 商標:7点 条約:9点 著不:8点 合計:50点
論文 特実:120点 意匠:62点 商標:60点 選択科目(生物学一般) :65%

2021年の8月20日に勉強を始め、口述試験終了時の累計動画再生時間は533時間でした。
記録していませんが、動画を含めた総勉強時間は1500〜2500時間だと思います。

短答式試験対策で気をつけたこと

短答対策は論文対策の後に取り組み、条文をメインに据えて勉強しました。具体的にはLECの動画を一通り見た後に条文を読み、その後は必要に応じて過去問を解いたり条文やLECテキストを読んだり、という形です。移動時間では人工音声による条文読み上げやLECテキストから作った単語カードを利用していました。
短答試験では時間が余るため、考えて解ける問題を落とさないということを意識しました。

論文式試験対策で気をつけたこと

①入門〜短答直前の期間と②短答試験翌日〜の期間で論文対策に取り組みました。勉強内容についてですが、前者の期間①では論基礎宮レジ(LECテキスト)と過去問H18〜をメインに勉強しました。期間①で合格レベルに達するつもりで論文に取り組みましたが、実際には形式面で多くの課題が残りました。

後者の期間②ではLEC答練をメインに勉強しました。結局試験直前まで形式面に苦しみましたが、LECを信じて答練の模範解答を参考にした結果、少しずつ形式面も改善されていきました。
選択科目については論文後の3週間で対策しました。

口述試験対策で気をつけたこと

論文の合格発表後から勉強を始め、短答対策と同様に動画→条文→(過去問条文テキスト)という順に取り組みました。この他にも口述対策では10日ほど大学を休んで練習会や模試に参加しました。
口述試験では喉の不調程度でも致命傷になり得るため、とにかく体調管理に気を配りました。

学習時間を捻出するために苦労したことや工夫したこと

受験期間中、私は課外活動やバイトをしていませんでした。また、一人暮らしのため勉強時間の調整も自由であり、学習時間の確保には苦労しませんでした。

通学、または通信での受講を選択して良かった点や反省点

通学一択だと思います。
2022年に確認したところ、通学で申し込めばWeb講座(通信講座)が付いてくるようです。
「講義は録画動画でしか見ない」という方であっても質問や添削、答練等のために通学を申し込む価値が十分にあるため、迷う方は通学を申し込んでください。

今、合格して思うこと

ただひたすら感謝です!

これから弁理士を目指す方へのメッセージ

無理をせず、体調に気を付けながら頑張ってください。

【私が使って良かったアイテム】
発明推進協会のオーディオブックとワイヤレスイヤホン
LECの口述アドヴァンステキスト
PATECH法文集
他社の四法対照法文集
エナージェルのボールペンインク
長い単語カード
【私の反省点】
春頃まで適度な息抜きをしなかったこと。←結局3週間程ダウンしました。
論文試験直前でエナジードリンクに手を出したこと。←眠れなくなりました。
論文試験の模試を会場で受けなかったこと。
貸与法文を入手するお金をケチったこと。←普段使っていたPATECH法文と比べ、非常に使い勝手が悪かったです。
論文直後に多くのテキストを手放してしまったこと。←口述用に必要でした。合格後にも出番があります。
【私にとって良かったこと】
素直にLECを信じたこと。
休みたい時に休み、勉強したい時に勉強したこと。
点数を安定させるために、著作権法以外の苦手科目を無くそうと努力したこと。
布団が無い場所で勉強し、気分に合わせて場所を変えていたこと。
風邪やコロナ対策をしたこと。
条文上の抜け穴等について、その時の自分に必要な範囲で気が済むまで考えたこと。
自宅の壁に知識を張り付けたこと。
動画を倍速視聴したこと。
条文を読み込んだこと。
短答試験までに論文を含めた合格レベルになるつもりで勉強したこと。
宮口先生のアドバイスに従い、早い時期から論文過去問に手を付けたこと。
短答試験直後に安西先生の「論文合格答案講座」で論文知識を復習したこと。
わざと間違えたり蛇足を加えたり等、論文答練でいろいろ試したこと。
形式面を対策するため、とにかく通しで論文を書いたこと。
原則と例外を意識し、当てはめで点数を稼ぐ意識を持っていたこと。
論文では暗記量を抑え、ある程度自分の文章を書くようにしたこと。
選択科目については過去問から勉強内容を決めたこと。
論文と口述ではアウトプットを重視していたこと。
各会派が開催してくださる練習会に積極的に参加したこと。
緊張しないよう、試験官の方と談笑するつもりで口述試験に臨んだこと。
口述試験では時短のために模範解答通りに答えようとしたこと。
各試験に向けてラムネや飴玉、カフェインを用意したこと。
試験前は早めに布団で休んだこと。

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