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2019年度合格
野﨑 圭子さんの合格体験記

合格者
一発合格

育児+仕事+家事+勉強→一発合格は充分可能!

野﨑 圭子さん

年齢 41歳
受験回数 1回
職業 特許事務
出身校 東京大学 法学部 私法コース
受講講座 1年合格ベーシックコース インプット+アウトプット一括
その他学習経験者向け講座

弁理士を目指した理由・きっかけ

法律事務所勤務時、侵害訴訟に携わることが何度かあり、一般民事に比べ証拠作成がとてもユニークで楽しく、依頼者の熱量に非常に感銘を受けました。法律事務所の役割は主に権利化後の支援となりますが、私は権利化のプロセスにも関わりたいと思うようになりました。そこで6年前に特許事務所へ転職しました。特許事務所では内外(外国出願)手続事務に携わりましたが、今度は専門家、すなわち弁理士として知的財産権に関わりたいと強く思うようになりました。離婚し、子ども2人を抱えて生活することになったときに、早く専門家として始動したいと思い、昨年年明けに受験を決意しました。

LECを選んだ理由

「若くないし、子ども2人を抱えているし(いつまでも自分のことだけに集中している訳にはいかない)、受験期間は極力短く」にこだわっていました。そこで一発合格者を多く輩出しているLECを選びました。中でも宮口クラスは一発合格者が多いとのことでしたので、迷わず宮口クラスを選びました。宮口先生の講師紹介文にある「右脳:左脳=50:50」にとても惹かれたのも理由のひとつです。周りの受験生に比べ可処分時間が圧倒的に短い私にとって、宮口先生の講義スタイルはとても魅力的な印象がありました。

主に受講したコースや講座の名称と受講した感想

子どもの預け先の関係で通学はかなわず、通信講座を受講しました。ひとり親家庭で金銭的余裕は全くありませんでしたが、それを理由に受講を控えると一発合格は遠ざかると思い、教育クレジットローンを組んででも宮口先生の講座はほぼ全て受講しました。

宮口クラスでは多色の蛍光ペンを使用し、マークしていきます。これが後々、多大なる功を奏します。色は鮮明な記憶として残ります。たとえ文言を忘れたとしても、テキスト等にマークした色で大まかな内容が想起できれば正答を導き出すことが可能です。直前期には、例えば「前置審査。補正が不適法な場合は黄色、青色、青色」のように確認をしていました。これがまさに「右脳:左脳=50:50」だと思っています。宮口先生の講座はどれも素晴らしく、受講した全講座につきその魅力をご紹介したいところですが、厳選3講座について述べます。

まず1つ目は、1年合格ベーシックコース インプット+アウトプット一括です。合格に必要な基礎知識を一通り習得でき、答練/模試付きでアウトプットの機会もある、という理由でこのコースを申し込みました。知識の定着にはインプット→アウトプットの繰り返しが必要と思っていますので、最適な構成のコースだと思います。短答編/論文編/答練編の3フェーズに分かれているので、ひとつの項目につき、短答/論文/問題回答(実践)で重要な知識を区別して理解することができました。
入門講座テキストには重要な青本趣旨や審査基準も掲載されており、口述試験まで視野に入れた必須知識が網羅されています。宮口先生は、ゴロや身近な事例、ご自身のご経験等をふんだんに用いてテキストの内容を解説してくださるので、とても理解しやすかったです。通信生のため、講義後直接質問をする機会には恵まれませんでしたが、その機会がなくても充分理解できるほど、先生の講義は記憶に鮮明に残り、素晴らしいと思いました。

2つ目は、ゴールドWeb講座の宮口聡の『理想と現実』答案 論文過去問21年分です。論文式試験の解答は特許庁ホームページで公表されないので、論文過去問対策講座は必須と思い受講しました。宮口先生の答案スタイルを貫くためにも、この講座はマストだと思っています。テキストには各年の答案構成/現実答案/理想答案が掲載されており、現実答案と理想答案を比較することで、論文力を高めることができました。
例えば、現実答案では、余計な項目/表現をそぎ落とした形だからこそ、答案の骨子/流れがよく分かり、端的な表現も体得することができます。また、理想答案では、現実答案で簡潔に表現されていた内容の確認を行い、もし本試験で時間に余裕があり広げて書く場合の書き方を確認していました。

3つ目は、ゴールドWeb講座の宮口聡の短答ゴロテクコンプリートです。宮口先生の講義の魅力のひとつに、ゴロの多用があります。ゴロも、蛍光ペンでのマーキング同様、鮮明な記憶として残ります。1問1肢にそれほど時間がかけられない短答式試験において、スピーディーにかつ正確に問題を解くためにゴロは重要なテクニックのひとつだと思います。先生のゴロはどれもユニークで、クスッと笑いながら覚えてしまえるものばかりでした。楽しみながら受講していたので、気づけば様々な条文/定義や趣旨が身についていた、という感じです。

利用して良かったLECのテキスト・過去問集等の名称と具体的な感想

市販の過去問題集は利用しませんでした。

1.宮口聡の短答REVOLUTION
ゴールドWeb講座のテキストです。体系別、さらにひとつの項目の中で条文順に並んでいるので、弱点分野/苦手条文が明確に把握できました。解説が非常に丁寧で、図表入り解説もあったので復習と知識の補充に有効活用しました。付属の「短答Spread Sheet」は、法文集で確認すべき条文の優先順位が一目瞭然で、特に条約や著不は、全条文を見直す必要はないこと、特定の条文をマスターすれば高得点が可能であることがよく分かりました。問題と解説が別冊になっているのも使いやすかったです。問題冊子だけを職場へ持参してお昼休みに解いていました。
2.宮口聡の論文最後の悪あがき道場
論文試験直前期に開催された単発講座のテキストです。重要論点のオンパレードなのですが、これまで習った論点が視点を変えた形で考察されていたりもして、直前期に最適なテキストでした。四法だけでなく条約編もあり、条約と絡めて出題された場合にも対応できるような構成でした。論文の試験会場にはこの悪あがき道場のテキストと法文集だけ持ち込みました。本試験では、悪あがき道場のテキストが的中し、問題を見た瞬間『しめた!』と思いました。
3.宮口聡の口述ゴロテク道場
口述試験直前期に開催された単発講座のテキストです。これまで学んできた事項を、口述対策としてまとめ直されたテキストは直前期の見直しに非常に有用でした。★の数で重要度が一目瞭然なので、効率的に見直すことができました。確認事項にとどまらず、現場志向型問題も随所にあり、アウトプットの練習にもなりました。口述試験の会場には、このテキストと法文集のみ持参し、控室で待っている間はテキストを素読して気持ちを落ち着かせていました。口述は短答式や論文式とはまた違った緊張感があります。ゴロを叩き込んでおくと緊張した状況でも最初のフレーズを発することができ、それをきっかけに正答を導き出すことができると思います。

受講した答練や模試の名称と受講した感想

論文基礎力完成講座の答練編は、初めて論文を書いた場であり、基礎論点が目白押しだったので、答練の中でも最も重視していました。全ての答練を受けることで基本論点が一通り書けるようになりました。宮口先生が採点してくださったので、答案スタイル作りにも非常に役立ちました。先生のコメントをもとに、どのように書けば合格答案だったのかを研究し、復習として先生のコメントを反映させた答案に書きなおしていました。基礎をおろそかにせず、じっくりと先生のスタイルを研究したこの時期が、合格へ前進させたのだと思います。

短答式試験対策で気をつけたこと

最も留意したのは、情報の一元化です。私は、最終的に法文集だけ確認すればよい、という方向性を目指していたので、法文集に情報を一元化させていました。

インプット
入門講座受講時から、復習の際、法文集にテキストと同様のマーキングをしていました。さらに短答基礎力完成講座受講時に、入門講座ではふれなかった点を法文集に書き込んでいきました。趣旨や判例、審査基準も同様です。全て書き込むことは難しいので、ゴロだけ、事件名だけ、と記載方法にも留意しました。付箋も活用し、テキストやレジュメの該当部分を縮小コピーして貼り付ける等もしていました。短答試験前の1週間は、問題を解かず、法文集の読み込みを繰り返しました。条約、著不含め、全法域2~3周しました。
アウトプット

2018年秋ごろから短答REVOLUTIONを受講・活用しました。まず、全問を3周し、間違えた問題にはマークを付けました。4周目からは、マークがついた問題のみ解き、正解であればマークを消していき、マークがなくなるまで繰り返すというふうに進めていました。同様の手法で、答練や模試についても行いました。

なお、四法対照は使用しませんでした。法文集を何度も参照することで自ずと頭の中で四法対照できるようになったためです。

論文式試験対策で気をつけたこと

最も留意したのは、宮口先生の答案スタイルにこだわることです。論文基礎力完成講座受講時は、復習の際、宮口先生の答案例を書き写していました。LEC答案は、宮口先生が言及した箇所以外目を通しませんでした。それだけ、宮口先生の答案スタイルにこだわり抜きました。

インプット
入門講座テキストや論文基礎力完成講座テキストをベースに、青本趣旨対策講座、宮口聡の審査基準ダイジェスト、宮口聡の最判道場の各講座にて行いました。中でも、全ての基盤を形成する入門講座を重要視していました。入門講座に至っては、受講→テキストを素読→再び受講→テキストを読み込む→3度目の受講というスタイルを貫き通しました。盤石な基礎なしでは、その上にどんなに知識を追加しても試験に対応し得る力は形成されないと考えたからです。
アウトプット
秋頃から、前述の宮口先生の『理想と現実』答案講座を受講し、過去問対策を本格的に開始しました。初回は答案構成のみをして解説講義を受講しました。21年分あるので、まず全過去問にふれることが先決と思い、全文書きはしていませんでした。年明けから、平成20年度~平成30年度についてのみ、朝1通、夜1通のペースで全文書きを始めました(短答式に自信がなかったため、4月から短答終了までは一旦この全文書きは中断し、短答終了後からまた再開)。短答試験後は、現実答案を全年度分読み込みました。宮口先生のスタイルを徹底的に叩き込むためです。論文試験前最後の1週間は「論文サルベージファイナル道場」に参加し、知識とスタイルの最終確認のほか、お昼の過ごし方、使用するペンの決定等、勉強以外の要素でも最終調整を行いました。知識があっても、それが採点者に伝わらなければ合格できないので、宮口先生のスタイルにこだわったのは非常に大きな合格要素と思っています。
選択科目
選択科目免除のために応用情報処理技術者試験を受験しました。2018年2月に試験の存在を知り、急遽申込み、2か月間応用情報の試験対策だけに切り替えました。市販のテキストと過去問を繰り返し行い、2018年4月に受験して合格しました。文系出身で民法しか選択肢がない方にはお薦めです。

口述試験対策で気をつけたこと

インプット
入門講座受講時から、宮口先生が「口述で重要」とおっしゃった箇所は法文集に書き込み、覚えるようにしていました。一発合格にこだわっていたので、常に最終合格に必要な知識を意識していました。LECの口述対策講座は、直前期の口述ゴロテク道場のみ受講しました。また、勉強のペースを維持する目的で「2020年合格目標 論文トリニティ講座」の趣旨対策編も受講していました。この講座は、知識の最終確認に非常に役立ちました。そのほか、これまで受講してきた青本趣旨対策/審査基準/判例のテキスト、そして法文集を見直しました。
アウトプット
論文式試験終了後から、勉強会に参加していました。会派の練習会にも申込みましたが、仕事が忙しく、1回しか参加できませんでした。勉強会のテキスト(問答)を全てiPhoneのボイスメモに録音し、問→ポーズ/答を想起→答を聴く、という流れで通勤中に聴いていました。

通学、または通信での受講のメリットとデメリット

子どもたちの預け先の都合上、通信生として受講していました。メリットは隙間時間が利用できるところと、自分のペースで進められる点です。デメリットはその場で質問ができない、宮口クラスは必ず当てていくのでその恩恵に与れない(先生が当てるのは口述対策を意識されています)、即日配信ではないので、通学クラスより受講が遅れる点だと思います。

可能であれば通学で受講したかったのですが、通信生でも特段不便さは感じなかったのが正直なところです。新宿始め各校舎と自宅間の往復時間、仕事や家庭の事情等から、通信が最適な受講方法である、という方も多数いらっしゃると思います。私自身の経験から言えば、通学でも通信でも合格可能性は変わらないと思っています。大切なのは、確実に講義を受講し、勉強を継続させることなのですから。

受講したゼミや道場、単発講座の名称と受講した感想

1.宮口聡の審査基準ダイジェスト
お盆休みに開催された単発講座です。青本同様、審査基準も範囲が膨大で独学では難しいです。道場では試験で問われる審査基準のうち、重要度/出題頻度が高いものを中心に解説してくださいました。おかげでメリハリをつけて学ぶことができました。このテキストは口述試験まで手元に置き都度参照していました。テキストは弁理士になった後でも参照できるよう、職場に置いています。実務家としてまた参加したいくらい非常に有用な道場でした
2.宮口聡の最判道場
お盆休みに開催された単発講座です。抑えるべきキーワードをゴロで解説してくださるので、長い判旨の中で何が重要なのか、メリハリをつけて押さえることができました。重要な事件の判決文全文がレジュメとして配布されたので、普段講義でふれられる判例への理解がより深まりました。最重要判例は口述試験でも出題される可能性が充分あるので(実際、今年の口述試験は均等論5要件でした)、審査基準同様、本道場のテキストも口述試験まで手元に置き都度参照していました。
3.宮口聡の論文サルベージゼミファイナル
午前と午後に答練(1通ずつ)→午前分は即時添削されて午後返却→解説講義で論点整理、という構成の講座です。論文試験日の週(月~金、朝から夕方まで)に行われました。受講生の得点、合否判定も公開されるので緊張感があります。私にとって、論文合格に直結した講座と言っても過言ではありません。仕事の都合で1週間休んで出席することはできず(前半分は自宅で答案作成)、後半の2日間のみ新宿で受講しましたが、論文合格のための最終チェックに非常に有効な期間でした。これまで自宅で答案作成をしてきた私にとって、初めて新宿の教室で答練を受ける機会でもあったので、超直前期になって最適なペンが決まったりと(自宅では問題なく使えていたペンが新宿の教室の机ではうまく滑らなかった)、知識以外の面でも最終調整ができました。

仕事や学業、家庭と勉強の両立のコツ・時間活用術など

他の受験生に比べ、勉強時間は圧倒的に少なかったと思います。フルタイムで仕事をし、残業もあり、帰宅後は子ども2人の世話と家事で気づけば22時。休日は学校や保育園の行事があったり、休日出勤をしたり、思うように勉強ができないことはしょっちゅうでした。そのため以下の点を実践していました。

1.朝型にする
論文試験直前期以外は夜の勉強は諦めて、子どもたちが寝付いたら私もすぐ寝ることにしていました(22~23時頃)。毎朝2時半から3時の間に起き、子どもたちを5時半に起こすまでの2時間強、集中して勉強していました。
2.隙間時間を活用する
朝の時間だけではとても足りないので、通勤時/職場の昼休み/移動時間を勉強時間にあてました。iPhoneでも受講できるようアプリを利用していました。直前期は、子どもたちが食事をしている間、ひとりサッと済ませてテキストや法文集を開いていました。
3.家族の理解
受験を決意した際、子どもたちには「申し訳ないけれど土日は原則遊べないし、手の込んだ料理も作れない。1年で合格するから、我慢してほしい。約束は絶対守るから、ママを信じて応援してほしい」と話して理解と協力をお願いしました。8歳と3歳、まだまだ母親と遊びたい盛りにこんなお願いをするのは酷だとも思いましたが、普段通りの生活をしながらの一発合格は無理だと思っていたので、心を鬼にして話しました。子どもたちの理解と我慢があったからこそ、勉強を続けることができました。また、実家の家族にも協力をお願いし、子どもたちを見てもらえそうな日は預けて1人で自宅や図書館にこもりました。家族の理解と協力がなければ、一発合格は難しかったと思います。
4.色々手を出さない
勉強時間の少なさはよく自覚していたので、講義を聴き復習/理解し、先生が「確認しておこう」「覚えよう」等指示したことだけを実践し、色々手を出さないようにしました。

今、合格して思うこと

一発合格にこだわり、色々なプレッシャーをかけ続けてきたので、そのプレッシャーからの解放感が第一で、スタートラインに立てた喜びが第二です。そして、この合格は1人でなしえたものではなく、家族の理解と支え、友人の励ましがあってこそだと感謝しています。

宮口先生は、最後の最後まで気にかけてくださり、いつも元気付けてくださいました。心の底から感謝しています。

これまで内外特許事務で培ってきた経験と知識を活かし、将来は渉外弁理士として活躍できるよう、目の前の仕事を楽しみながらこなしていきたいです。

そして、「野崎さんにお願いしたい」とご指名が頂けるような弁理士を目指して、次なる目標に向かってまた走り出したいです。

宮口先生、スタッフのみなさま、本当にありがとうございました!

これから弁理士を目指す方へのメッセージ

通信生/2人の子どもを女手ひとつで育てながら/フルタイムで仕事をして、一発合格できたのは、ブレない目標と信念で突き進み、習ったことはその場で消化することを継続させたからだと思っています。人それぞれ置かれている環境は違いますが、気の持ち様と工夫次第で誰にでも合格可能性はあります。目標を設定したら、あきらめず、常に客観的に分析し、工夫を重ねてみてください。ご自身と指導してくださる先生方を信じて、ぜひ合格を勝ち取ってください!

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