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2014年度合格
Y・Tさんの合格体験記

合格者
一発合格

予備校の力を借り、講師を信じる。

Y・Tさん

年齢 29歳
受験回数 1回
職業 特許技術者・翻訳者
出身校 京都大学大学院 工学研究科
受講講座 1年合格ベーシックコース+アウトプット完成コース、中上級者向け講座
  • ※掲載年齢について…掲載している合格者の方々の年齢は、2014年度弁理士試験の最終合格発表日(2014/11/11)時点のものです。

弁理士を目指した理由

以前はメーカーで研究開発を行っていましたが、幅広い技術に触れられる知的財産の仕事に興味を持ち、弁理士を目指すことにしました。

LECを選んだ理由

友人から「LECが王道」と薦められたこと、「一発合格者の5人に4人がLECC出身」という実績があることから、LECを選びました。
また、入門講座では江口先生を選びました。申込当時は関西に住んでいたことと、ポイントを的確に捉えた説明が分かりやすそうだったことからです。
論文対策講座では、引越の予定があったこと、丁寧で分かりやすいという評判を職場の先輩から聞いたことから、納冨先生を選びました。

入門講座のカリキュラム・テキスト・講師について

江口先生の入門講座では、大きな流れを押さえながらポイントを的確に説明してもらえたので、初心者でも理解しやすかったです。また、江口先生の「コアレジュメ」は正に『コア』が詰まったものであり、入門講座の受講と併行して「コアレジュメ」の暗記を行うことで、重要な部分を頭に残しながら勉強を進めることができました。

納冨先生の論文対策講座は、説明が論理的で分かりやすく、細かい部分もテキスト等に書き込んで説明してもらえるので、理解できないということがありませんでした。また、論文直前期の『青本・判例攻略講座』は、重要な部分・試験で出題されそうな部分に的を絞って解説するものであり、趣旨等の勉強にあまり手が回せない初年度の受験生にはピッタリだと思います。

また、宮口先生の『短答ゴロテク講座』は、初心者には真似できないゴロの作り方であり、暗記の負担を軽減することができました。例えば、商標法4条などは、ゴロテクにとても助けられました。また、宮口先生の話自体が面白く、年末の時期にいつもと違う講師の講義が聞けたので、良い気分転換にもなりました。

短答試験対策で気をつけたこと

条文と過去問から離れないように気をつけました。 具体的には、まず四法対照法文集で知識を整理しながら、根拠条文を挙げられるレベルまで、過去問5年分をほぼ完璧にしました。3〜4周ほどしたと思います。条文番号を暗記しておくと、似たような条文で引っ掛かってしまったときにすぐに調べられ、勉強を効率的に進めることができます。これは、論文試験対策・口述試験対策でも有効でした。
さらに、苦手な部分などは10年前まで遡って解きました。この際には、青本・審査基準等の必要な箇所が逐条でまとめられた、短答基礎力完成講座のテキストがとても役立ちました。

ゴールデンウィーク頃からは、6年前〜10年前の過去問を1日1年分解き、修得した知識が抜けるのを防止しました。法改正などもあるので、直近5年分の問題も、間違えた問題などを中心に解き直しました。
試験直前期には、四法対照法文集を頭から読み、下三法もざっと読み直しました。特に下三法は、前日に読んだ条文がそのまま出て正解を導けたので、直前期に条文を読み直したのは正解だったと思います。

論文試験対策で気をつけたこと

みんなができることを落とさないように心がけました。論文試験の合格率は約2〜3割ですが、科目ごとで考えると6〜7割の人は合格点に達していると考えたので、6割の人が書けることを落とさないようにしました。(例えば特実60%×意匠60%×商標60%であれば、全体では21.6%になります。)このように考えることで、手を広げ過ぎることなく、肩の力が抜けてシンプルな答案が書けるようになりました。

また、私は短答試験まであまり論文対策に手をつけていなかったので、短答試験翌日からとにかく手を動かして、答案を作成しました。短答試験〜論文試験までの約1ヵ月半は、「海外旅行に匹敵するくらいの、いい経験をする!」と自分に言い聞かせ、時間とお金をつぎ込みました。最初は何をどう書いていいのかも分からず、解答を書き写しただけで提出したりしていましたが、赤のマーカーでキーワードをチェックして緑シートで隠し、解答の流れを何度も頭の中で繰り返すうちに、型が身についたように思います。

趣旨や判例は、「青本・判例攻略講座」のテキストに、答練や模試の解答を縮小コピーして貼り付け、情報を一元化して暗記しました。試験当日の休み時間にも、このテキストを見直しました。

通信講座のメリット・デメリット

私は、勉強期間中に2度引越しをしましたが、通信講座を受講していたので不便なく勉強を続けることができました。また、通信講座でも、未受講の講義が溜まるとプレッシャーになりますし、講義が面白かったので、飽きずに続けられました。

私は翌年以降も見直すかもと思い、入門講座はDVDで受講しましたが、1度理解した内容であれば、音声とレジュメだけで十分内容が追えるので、短答基礎力完成講座からはWeb受講に変更しました。Web受講では、音声データをダウンロードし、移動時間などに繰り返し聞くことができたりするので、知識の定着にとても役立ちました。

また、通信講座を1人で受講していると、モチベーションが下がることもありますが、そんなときは合格体験記を読んでモチベーションアップに努めていました。合格体験記では、複数回受験された方の不合格年の記述を読むことも、今の自分を省みるきっかけとなり、非常に効果的でした。

仕事と勉強の両立のコツとしては、勉強時間を記録するアプリを使用して、勉強時間を可視化していました。忙しい時期でも、週単位で勉強時間が減ってくると焦るので有効でした。
また、出社前にカフェで勉強することも、勉強習慣がつけられること、朝で頭に入りやすいこと、同じように勉強している他のお客が目に入り、モチベーションアップにつながることから有効でした。

今、合格して思うこと

約1年半の試験勉強を通じて、色々なことを学ぶことができました。
産業財産権に関する知識以外にも、講師(指導者)を信じること、優先順位を意識すること、まず始めてみること、法律文書の読み方、蛍光ペンの多色使いなどは、これからの人生でもきっと役に立つだろうと感じています。
この1年半の間、私を支え、励まし、指導してくださった皆様に、深く感謝しています。

これから弁理士を目指す方へのメッセージ

よく言われるように、合格はゴールではなくスタートです。
弁理士試験以外に掛けられる時間を増やすためにも、予備校の力を借り、講師を信じて、できるだけ短期で合格することを目指してほしいと思います。

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