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2022年度合格
T・Mさんの合格体験記

合格者
一発合格

講師の質の高さと受講システムの勝利!

T・Mさん

年齢 38歳
受験回数 1回
職業 無職
出身校 関西学院大学 商学部
受講講座 1年ベーシックコース インプット+アウトプット一括
選択科目 免除あり(応用情報技術者)

弁理士を目指した理由・きっかけ

弁理士を目指したきっかけは、知人からのこんな職業があるよという紹介を受けたことです。最新の技術に触れられて、それを権利化していく仕事はどういう仕事なのだろうかという興味を持つところから始まりました。

LECを選んだ理由

大学生の時に中小企業診断士のコースをお試しで受けさせてもらったことがあり、資格といえばLECかなという気持ちがありました。また、新宿のLECなら規模が大きい校舎なので間違いないだろうと思い、飛び込みでお話を伺って決めました。
お話を伺う中で、他の校舎と比較するべきか迷ったのですが、事務の方に弁理士を目指すなら宮口先生で間違いないと言われ、それを信じて特に比較することもなく決めてしまいました。結果的には、宮口先生が個人的に合っていたと思うので勧めていただいた事務の方に感謝しています。

LECで受講した初学者向けコースとその担当講師について

1年合格ベーシックコースの良かった点は、短答から論文までの対策が全て入っていたことです。また、ペースメーカー的に学習の目安となってくれて、大枠としての学習計画を自ら立てることなく進めることができました。

振り返ってみると、本当に何も分からない状況からのスタートでした。「入門講座」で一通りの概要を学ぶことで、知識の穴はたくさんあるけれど、学習の下地を薄く作ることができた気がします。その後、「論文基礎力完成講座」、「短答基礎力完成講座」でアウトプットの仕方や、知識の肉付けを行い、「答練」や直前期の「模試」で知識の穴を潰していくことができました。
特に、基礎力完成講義の答練編がちょうど確認テストになっていて、そのテストで良い点数が取れるように勉強していくことが短期目標としてちょうどよかったです。

宮口先生の良かった点は、①はっきりとしていて聞きやすい声、②流れるように進む講義、③飽きさせないように挟む小ネタ、④色分けによる視覚的な学習、⑤どんな質問に対しても明確に答えてくれる知識量など、とても素晴らしい講師だと思います。

はっきりと聞きやすい声のおかげで、Webフォロー等で復習をする際に倍速で再生をしてもしっかりと理解することができます。また、色分けによる視覚的な学習では、趣旨や結論などが頭に入ってきやすいです。さらに、私は通学で通っていたのですが、講義後の質問対応をしていただいたことで、理解不足なポイントを理解するのに本当に助かりました。

一発合格を目標とした場合、全体としての講義進度はとても早く進みますし、勉強する量も大変に感じます。ここで、いかに遅れずにキャッチアップしていくかが重要になってきます。私は、宮口先生のスピード感にしっかりついていき、学習のポイントや取捨選択してくれた情報を重点的に勉強することで一発合格できたように思います。

LECで受講した答練について

短答実戦答練
短答実戦答練では、知識の総復習を高いレベルですることができて良かったです。正直、短答実戦答練を受けている最中は、「本番の模試より難しいのではないか」と思いながら受けていました。ところが、実際に本番の短答式試験を受けてみると、ほぼ同じくらいの難易度に感じました。問題の難易度に慣れるという点でも有用性が高かったと思います。

LECで受講したスポット講座について

安西悠の苦手克服パーフェクトゼミ
「安西悠の苦手克服パーフェクトゼミ」では、基幹講座ではあまり扱うことのできない内容をやってもらえたので、大変役に立ちました。特に意匠の類否判断や侵害の成否については、このゼミでやっていなかったらほとんど理解をしていないままだった思います。他にも184シリーズやマドプロ特例シリーズは、手続きのフローを通して学習することで、全体のイメージを掴むことができました。また、安西先生は正確に丁寧に指導をしてもらえるので、どのように問題に取り組めば良いのかといった姿勢の部分でもとても参考になりました。

LECの教材や学習システムについて

  • 教材について
    論文の勉強をする際に、入門講座のテキストを見直すタイミングがありました。すると、そこかしこに趣旨が載っており、当時勉強していたときには全くその重要性に気づいていなかったことに愕然としました。裏を返せば、特に意識をすることなく趣旨に触れることができていたことになります。正直、入門講座で学んでいる最中に、深く記憶に残すことを自分はできていなかったですが、こういった積み重ねができるテキストであり、よくできているのだなと思いました。
  • Webフォロー制度について
    一発合格の重要な要因の一つは、このWebフォロー制度だと思います。どうしたって一度の受講では、内容を完璧に理解することは私にはできませんでした。復習としてオンラインで講義を再度視聴することで、初めて気づく内容が多々ありました。Webフォローで復習ができたおかげで知識の穴をどんどん埋めていけた気がします。

短答式試験対策で気をつけたこと

3月〜4月にかけて、とにかくまずは先取り学習で入門講座を1周することを意識しました。その後、実際の講義を受けることで2周目の学習をし、並行して復習の3周目を視聴しました。8月末からは、短答基礎力完成講座が始まるので、その答練編に向けてテキストに記載の問題を通して学習をしていました。答練で満点を取るつもりで学習することが大事だった気がします。

11月あたりから、実際の過去問に手をつけ始め、短答実戦答練が始まる前までに上四法を終わらせ、その後は答練と並行して下三法を進めました。4月〜直前に関しては、ほぼ短答の勉強のみです。やたらとプレッシャーが高まっていたことを覚えています。

短答実戦答練あたりから、「反省点のまとめノート」をパソコン上で作っていました。このまとめノートは試験の前日等に見直すことで、過去に間違えていたポイントを思い出すことができたので作って良かったと思っています。

過去問は、1周目は普通に解いて、間違えた問題のページの上部にスラッシュを入れておきました。2周目は同様に解いていくのですが、間違えた問題のページにはスラッシュ(1回間違えた)又はクロス(2回間違えた)がつくことになります。さらに、枝ごとに確信が持てないものにCマークをつけることを追加しました。3周目は問題集を解体し、ページの上部にマークが残っているものを中心に解きました。また、Cマークが多い問題に関してはスラッシュのあるなしに関わらずピックアップして解き直しました。
答練や模試でも、確信が持てない枝にはCマークをつけておいて、答え合わせをするときに解説をしっかり見るように心がけていました。

論文式試験対策で気をつけたこと

最初に意識していたことは、書くことに慣れようということです。そういった意味で、6月の段階で、宮口先生の「論文ゴロテク」をとり、載っている参考答案を書写するということをしていました。8月から論文基礎力完成講座が始まりますが、できるだけ先生から言われた通りに書くことを意識していました。まだまだ知識も足りていないので、書けなくて当然と思うこともこの時期は大事かもしれません。

10月〜11月あたりから「理想と現実」に手をつけ始めましたが、最初は古い年度の現実答案を書写するだけでした。徐々に、答案構成をし、その構成に要点や条文の抜けがないかチェックすることができるようになっていきました。1月〜3月で、だんだんと書くことに慣れてきて知識も入ってきたあたりから、現実答案だけでなく、理想答案も見て、いいとこ取りをして書写するようになりました。

一度、書写だけで問題ないかを安西先生に質問したことがありましたが、それで問題ないし、100通分書くつもりでやっていこうというアドバイスのもと、半信半疑ながら実践していました。結局、過去問を使って実戦的に問題演習をすることはなかったので(答案構成と書写しかしていない)、論文対策で何をすればいいか分からないで迷っているよりも、さっさと書写でいいから書き始めることが大事で、アドバイス通りだったなと思います。

また、趣旨や判例がたくさんあり過ぎて覚えられないのではないかという不安は誰もが感じるのではないかと思います。私も当初そう思っていました。でも、宮口先生の夏の道場で扱う判例・青本趣旨のテキストを参考書代わりにして、答練、模試、過去問を通じて出題されたものをとにかく覚えていくことを意識すればなんとかなると思います(なんとかなりました)。

口述試験対策で気をつけたこと

論文式試験から口述試験までの間に抜けてしまう知識を補完していくことが重要だったかなと思います。また、自分はこの期間にやっと青本を見るということをし始めたので、知らない趣旨がたくさんあり、それらを確認していくことが大変でした。

ただやるべきこととしては、口述アドヴァンステキスト、各種模試、模試に付属の問題集で十分かと思います。これにプラスして有志の口述ゼミなどに参加できれば練習する機会を増やすことができるので、より良いかもしれません。

学習時間を捻出するために苦労したことや工夫したこと

新宿で講義のある日は早めに向かい、自習室やカフェ等でできるだけ勉強時間を取るようにしていました。向き不向きはあるかと思いますが、外で勉強する方がある程度の緊張感を持って勉強することができるので、集中力が高まりやすかったです。

通学、または通信での受講を選択して良かった点や反省点

私は通学での受講を選択しました。通学でよかった点は、講義前後に直接先生に質問をすることができたこと、一緒に勉強をする友人ができたことです。ときには的外れな質問をして、宮口先生を困らせてしまうこともありましたが、基本的に親身になって回答をしていただき、本当に助かりました。また、ともに勉強をする友人ができたことで、お互いに点数を競い合い、疑問点をぶつけ合うことで切磋琢磨することができたと思います。

今、合格して思うこと

率直な気持ちは、ほっとした気持ちと、あくまで通過点に過ぎないという気持ちが入り混じった感じです。先生方や友人達のお陰で、幸いなことに一発合格という結果になりました。一方で、これまで知財の世界に関わったことはなく、法律知識についても約1年半の勉強をしてきた分しかないため、ひよっこも同然です。まだまだ勉強をしなければならないことはたくさんありますが、今回の合格を一つ自信にして進んでいきたいと思います。

知財業界の未経験者で、法律についての勉強はこれまで一切してきたことがなくても一発合格をすることができました。「素直さ・反復・反省」がポイントだと思います。また、どこかで「楽しむ」ことも大事だと思います。ぜひ先生方を信じて勉強をしていってください!

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