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2022年度合格
T・Iさんの合格体験記

合格者
一発合格

通信でも短期合格できました

T・Iさん

年齢 27歳
受験回数 1回
職業 研究開発職
出身校 東京大学大学院理学系研究科化学専攻
受講講座 1年ベーシックコース インプット+アウトプット一括
選択科目 免除あり(修士(化学))

弁理士を目指した理由・きっかけ

メーカーで研究開発に携わっていましたが、いろいろな技術分野に触れながら仕事をしたいという考えから、特許の分野に興味を持ちました。特許事務所に入るには資格が必要だと考え、弁理士を目指すことに決めました。

LECを選んだ理由

長期間だらだらと勉強しても良いことはないと思ったので、合格実績(特に短期合格の実績)が高い講座を取ろうと思い、LECを選びました。早期申し込みによる割引制度を利用することが出来たので、比較的安い金額で受講することが出来ました。

LECで受講した初学者向けコースとその担当講師について

1年合格ベーシックコースのコース設計については、「入門講座」「論文基礎力完成講座」「短答基礎力完成講座」の三段階に分けられていることで、着実に知識を習得することが出来るように作られていたと感じます。

「入門講座」のテキストは市販のテキストに比べて情報の取捨選択がうまくされており、入門生が混乱しないような構成になっていたと感じます。「論文基礎力完成講座」は、テキストのいくつかの例題については、実際の過去問をベースにしながら初学者用に分量を削ぎ落した形で作られており、例題を解くことで論文の書き方を学べるようになっていました。「短答基礎力完成講座」のテキストは短答問題を解くのに必要な知識が網羅的に収録されており、短答に必要な細かい知識を覚えていくのに最適でした。

宮口先生のレジュメ(宮レジ)は法域ごとの要点が詰まっており、効率よく勉強することが出来ました。特に短答基礎力完成講座の特許法については、要点を整理した宮レジと網羅的に記載されたテキストの二つを同時に利用して勉強することで、理解を深めることが出来ました。また、論文を書く際に必要になる青本や審査基準の記載は、重要なキーワードを正確に覚えておくことが必要になります。先生の考案した語呂合わせを使って、覚えづらい知識を無理なく頭に入れることが出来ました。

通信で受講していたので、ある程度学習が進んで来た段階で、理解できる部分とそうでない部分で動画の再生速度を変更していました。先生の講義は聞き取りやすく、倍速にしても問題なく意味を理解することができ、学習時間の効率化につながりました。

LECで受講した答練について

論文直前答練
短答試験の本試験では過去問にない問題も多く出るため、短答式の答練を過去問と合わせて使うことで知識の定着を図ることが出来ました。答練で出た問題は全て復習して解けるようにしていましたが、本試験でもいくつか答練と同じ知識を問う問題が出たため、とても助かりました。

LECで受講した答練について

宮口聡の理想と現実答案/宮口聡の短答REVOLUTION/宮口聡の論文ヤマゴロ講座/宮口聡の論文サルベージゼミ
論文ヤマゴロ講座
21年向けの論文ヤマゴロを取っていました。早いうちから論文の型を意識して学習するのに役立ちました。判例ダイジェスト編は覚えるべき判例を一冊にまとめてあり、判例を効率よく学習できました。
理想と現実答案
論文学習の初心者が陥りやすい点として、論文の模範答案の細かな記載に気を取られて重要な部分を認識できないという点があると思います。この講座の模範答案は不可欠な記載と高得点を狙える記載が区別されているため、初学者は安心して勉強を進められます。
論文サルベージゼミ
添削を受けずに論文の勉強を行っていると変な癖がついてしまうことがあります。論文サルベージゼミではそのような点を修正してもらえたのがよかったです。また、通学講座ではありますが、通信的な受講についても柔軟に対応して下さった点も非常に有難かったです。
短答REVOLUTION
根拠条文ごとに過去問が並べ替えられているので、年度別の過去問を一周するのと同じ時間で過去問を何周もでき、非常に効率よく勉強できます。

LECの教材や学習システムについて

秒速ドリルを使って通勤中などの細かい空き時間にスマートフォンで知識の習得を確認することが出来ました。問題にチェックをつける機能があるので、一通り解いた後に分からない問題にチェックをつけて後で自宅で復習するといった方法で使用していました。

短答式試験対策で気をつけたこと

弁理士試験は出題範囲が非常に広いため、過去問対策だけでは点数を取ることが出来ません。私は入門講座や短答基礎力完成講座で体形的に知識を身につけたあと、短答の約3か月前から問題演習を通して知識の抜けを埋めていく形で勉強を進めました。問題演習には過去問、答練の問題、短答最後の悪あがき道場の問題を使用していました。抜けている知識があれば、宮口先生のレジュメに追記しながら覚えるようにしていました。

論文の勉強に時間を割いていたため、短答の勉強にはあまり時間を取ることが出来ませんでしたが、上記のような問題演習で試験範囲を広くカバーできており、本番では65%の合格ラインに対して90%を超える得点を取ることが出来ました。

論文式試験対策で気をつけたこと

論文の勉強では論文の型を身につけることが重要だと思いますが、入門講座と並行して論文ヤマゴロ講座を受講していたため、型が身についた状態で以降の学習を有利に進めることが出来ました。

12月まではベーシックコースのカリキュラムに従って学習を進めました。カリキュラムのおかげで論文に必要な知識は大体身につけられていたので、1月からは過去問15年分を本番と同じ時間で解き、筆力を本番レベルまで上げていきました。過去問の自己採点には理想と現実の模範答案が役立ちました。また、3月から論文サルベージゼミを受講し、添削者が読みやすい答案になるように仕上げを行っていきました。

短答試験終了後は今までのテキストを総ざらいして、覚えられていない制度趣旨などの暗記を進めていきました。

口述試験対策で気をつけたこと

学習経験者向けの論文シーケンス講座を受講し始めていたので、論文シーケンス講座の一行問題対策のテキストを使用して趣旨対策を行いました。論文シーケンス講座については、合格者受講料返還制度を利用して全額返金を受けることが出来ました。また、予備校や会派が主催する模試に参加し、本番に近い環境で練習を行いました。

学習時間を捻出するために苦労したことや工夫したこと

  • コロナの影響で休日は常に家にいたため、必要な学習時間が取れず苦労したことはありませんでしたが、短い時間で効率よく勉強するために幾つか工夫を行っていました。
  • 情報がいろいろな場所に散逸していると、情報収集だけでも手間になるため、情報がまとまっているテキスト(宮レジ等)をメインで利用するようにしていました。
  • 講義動画の倍速視聴など、既に理解していることには時間を費やさないように気を付けていました。

通学、または通信での受講を選択して良かった点や反省点

現地まで4時間程度かかる田舎に住んでいるので通信以外の選択肢はありませんでした。通信で受講しているとモチベーションの維持が非常に大変ですので、通学で受講できる環境であれば通学での受講をお勧めします。

今、合格して思うこと

勉強は大変でしたが、勉強すればその分試験の成績が伸びるという点でやりがいがありました。メーカーから転職して知財業界で働くことになったのですが、弁理士試験合格はあくまでスタート地点だと捉えて頑張っていきたいと思います。

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