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2022年度合格
杉本 圭二さんの合格体験記

合格者
一発合格

江口先生に導かれて

杉本 圭二さん

年齢 36歳
受験回数 1回
職業 会社員
出身校 大阪府立大学大学院 工学研究科 物質・化学系専攻
受講講座 1年ベーシックコース インプット+アウトプット一括
Lゼミ
選択科目 免除あり(理工Ⅰ)

弁理士を目指した理由・きっかけ

元々メーカーで技術者として働いていましたが、最先端の幅広い技術に関連する仕事がしたいと考えるようになり、思い切って弁理士を目指すことにしました。親が弁理士だったこともあり、弁理士の存在は昔から把握していました。世間の目に触れる前に最先端の技術を扱える仕事ということで、興味を持っていました。

LECを選んだ理由

まず通学できるところを選びました。小さい子供がいるので、家で勉強することは難しいと考えていたからです。そして、その中で、合格実績が業界一であることや、職場の弁理士の先輩にもLEC出身者が多く、おすすめされたことが決め手となりました。

LECで受講した初学者向けコースとその担当講師について

1年合格ベーシックコースの良かったところは、最初の3〜4カ月程度で短答試験の全範囲を一通り解説してもらったことです。まず全体像を把握することで覚えるべき条文のポイントや繋がりがぼんやりとでも見えることで、その後の勉強効率が大きく変わりました。できるだけ短期間で合格したいと考えていたので、このやり方は自分に合っていたと感じます。

その後、夏頃に論文試験の基礎講座がありますが、短答試験だけでなく論文やその後の口述試験に対する勉強方法がこの時期にわかるため、一年を通しての計画が立てやすく、本当に一年で合格できるかもしれないというモチベーションにも繋がりました。さらにその後、再び短答試験のための講座がありましたが、正直忘れていることが多く、もう一度解説してもらうことは非常に助かりました。ここで忘れていた内容の再確認や、知らなかった知識の穴埋めをすることができ、徐々に自分の知識が蓄積していっていることをこの時期に特に実感することができました。

江口先生の一番良かった点は、勉強方法を何度も伝え続けてもらえたことです。隙間時間の使い方や条文の覚え方等、中には一年間実践することは簡単でないこともありますが、江口先生が何度も熱く語りかけてくれたので、その重要性がわかり、これまで自分の勉強方法が間違っていたことを痛感しました。正直なところ、最初はその効果が実感しづらく、過去問をやっていても間違うことが多かったですが、これはまだ知識が点であって、線でないから仕方なかったことだと今では感じます。

他にも良かった点として、重要なポイントは時間をかけて丁寧に解説してもらえるので、メリハリのある講義で集中力が持続したことです。一日の講義時間が9時間に及ぶこともあるので、眠気や疲れがくることもありますが、その中でも工夫を凝らした講義により、集中力を保つことができました。

LECで受講した学習経験者向けコース・講座とその担当講師について

初年度は短答試験の勉強に注力することになるため、どうしても論文試験の勉強は疎かになってしまいます。Lゼミを受講したことで、毎週強制的に論文を書き込む時間が作れることが良かったです。ゼミの前にその日に出る問題の論点をあらかじめ教えてもらえるので、論文が全く書けない状態であっても、そのポイントだけ勉強すればある程度は書けるように準備できるので、毎回時間を無駄にすることなく問題に取り組めます。また、毎週その論点だけ勉強すれば良いので、論文試験の勉強時間だけになることなく、しっかりと短答試験の勉強も並行してすることができました。
短期合格を目指す上で、この短答と論文の勉強時間をどう確保するかは非常に重要だと感じます。Lゼミを受講したことで効率良く合格を目指せるので本当におすすめです。

LECで受講した答練について

論文実戦答練/論文直前答練/短答実戦答練
過去問だけではどうしても本番の雰囲気で問題に取り組むことは難しいですが、答練を受けることで、これまで見たことのない問題に対して自分の持っている知識で回答する練習をすることができます。一見全くわからない問題であっても、これまで勉強した知識で簡単に解ける問題もあり、こういう聞き方をするのか、と新たな発見が多く、柔軟な思考力をつけることに役立ちます。

LECの教材や学習システムについて

講義内容をWebにアップロードしてもらえるので、聞き逃した箇所や理解できなかった箇所を何度も確認することができました。通勤中に聞くことができるので効率良く時間を使うことができるところが良かったです。教材も数多く用意してもらえます。特に短答アドヴァンステキストはそれぞれ一冊で各法律が網羅されており、条文の趣旨等の解説も充実しているので重宝しました。その分重さも充実の一冊なので、持ち運びはあまりせず、よく勉強する机に置いていました。

短答式試験対策で気をつけたこと

各条文の主体・客体・時期・手続を意識してそれが言えるようになるまで勉強しました。講義の中でもこの点を強調されますし、条文を一字一句そのまま覚えるよりも簡単でかつ試験に有用な覚え方だと思います。講義で習った箇所に対してこの方法で覚えた後、次の講義までにその箇所の過去問を1周、時間があれば2〜3周していました。講義が終わった後は、過去問を一冊やってみて、よく間違えた分野をテキストで復習、再度覚えて過去問を行う、という作業を繰り返していました。答練が始まると、規則や判例についての知識が足りないと感じましたが、全てを勉強するには時間がないと思い、テキストに書いてある内容だけでも覚えようと、講義でもらうコアレジュメに書き込んでいきました。

論文式試験対策で気をつけたこと

最初はとにかく多くの問題にあたることを意識しました。論文の書き方や思考方法、時間の使い方等、論文試験ではあらかじめ自分の型を作っておくポイントが多いです。これといった正解がない試験なので、自分の書きやすい型を用意するために、多くの問題をこなすことをまず意識しました。

ある程度書き方が固まると、そこからは青本やテキストで条文の趣旨を中心に勉強しました。試験では、趣旨を書かせる問題の配点はそこまで高くないですが、必ず出題されますし、何より条文の理解が深まり、要件を忘れにくくなると感じたからです。その場で趣旨を考えると、どうしても時間をロスしてしまいますし、点数もあまりもらえない答案になってしまうことが多いです。論文試験では時間がネックになりますので、書き方と趣旨を意識して勉強していました。

口述試験対策で気をつけたこと

実際に口で説明する練習をすることを意識しました。机に向かって過去問や条文を見ているだけでは、いざ発声する際に全く出てこない、といった状況が良くありました。私の場合は、同じ受験生が毎週集まってお互い問題を出し合う、という集まりに誘っていただけたので、そこに参加することで説明力を鍛えることができました。このような機会があれば積極的に参加すべきと思います。また、口述模試を受けることもおすすめします。本番さながらの緊張感で臨むことで、試験での振る舞いや自分に足りないものを発見することができますし、試験後には予想問題集をもらえるので、新たに多くの問題にあたることができます。

学習時間を捻出するために苦労したことや工夫したこと

家では子供の世話をする時間等により、勉強時間の確保に苦労しました。しかし、講義で先生からも言われますが、通勤時間等の隙間時間を要件のアウトプット時間とすることで、効率よく条文を覚えることができました。個人的には、机に向かっている時よりも歩いている時間や電車に乗っている時間に暗唱してアウトプットした方が頭に入るように感じました。

通学、または通信での受講を選択して良かった点や反省点

私は通学を選択しましたが、毎週決まって机に向かう習慣がついたことが良かったです。通信では、自分の都合のいい時間に講義を受けることができるというメリットがありますが、融通が利く分、私の性格では後回しにしてしまうと思ったので、毎週固定して予定を入れることになり、机に向かうことが普通になる通学にして良かったと感じています。

今、合格して思うこと

江口先生の言う通りについて行ったらいつの間にか合格していた、という感覚です。最初はどうしたらいいかわからず、勉強期間中も、これで大丈夫なのかと不安になることがあると思いますが、LECを信頼して、その通りにサボらず勉強すれば必ず合格できると確信しています。頑張ってください!

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