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2022年度合格
坂本 健太さんの合格体験記

合格者
一発合格

効率的に学習して一発合格!

坂本 健太さん

年齢 27歳
受験回数 1回
職業 会社員(企業知財部)
出身校 東京工業大学 物質理工学院応用化学系応用化学コース 修士課程修了
受講講座 スマート攻略コース インプット+アウトプット一括
選択科目 免除あり(修士)

弁理士を目指した理由・きっかけ

企業の知的財産部で仕事をする中で、知的財産に関する法律知識を身につけ、より専門的な仕事ができるようになりたいと考えました。また、知的財産の専門家として社内外からの信頼を得るために、弁理士を目指すことにしました。

LECを選んだ理由

できるだけ短期で合格したいと考え、一発合格者を数多く輩出しているLECでの受講を検討しました。早速Webでおためし受講をし、実際の講義の雰囲気を体験したところ、自分が勉強している姿を具体的にイメージすることができました。これなら合格まで頑張れそうだと思い、LECを選びました。

LECで受講した初学者向けコースとその担当講師について

「スマート攻略コース」を受講しました。1コマの講義時間が60分と短いため、隙間時間でも視聴しやすく、学習ペースが保ちやすい点が良かったと思います。講義の内容が分からなかったときには繰り返し視聴し、苦手分野を克服することができました。

また、スマート攻略コースは、全体の講義時間が他のコースより少なめに設定されており、忙しい方でも受講しやすく、短期合格を目指すことができるコースだと思います。重要な内容を優先して学習できるカリキュラムになっており、試験での重要度に応じて、メリハリをつけて学習することができました。例えば、補正要件や審判の流れなど、試験に出やすく、受験生が間違えやすい内容については、講義の中で繰り返し説明していただき、得意分野にすることができました。

馬場先生は、短期合格のための勉強方法をご指導いただけた点が良かったと思います。単に興味本位で勉強をするのではなく、「試験に合格すること」を意識すること、「弁理士としてどのように考えるべきか」という観点を大切にしつつ、単に答えを覚えるべき問題については、割り切って暗記をすること、とご指導いただきました。試験での重要度に応じて、効率よく勉強することができました。

スマート攻略コースは通信専用コースであり、受講生が通信でも学習しやすい環境を作っていただいた点も良かったです。講義の内容などで分からないところがあるときは、メールやXで質問にお答えいただき、学習をスムーズに進めることができました。また、学習コンパス講座で、他の受講生の学習進度や悩みを共有いただき、モチベーションの向上に役立ちました。

LECで受講した答練について

論文直前答練
論文対策では、論文直前答練、論文公開模試を受講しました。最初の答練では、何を書けばいいか全く分かりませんでしたが、答練に取り組んでいくうちに、少しずつ構成を考えて書けるようになっていきました。論文試験は、他の受験生との相対的な出来が重要です。答練や模試を通じて、受験生の中での相対的な立ち位置を知ることができ、合格ラインまでの距離や、自分の苦手分野を把握することができました。また、添削者の方には、時に厳しく、時に温かいコメントをいただき、勉強のモチベーションになりました。

LECで受講した答練について

口述対策講座1stフェーズ
口述試験の過去問集に掲載されていない範囲を含めて、全範囲を網羅的に学習することができました。講義で使用する口述オールインワンテキストには、口述試験に必要な趣旨や判例もまとめられているので、効率よく勉強することができました。講義で義村先生から教えていただいた、口述試験特有の条文の読み方は、本番でも役立ちました。また、論文試験後に低下してしまいがちな勉強のモチベーションを維持することができた点からも、受講してよかったと思います。

LECの教材や学習システムについて

LECの教材には、合格までに必要な知識が、趣旨や判例も含めてまとめられています。そのため、他の教材に手を広げなければいけないという不安を感じることなく、LECの教材を繰り返し学習することで、効率よく勉強することができました。

短答式試験対策で気をつけたこと

試験勉強の開始直後から、講義の視聴や予習・復習と並行して、短答これ問(短答試験の枝別過去問集)を使った落とし込みを行いました。落とし込みとは、四法対照に、過去問の論点や重要判例などを書き込んでいく勉強法です。落とし込みを行うことで、条文のどの箇所が問われやすいか、間違えやすいかを意識してインプットすることができました。私は暗記力に自信がなかったので、一度に全部覚えようとはせず、何度も落とし込みを行い、少しずつ覚えていくことを意識していました。短答これ問は、試験直前の総復習にも役立ちました。

2月頃から、四法の過去問演習と下三法の勉強を開始しました。特に、四法の過去問演習時には、枝毎に正誤を考えることを意識して取り組みました。直近10年の過去問については、どの枝が問われても正解できるようにして、試験に臨みました。

論文式試験対策で気をつけたこと

論文試験の対策は、秋頃から短答試験の対策と並行して行いました。具体的には、2月頃までに、平成14年〜令和3年の過去問のマッチングを行いました。マッチングとは、論文試験の過去問の答案例に対して、条文の言葉、問題文の言葉、覚えるべきキーワードをマーカーで色分けする勉強法です。マッチングを行うことで、項目立ての仕方や、条文・問題文の答案への取り入れ方を学習しました。また、隙間時間に論文これ問(論文を書くのに必要なパーツ集)を使った定義・趣旨のインプットを行いました。論文試験の対策を早めに始めていたため、短答試験後に焦ることがなく、良かったと思います。

短答試験後は、馬場先生のアドバイスで、答案構成を繰り返し行いました。答案構成は、大項目を絶対に落とさないようにすることを強く意識して行いました。答案構成が少しずつできるようになってきた段階で、細かい項目や、自分が覚えた定義・趣旨を答案に取り入れられないかを検討するようにしました。

口述試験対策で気をつけたこと

馬場先生のアドバイスで、試験勉強の開始直後から、隙間時間に口述アドヴァンステキストを使って勉強していました。口述アドヴァンステキストは、事例や条文の流れを理解するのに大変役立ちました。

論文試験後は、受験生仲間と問題を出し合ったり、模試や会派の練習会に参加したりするなど、場数を踏むことを意識しました。口述試験は、短答試験・論文試験とは違った緊張感と難しさがあります。初めは上手く答えるのが難しいと思いますので、他の人と練習する機会を積極的に作ると良いと思います。

学習時間を捻出するために苦労したことや工夫したこと

学習時間を確保するために、隙間時間の活用を意識していました。通勤などの移動時間は、定義・趣旨や条約のインプット、口述試験の勉強に充てていました。また、勉強の合間の休憩は、ダラダラ過ごすのではなく、時間を決めて休むことを意識していました。

勉強する時間帯については、仕事終わりの疲れた状態で集中して勉強するのは難しいと思い、朝早起きをして、仕事前に1〜2時間程度勉強していました。夜は、集中力が切れてきたら早く寝て、翌朝に集中して勉強できるようにしていました。

通学、または通信での受講を選択して良かった点や反省点

通信で受講しました。メリットは、自分の好きな時間に講義を視聴できることだと思います。机に向かって勉強する時間が取れないときは、移動時間なども講義の視聴に充てることができました。また、集中できているときは講義を続けて視聴したり、分からないところが増えてきたら復習の時間を増やし、新規の講義視聴をセーブしたりと、効率よく学習を進めることができました。
デメリットは、他の受験生と会う機会が限られるので、ある程度自分自身でモチベーションを維持していく必要があることだと思います。

今、合格して思うこと

受験期間は、終わってみればあっという間に感じますが、勉強しているときは、終わりが見えないトンネルの中にいるような気持ちで、とても大変でした。心が折れそうになったこともありましたが、絶対に一発合格するぞ、という強い気持ちをもって勉強していました。合格できたときは、嬉しい気持ち以上に、ホッとしました。

LECの初学者向け講座は、弁理士試験の勉強をしたことがない方でもスムーズに理解しやすく、合格までに必要な知識を習得することができるように作られています。短期合格のためには、講義で教わった内容を自分で繰り返し学習し、習得することが大切だと思います。先生と自分を信じて、合格まで頑張ってください。

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