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2020年度合格
A・Mさんの合格体験記

合格者
一発合格

先生を信じてやり切った1年半

A・Mさん

年齢 32歳
受験回数 1回
職業 特許事務所勤務
出身校 東北大学 農学部
受講講座 1年合格ベーシックコース インプット+アウトプット一括
短答・論文トータルサポートコース

弁理士を目指した理由・きっかけ

大学では理系の分野に進んだものの、研究や開発にはあまり興味が湧きませんでした。就職活動中に様々な職業を調べる中で、理系の知識を活かしつつ、英語や文章力を活かせる弁理士という仕事を知り、勉強を始めました。

LECを選んだ理由

弁理士の勉強を始めるにあたり、Web受講することができ、学生割引を利用できるLECに決めました。LECには多彩な講師の方々がいらっしゃいますが、おためしWeb受講をしてみて、声の聞き取りやすい宮口先生のコースを受講することにしました。

主に受講したコースや講座の名称と受講した感想

最初に「1年合格ベーシックコース」の通信講座を受講しました。しかし、就職活動や卒業研究に手を取られてしまい、ほとんど手つかず状態になってしまいました。翌年、再度ベーシックコースを受講するのはもったいないと思い、宮口先生の「短答・論文トータルサポートコース」を受講しました。

特許法の29条、39条がぎりぎり分かるかどうかというような知識レベルでの受講開始でしたが、オリジナルのテキストはコンパクトにまとまっており、宮口先生の詳しい説明もあるので、特に問題なく進めることができました。

今まで法律の勉強は全くしたことがありませんでしたが、宮口先生が例え話で噛み砕いて説明してくださったり、インパクトのあるゴロで小気味よく話してくださるお陰で、自然と知識を身につけることができました。

利用して良かったLECのテキスト・過去問集等の名称と具体的な感想

短答エミネント講座に付随する自学自習用「一問一答集」が全試験を通してとても役に立ちました。テキストを読んだあとにいきなり過去問集を始めるのはハードルが高く、かといってその他に良い演習書も見当たらない中で、テキストと過去問集の間のギャップを埋めるのに一問一答集はとてもいい教材でした。講義ではほとんど触れられませんが、一問ごとに宮口先生の解説がついているため、通勤時間などの隙間時間に何度も解くことで知識の整理・定着を図ることができました。一問一答集が大体理解できるようになったところで、「体系別短答過去問」に移りました。近い条文ごとに問題がまとまっているため、自分の弱い分野を発見するのに役立ちました。

また、「論文サルベージゼミ」で配布されたサルベージゼミテキストは論文の必要な知識を身につけることに役立ちました。特実30問、商標15問、意匠15問の合計60問も問題が収録されており、身につけるのは大変でしたが、これだけやったのだから、知識の漏れはないはずだと自信をつけることができました。

受講した答練や模試の名称と受講した感想

論文の勉強はかなり遅れてしまっていたので、論文答練は結局一度も受けることができませんでした。短答実戦答練と短答公開模試については全て自宅で受講しました。
実際の試験よりも難しい問題も多く出題されますが、知識の穴を見つけるのにとても役立ちました。枝ごとに何度も解き直すことで、短答試験に対する自信を高めることができました。

短答式試験対策で気をつけたこと

「一発合格するなら上四法で最低8割」と宮口先生がよく仰られていたので、上四法については苦手分野がないように万遍なく学習をしました。また、上四法で8割取れたとしても条約で足きりになることを恐れていたので、条約については上四法と同じくらいの熱量を持って取り組みました。

勉強の進め方は、講義の進度に合わせて一問一答集を解き、ある程度自信がついたところで該当分野の過去問題集に取り組みました。分からないところについては辞書代わりに短答エミネント講座のテキストを開き、宮口先生の解説が詳しく書かれている箇所についてはできるだけ理解し暗記するように努めました。あまり解説がない箇所については、深追いしても仕方ないと考え、割り切って進めていました。一問一答集、過去問、テキストだけで合格に必要な知識は身につけることができたと思います。

論文式試験対策で気をつけたこと

まずは短答合格が第一と考えていたため、論文の対策にはあまり手がまわっていませんでした。しかし、後からまとめて復習するには到底間に合わない量ということが分かりきっていたので、論文トリニティ講座のテキストは講義後すぐに復習しました。

また趣旨については、覚えるほか対策がないと考えていたため、宮口先生が緑のマーカーを引いたところはできるだけすぐに暗記するようにしていました。全てを覚えきることは難しいので、キーワードだけでも出てくるように時間を置いて復習を重ねました。このときの勉強により、口述試験で趣旨を聞かれたときにも困らず答えることができました。

試験のスケジュール変更により、中だるみしてしまう時期もありましたが、宮口先生の論文サルベージゼミを受講し、モチベーションを保つことができました。論文サルベージゼミでは、初めて実際に手を動かして全文を書いてみることで、一発書きで書くべきことを書く難しさを知ることができました。時間の都合により、ゼミ以外では論文の全文書きをすることはほとんどありませんでしたが、できるだけ全文書きを重ねてペース配分や書き方に慣れておいたほうがよいと感じました。

口述試験対策で気をつけたこと

まさか論文試験に受かっていると思っていなかったので、口述対策を始めたのは論文の合格発表後でした。3週間ほどしか準備の時間がなかったので、宮口先生の口述ゴロテク道場を受講し、口述アドヴァンステキストをひたすら繰り返しました。口述模試は定員を既に超えてしまっていたため参加できませんでしたが、一度も実践形式の模試を体験しないのはまずいと思い、勤務先の弁理士の先生にお願いし指導して頂きました。

試験本番では、特許、意匠については問題なく終えることができたのですが、商標については問題の意図が掴めず、最後の問題にたどり着くことができませんでした。文字を読んで問題に答えることと、耳で聞いて答えることには大きな差があるので、論文合格が分かった時点ですぐに模試などに申し込み、経験を積んだほうがよいと思います。

通学、または通信での受講のメリットとデメリット

LEC校舎が家からも職場からも少し遠かったので、基本的には全て通信で受講しました。通信だと倍速で講座を聞くことができるため、効率的に講義を進めることができたと思います。宮口先生の声は聞き取りやすいので、2倍速でも聞き取りには全く問題がありませんでした。通信だとつい溜め込みがちになってしまうこともあるかと思いますが、自分の好きな環境で、自分のペースで勉強を進めることができたので、私には合っていた受講形式だと思います。

論文サルベージゼミだけは通学受講しましたが、ゼミならではの緊張感もあり、他の受講生の模範解答を見ることで良い刺激となりました。長い勉強期間になるので、基本は通信、ピンポイントで通学という形もよいと思います。

受講したゼミや道場、単発講座の名称と受講した感想

宮口先生のゴールドWeb講座「論文ヤマゴロ」を受講しました。短答試験の自己採点後、すぐに論文の思考に切り替える必要があり、宮口先生に何をするべきか電話相談したところ、ヤマゴロ講座の受講を勧めて頂きました。
論文トリニティ講座で大体の論文の書き方は身につけていましたが、ヤマゴロ講座では問題のパターンごとに書くべき項目が挙げられており、体系的に学ぶことができたので知識の整理に役立ちました。

仕事や学業、家庭と勉強の両立のコツ・時間活用術など

試験スケジュールの変更や、仕事のテレワークへの移行など変化の多い一年でしたが、通信講座をメインにしていたため、自分の勉強時間をぶれることなく確保できました。
通学しないため、モチベーションが続かないといった問題もありますが、勉強仲間を見つけたり、あえて勉強をしない期間を設けることで最後まで勉強することができたと思います。

今、合格して思うこと

試験スケジュールの変更があり、見通しの立たない中で勉強を続けるのはつらいことが多かったです。それでも一回の受験で最終合格することができたのは、宮口先生のご指導と、一緒に勉強した友人のお陰だと思います。
弁理士試験に合格することはできましたが、実務の勉強は一生続くものだと思います。試験勉強で身につけた勉強習慣を忘れずに、これからも勉強を続けていきたいです。

これから弁理士を目指す方へのメッセージ

弁理士試験は長く、先が見えなくなってしまいモチベーションが保てないことも多いと思います。LECならたくさんの信頼できる先生がいらっしゃいますし、勉強仲間を見つけることもできると思います。弁理士試験はしっかり積み重ねていけば受かることのできる試験なので、挫けず頑張ってください。

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