2016年司法書士試験に見事合格した皆さんにお集まり頂き、合格を勝ちとったノウハウや苦労話を伺いました。
鍋島 健 さん
働きながら一発合格
飲食店勤務をしていた際に、仕事に迷いを感じ、資格を求めて行政書士試験を受験し合格。
その後、家族がLECの司法書士試験講座を受講していたことや業務内容、受験勉強の方法など、メリットが多かったため、大変だと思いながらも、もう一歩上を目指そうと決意し、司法書士試験を受験
- ―まずは、数ある予備校の中からLECを選んだ理由を教えてください
- 家族がLECの司法書士の講座を受けており、そのすすめもありLECに決めました。司法書士試験の学習は初めてだったため、初級講座を受講することは決めていました。また通学クラスで受講期間中通いきれることが条件でしたので、その条件を満たす講座を選び、受講することにしました。
- ―実際に講義を受験してみてどうでしたか?良かった点など感想を聞かせてください
- 新15ヵ月合格コースは初学者が合格するために必要な知識を基礎的な部分から順序良く無理なく学習していけるコースだと思いました。 また学習初期からインプットだけではなくアウトプットも充実していることから、早い段階で学習進度を客観的に把握し、勉強の方向性の確認や修正の参考にすることが出来たと思います。多くの人が不安になる記述対策も、基礎的な問題はもちろん、本試験と同レベルの問題に挑戦する事が出来る機会がインプット期間中に設けられていたので、直前期迄に記述式の準備も十分な時間を使うことができました。 直前期には答練や模試が十分過ぎる程に用意されていますので、合格するために何が足りないかをはっきりさせることが出来ると思います。
- ―講義で使っているテキストの良かった点など教えてください
- メインテキストであるブレークスルーは、どの科目も十分過ぎる程の情報量で、初めはその記載量に圧倒される程でした。ですが先生が講義で飛ばしたところや、『読む必要はない』と言われたところをその通り自分でも飛ばす事が出来れば必要な最低限の知識を頭に入れ余計な知識は頭に入れないと言う形を作ることが出来ます。そして直前期に入ってからの答練が始まった時に初めて使うページもあるかと思います。
最後まで使わないページもあるかもしれませんが、ブレークスルーが手元にあるだけで安心出来る位の網羅性のあるテキストだと思います。 - ―これから司法書士を目指すみなさんにメッセージをお願いします
- 個人的には、諦めなければ受かるとは言い切れませんが、諦めたら絶対に受かりません。ですから司法書士試験を受験する覚悟を決めた以上は、受講する講師の言葉を信頼して、本試験が終わる瞬間までは絶対に諦めないと心に決めてぶつかってみてください。
鍋島さんの学習を支えた my goods
- 実戦択一カード
- 通勤や通学時に分からない知識や忘れてしまったところを確認するために使用。あらかじめ暗記する部分は、赤で塗られているため、択一知識の暗記用として使うとともにブレークスルーよりもコンパクトにまとまっているため、分からない部分の逆引き用としても活用していた。また黄色やピンクのマーカーで線を引き、記憶できていない部分を徹底的にチェック。たくさん塗ってあるところは苦手分野。
- 雛形コレクション
- 雛形を赤で塗ってしまい暗記できるように加工。雛形をやった日を記入、また要件をページ上にメモ書きし、雛形は仕事の休憩中なども使ってひたすら書いて記憶。また書けなかった雛形番号をまとめていた。
- ブレークスルーテキスト
- 講義中メインで使用。講義中に過去問番号にみどりで線を引く。講義後、セルフレクチャー(講師オリジナル教材)か線を引いた過去問を肢だけでなく全てを解いてみて、はっきり理解して解けた問題は、そのままにし、解けなかった問題は、赤のラインに変更する。
また問題がとけなかったところは、線を引いた過去問番号の上部分だけを読み理解。