2012年一発合格者インタビュー
LEC初学者コースを受講後、見事2012年司法書士試験を一発合格した5人に、LECを選んだ理由や、効率的な学習法について取材。一発合格者達が合格するまでのプロセスがここにある!
合格発表のときの思い出と気持ちを教えて下さい
戸田さん:合格発表の日はインターネットで見ました。 自分の番号を見つけた瞬間「あ、努力してよかった」と単純に思いました。
- 一番最初に報告した人は?
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戸田さん:親に。
- どんな言葉をもらいましたか?
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戸田さん:あ、よかったじゃんって。(笑)
- 意外と軽いですね。なにかお祝いの品とかもらいましたか?
-
戸田さん:もらってないです。(笑)
大嶋さん:ネットで見るときってすぐ繋がりましたか?
戸田さん:いや、繋がらなかったですね。更新をしまくりました。
- 続いて田中さんお願いします。
-
田中さん:インターネットで確認して、本当にほっとしました。
- どの点でほっとしましたか?
-
田中さん:大学卒業して働いてもいなかったので、周りの友達は就職して1・2年目の人が多かったので、ほんとに不安定だったんですね。学生でもない社会人でもなかったので、やっと働けるって思いました。
- どなたに報告しましたか?
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田中さん:親とおばあちゃんです。
- 続いて中川さんお願いします。
-
中川さん:私の場合は、合格発表のときは勤務中だったので、うちのかみさんから「あったよ!」とメールが来て知りました。だから、報告するというより報告されたというかんじですね。
- 結果を見られない中で仕事をするのはどんな気持ちでしたか?
-
中川さん:自分で言うのも変なのですが、筆記試験が終わったときに手応えがあったので「受かったよ」と聞いて、やれやれという気持ちでした。
- 他の資格をお持ちだったりしますか?
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中川さん:マンション管理士・理系の資格を持っています。司法書士は老後の人生が決まると思っていたので、これが老後の人生が決まったなーという気持ちでした。
- 続いて大嶋さんお願いします。
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大嶋さん:掲示板を当日見に行きました。期待と不安が入り混じる中、楽しみに30分前に行ったのですが、見に行ったのが法務局ではなく、間違えて法務省に行ってしまいまして・・・
4時になっても誰も来なくて・・・そこから走って法務局に行ってみました。実際に見れたのは4時40分くらいで、周りにはもう誰もいなくてぽつんと掲示板に紙だけ貼ってありました。そんな中番号を探し、「あった!」と確認しました。 みなさんと同じ安堵感と、たくさんの人たちに応援してもらっていたので、良い報告がでできるなといった形の安堵感と、ほかにも色々な感情がじわじわと湧いてきました。うれしさのあまりたくさん電話やメールをしながら、掲示板の前をうろうろ30分くらい行ったり来たり。動物園の檻の中の動物みたいな感じでした(笑)。 - 一番に報告したのは?
-
大嶋さん:会社の課長です。勤務時代からずっと応援してくださった方でしたので。
- どんな言葉をもらいましたか?
-
大嶋さん:さすがだな!おめでとう!とおっしゃってくださいました。
- 続いて亀田さんお願いします。
-
亀田さん:私はインターネットで知りました。
- 家で見たんですか?
-
亀田さん:そうですね。家です。 10分前からスタんばって更新ボタンをずっと押しているようなかんじで・・・
見た瞬間いろんな感情がわきあがってきたのですが、やはり田中さんが言ったとおり自分も、ほっとしたという感じが今思うとありました。 - 肩の荷が降りた、という感じですか?
-
亀田さん:そうですね。努力はけっこうしてきたので、それが報われたかなーっといった気持ちでした。
- 亀田さんは一人暮らしですか?
-
亀田さん:いや。実家です。
- 誰かと一緒に見られたんですか?
-
亀田さん:一人で。でも見た瞬間に親に報告しました。
- 家だと誰も見ていないじゃないですか。思わずガッツポーズをとったりしましたか?
-
亀田さん:うーん、小さくガッツポーズをとるくらいですね。見た瞬間は、次の口述試験を考えて、早くLECさんの口述模試を予約しないとーと思いました。
やったこととすれば、LECさんの口述模試をすぐ予約したことですね。
司法書士試験の学習をはじめようと思ったきっかけを教えてください。
戸田さん:僕の場合は今大学4年生で、1年生のときからアルバイトを始めたんですが、そこの職場の先輩で行政書士の資格を持っている方がいて、法学部だったこともあり「行政書士の勉強をしてみたらどうだ?」と言われ、それだったらやってみようと軽い気持ちで始めました。
LECの講座をとって勉強していたんですが・・・まぁ、やっぱり遊んじゃうんですよね。それで見事に落ちました。そのあと、LECのガイダンスを受けて、この先生についていったら間違いないだろうと思って始めたのがきっかけです。
- ガイダンスを知ったきっかけは?
-
戸田さん:行政書士の解答速報会のあとに、司法書士のパンフがあって、ガイダンスがあることを知りました。本当に軽い気持ちで行ってみました。
- 続いて田中さんお願いします。
-
田中さん:私は法学部で、将来を考えたときに普通に就職するっていうのは考えてなくて。法学部だったので法律系の資格を取ろうと。
仕事の内容を見たときに弁護士だと人と争ったりしなくてはいけないので、あまり性格的に向いてないかなーと思ったんです。でも司法書士ならおめでたい場所に立ち会ったりもできるので自分の性格に合っているかなと思いました。 - わりと堅実に。戸田さんとは違う?
-
戸田さん:「ノリ」でした(笑)。
- いつから学習は始めたのですか?
-
田中さん:大学4年生です。
- では、結構迷った末に始めたんですね?
-
田中さん:大学でアメフト部のスタッフをやっていたので、4年の最後までその活動をやっていて、そこからですね。
- 続いて中川さんお願いします。
-
中川さん:私はもともと理系馬鹿だったんですよね。文系的なものが全くなかったんです。35歳のときに思い切ってマンションを買ったんですね。そしたら年末調整かなんかで登記簿謄本を持ってこいと言われたんですが、なんだ登記簿謄本とはといった状態で・・・。知らないことがあると損をする、このまま理系馬鹿だとこれから人生まずいと思い、法律系の内容に興味が湧き始めました。
どうせ勉強するなら資格を目指して、ちょっとずつ勉強を始めて宅建から始めました。かみさんのおやじさんが、田舎で司法書士の看板を掲げたんですが、これを目の当たりにして自分の60歳以降の生活にいいんでないかと思い始めて。
定年までは今のままの仕事を続けようと思っていたんですが、58歳のときに早期退職制度を会社が掲げて、これはチャンスだ!と迷わず手を上げました。会社を辞めると同時にLEC さんに入ってそこから勉強して1年半でなんとか合格できました。 これで第二の人生のスタートを切れたといった感じです。
- 続いて大嶋さんお願いします。
-
大嶋さん:大学の学部を法学部に決めた時から将来は漠然と法律家になりたいという気持ちはありました。しかし、在学中は大学1年時に宅建の資格を取って以来、法律関係の勉強は授業以外特にしていませんでした。そして、大学卒業後は金銭面や一度社会での経験を積みたいという理由から、旅行会社に就職して営業をやっていました。3年間だけ働くつもりが、すごく仕事も楽しく毎日やっていたら、気がつけば5年となってしまいましたが、東日本大震災の際や知人にある事件が起こった際に自分の力不足・限界を知り、本気で「人助けがしたい」と思いました。それが新たな1歩を踏み出したきっかけです。
- すごく立派なきっかけですね。そこで弁護士ではなく司法書士を選んだ理由は?
-
大嶋さん:法科大学院と司法書士を両方考えましたが、法科大学院に通っていると30歳を過ぎるし、リスクも高いです。それでも弁護士になろうかなと思っていたのですが、その直前に司法書士の方の話を聞く機会がありました。そこで、実際の債務整理や路上生活者支援のお話、児童虐待の問題等、人権擁護のために活躍している先生もいらっしゃるとのお話を伺いました。そして、実際に東北に行って法律相談をしていらっしゃる話とかを聞きまして、わたしのやりたいことは司法書士でもできる!と思い、興味を持ちました。 また、印象に残ったのが「お金の問題で解決できない問題はない」と言い切っていたことです。私もそういう先生のようになりたいと思って司法書士を目指しました。
-
戸田さん:すごいなー。
- 続いて亀田さんお願いします。
-
亀田さん:ちょっと大嶋さんのあとでやりずらいな・・・ そこまでちゃんとした理由ではないのですが・・・
前職が公務員として6年働いてまして、このまま2・30年やっていても自分の手に職が残らない。仕事をやめたときに自分に何も残っていないのがさびしいな、それは避けたいと思い始めたんです。そういうあやふやな気持ちで続けられなかったので、一旦仕事を辞めたんですね。
1年間ぐらい実家の自営を手伝って、これから先の自分の人生をゆっくりと考えたときに自分はなにかのプロになりたい、そして公務員として身近に法律に関わるということもあったので、法律家として自分がプロになって、なにか人に誇れるような仕事をしたい。 それを通して社会貢献ができるのならこんな素晴らしいことはないなと思って。法律家といってもいろいろあるけど、自分の年齢を考えるとさすがにそんなに時間とリスクをかけられないので。そうしたら、自分次第で司法書士の業務を通じて社会貢献ができるっていうのが分かったので、司法書士で頑張ってみようかなと思ったのがきっかけです。
LECを選んだ理由を教えてください
- LECを選んだ理由、学習を始めた当初感じたこと、そしてLECの新15ヵ月合格コース・新全日制本科講座を受講していてよかった点を教えて下さい。
-
戸田さん:まずLECを選んだ理由というのが、担当の先生と出会って、軽い気持ちでやってみようと思ったことです。 学習当初感じたことは、教材が送られてきてものすごい量で、受取ってみたらものすごく重くて。思わず全部広げてみたんですね。これだけの量を頭にいれるのか、大丈夫かな?と思ったのですが渋々勉強を始めて。それが最初の不安でしたね。
- 続けられた理由は?
-
戸田さん:担当の先生に支えられたからだと思います。生クラスで受講していたので、分からないことがあったらいつも質問していて。辛いときも先生に相談して、「過去の合格者はこうやって切り抜けたんだよ」とか「今の合格者の人はこんな風に開業したりして楽しんでいるんだよ」と言う話を聞いて飽きずに勉強できました。
田中さんも同じクラスで受講していて「最初からこいつやりよるな」と思ってたら、案の定、答練の結果も1番よくて。1番とられたのがすごく悔しくて、俺が1番を取ってやると思ってました。 - 続いて田中さんお願いします。
-
田中さん:選んだ理由は、単純にインターネットで司法書士って検索してLECがあって。実績もあるっていうので、お話を聞きにいってガイダンスをうけて、ここで大丈夫だなと思ったのでLECで決めました。
学習を始めた当初は、法学部だったんですけど登記法とか全然やったことないし。法学部とか本当に関係ないなと思って。本当に一から頑張らないと一発ではうからないなと思ったのが大きいですね。戸田くんにライバル宣言されたり、仲間ができましたし。分からないことはすぐに聞きたいので講義ごとに質問に行っていました。 - 続いて中川さんお願いします。
-
中川さん:司法書士資格の手前の資格までは独学でやっていたのですが、さすがに合格率が3パーセントを切る難関資格なので、独学では限界があるだろうと思い、どこかの予備校さんでやろうと思いました。 早期退職でやめる直前に水道橋のLECでガイダンスがあるって見つけて、とりあえず行ったんです。そこでお世話になった先生が出てこられて。講義の間にゼミをやられるってのを聴いて、こういうのをやるといいのかなと思って、そこで決めました。 やっぱり生クラスっていいですね。仲間がいて、先生がいて。終わったらすぐ質問ができて。 不安なままで帰るのではなくてすっきりして帰るっていう。それが一番効果的な学習法だと思います。 学習始めた頃は、家にどーんと教材が届いてすごいなーと思いました。私は自分で先に進めていって4月頃には全部終わってしまって。生クラスは自分で学習したものの復習だったんですよね。
- 続いて大嶋さんお願いします。
-
大嶋さん:LECを選んだ理由は、まず会社から3分のところにLECの立川本校があったことです。そして、仕事が忙しくてあまり時間が取れない中でしたが、立川本校でガイダンスに参加しました。先生の話し方も上手で分かりやすいなと思いましたし、ガイダンスの後の個別相談のときに親身になって話を聞いてくださって。この先生についていこうと決めました。別にストーカー的な意味じゃないんですけど(笑)。
検討している時間もないし、大手だし、ここで間違いないと思って学習を始めました。
実際に学習を始めた当初は、仕事が繁忙期だったので仕事行って、予備校行ってととにかく無我夢中でやっていました。そんな中、感じていたのは・・・自分の目標に向かって走り出したんだ!ようやくそこに一歩踏み入れたんだ!と強く感じていて、とてもうれしく思っていました。 - LECの新15ヵ月合格コースを受講していてよかった点を教えて下さい。
-
大嶋さん:新15ヵ月合格コースは初学者コースにもかかわらず合格レベルに達することが出来る内容ですし、そんな中で勉強方法だとか効率よく学習が進められるといったところが当時社会人だった私には、それがすごいメリットだと感じていました。
- 続いて亀田さんお願いします。
-
亀田さん:LECを選んだ理由っていうのは、やはり実績がありましたし、それに対する信頼感もありました。公務員試験のときもLECを使って合格できたので、LECにはいい印象しかなかったんです。
- 通信学習をすすめていたんですよね?
-
亀田さん:仲間がいなくて常に孤独だったんですけど、勉強する量が半端ではないので、孤独だなと感じてる暇がなかったですね。そういう意味では仲間がいなくても大丈夫だったかなと思います。
-
中川さん:通信学習の方で感心するのが自分でペースを守っていくんですよね。ものすごく意思の力が強いなと思います。その辺はどうだったんですか?
-
亀田さん:いろいろ家だと誘惑はあるのですが、自分には意志の強さはあったのかなと思います。
あとは、リズムでやってました。起きたら勉強っていう機械的にやっていたんですよね。 - 通信DVDでよかった点は?
-
亀田さん:DVDプレーヤーで、倍速機能をつかって3倍速でずっとやってたんですよ。
-
全員:聞けるんですか?
-
亀田さん:人間、慣れれば聞けるんですよ。3時間の講義が1時間で消化できちゃう。
- 確かに効率いいですね。
-
亀田さん:あと、DVDは講義の様子がいつでも聞けるので、インプットしたいときは、試験前でもすぐに聞けるっていう自分のニーズに即、応じられるところがいいなと思っていました。
- 量が多かった新全日制でよかった点を教えて下さい。
-
亀田さん:私見なんですが司法書士試験を初学者が受講するのにはインプットが大事なのかなと思っていたので、インプットが充実していた新全日制本科講座は本当に良かったと思います。 担当の先生がほんとに面白い分かりやすい講義をしてくださるのですんなり基本知識が入ってきました。
学習期間中、スランプに陥ったことはありますか?また、どのように克服していましたか?
戸田さん:先生に相談するっていうのが、一番良いモチベーション維持でした。
スランプってあんまり感じたことがなくて、それはスランプに陥る前に先生に相談して助けてもらっていたからだと思います。全ては先生のおかげです。
- 続いて田中さんお願いします。
-
田中さん:今年の3月まではバイトを週2・3日入れて勉強して、直前期は仕事を辞めて、自習室には行かずに家にこもって勉強していました。週1回の答練の時ぐらいしか人と話をしてなかったので、勉強が辛かったというよりは人と話せないのが辛かったです。そういうときは家族に電話したりとか、先生に相談してアドバイスをもらっていました。
-
中川さん:仲間と週1回話していたので、スランプに陥ることがなかったんです。いつも二人であれこれ議論してました。 講義の終わった4月以降も模試のたびに会って、出来具合を確認したりしていました。
-
大嶋さん:講義がある期間は新しい知識が入ってきたりしてたので、特にスランプはなかったです。 仕事が大好きだったので仕事が息抜きでしたね。 講義が終了した4月以降は大海原に独りぽーんと放り出された感じで。 答練も最初のうちは成績が悪くても気にしなくていいよと言われていたんですが、やはり成績が悪いと落ち込むもので、全然成績があがってこなくて、自分が司法書士を目指したことは大きな間違いだったのではないかと思ったりもしました。志望動機がかなり強いものがあったので、司法書士になった自分をイメージして、例えば事務所をどこにたてようとか、自分が依頼者の人と話している姿を想像したりして、元気になっていました。LECの合格体験記も役立ってました。
-
亀田さん:スランプっていうのもそこまで感じたことはなかったんですけど 勉強をはじめて6ヵ月後、初見で過去問を解いてみたんですよ。 そしたら全然できなくて、これは間に合わないなと思ってたぐらいだったんですけど。ただそのとき、自分は分析するのが好きで、自分の弱点を分析したりしていました。 過去問だったので、本試験がどういったものかというのを、分析して、自分はこういうことを勉強に取り入れたら成績が伸びるんではないかと思っていました。出来ない自分がいて、それを克服・成長するためにはどういうものが欠けていて、どういうものを取り入れていこうってことを考えていました。
-
大嶋さん:みなさん、答練の成績は良かったんですか?
-
戸田さん:全然でしたね。年内の答練は言うのも恥ずかしいぐらいの点数取ってて、年明けの答練も低くて除々に上がって右肩上がりで。
-
大嶋さん:田中さんはいつも成績良かったんですよね?
-
田中さん:そうですね。わりと・・・。
-
戸田さん:この「スン」とした感じがむかつくんですよ(笑)。
-
大嶋さん:すごいなー!私の場合は受けた模試全てにおいて、午前も午後も記述も基準点すら越えたことがなくて。
自分が基準点を超える想像がつかなかったですね。田中さんはA判定とかS判定とか出たんですよね? -
田中さん:そうですね。
-
大嶋さん:自分はE判定しか見たことがなくて。本当にS判定なんてでるのかって思っていました。
- 亀田さんは答練も自宅で受験ですか?
-
亀田さん:そうですね。全部家で。
- 時間を測って?
-
亀田さん:はい。
- 答練の成績は除々に上がっていって模試のころには合格圏内に入ったんですか?
-
亀田さん:そうですね。
仕事との両立について
- 残業をしなくてはいけない時もあったと思うのですが、どのようにされていましたか?
-
大嶋さん:そうですね。まずは、上司としっかり相談した上で、私の受験勉強に協力してもらえる環境を作れたことですね。本当に恵まれていました。
講義がある水曜日は「大嶋が早く帰る日」ってまわりに言ってくれていて。
そして私の上司が、「お前の勉強のスケジュールを最優先に考えてくれていい。」とまで言ってくれていたので、これはもう落ちることはできないなと思っていました。
繁忙期は毎日朝8時頃から夜11時過ぎまで仕事だったので、なかなか勉強時間を確保できなかったのですが、そんなときは細切れ時間を大事にしていました。そのときのスケジュールとしては、朝6時に起きて7時まで勉強して、通勤時間ではブレークスル―を見たりしていました。アポとアポの間の空き時間に勉強したりと、とにかく1分でも時間があれば勉強していました。また、帰ってから夜一時半まで勉強と決めていて、どんなに眠くてもとにかく1度は机に向かうって決めていました。机にむかうと勉強するしかなくなりますからね、意外と勉強できるんですよ。ただ、本当に疲れているときなんかはそのまま机の上で寝てしまったこともありました。そんな感じでなんとか時間をやりくりしながらやっていました。 - では4時間半睡眠?
-
大嶋さん:そうですね。基本4時間半睡眠で体が慣れましたね。
- 周りのサポートが大きかった?
-
大嶋さん:そうですね。やはり会社の環境が恵まれていたのは大きかったですね。
学業との両立はどのようにしていましたか?
戸田さん:大学2年の終わりぐらいから始めていました。
- 単位も取らなきゃ、ですよね?
-
戸田さん:3年生のときのカリキュラムを司法書士の科目に入れ込んでいました。 だから学業面では問題なかったですね。大学生で一番辛かったことは、花のキャンパスライフを過ごしているのに、友達からのいろいろな誘いを全部断っていて。 だんだん断るのが辛くなってきましたけどね。
- 断る秘訣は?
-
戸田さん:もう決めるんです。おれは絶対行かないって。 「受かったらこんなことしてやれ」って思って頑張っていました。
- 学生から始めて良かった点は?
-
戸田さん:自由な時間を作り出しやすいところですね。 受かるぞって気持ちも持っていれば学生の人は合格しやすいカテゴリーに入るのかなと思います。
これから学習を始める方へのメッセージをお願いします
戸田さん:高い志を持って、努力を継続すれば必ず合格できる試験だと思うんで、これから受験される方たちには頑張っていただければと思います。
田中さん:答練の解説講義で「みなさんプロになるために勉強しているからしんどくなるのは当然」っていうのを聞いて、辛くなったときは自分に言い聞かせたりしていました。 今は勉強が辛いけど、将来の自分を思い浮かべたら頑張れるって思って、未来を思い描いて頑張っていただきたいなと思います。
中川さん:私はやはり中高年の方たちへのメッセージになると思うのですが、60歳でも一発で通ります!周りの中高年は記憶力が悪くなっただとか、言い訳をしますが、そうではないと思います。
司法書士試験を受けるのは若い人たちが多いのですが、めげずに頑張っていただきたいと思います。
記憶力って年がいったからといって落ちるものだとは思わないんですよね、やっぱり気持ちの問題かなという気はします。 あとは、お互いに説明しあう仲間がいるといいのかなと思いますね。
大嶋さん:司法書士ができることはとても社会的でやりがいがあるし、魅力的な資格だと思います。これから勉強を始められる方は始める前に、法律家で憧れの人を見つけたり、自分が法律家になったらこんなことをしたいっていうのをぜひ見つけていただきたいです。 この試験は範囲が膨大ですし、合格率も低いので、その合格率に誰しも心が折られそうになるときが来ると思います。そういったときにそれが心の支えになるはずです!ぜひ頑張ってください
亀田さん:私からは自宅にて勉強し受験される方へ一言ということで。
難しい試験なので、生半可な気持ちでは勉強も続かないし、結局周りの誘惑に流されてしまうと思うんですよ。まず自分が司法書士としてどういうものになっていくのかっていう考えは自分のモチベーション維持に大事だと思うし、また勉強面で言えば、頼る者は自分だけなんですよ。なかなか誰かに相談したりもできないし、講師からアドバイスを適宜もらうことも難しい、その中で私が感じたのが自分にあう勉強をいかに早く見つけて実践していくっていうの大事だということです。それさえ見つけられたら、自宅受験でも頑張っていけると思います。
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