
S・H さん(40代)一発合格
スマホで司法書士S式合格講座で合格しました
主な受講講座 | スマホで司法書士S式合格講座 |
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最終学歴 | 大学卒業 |
保有資格 | 社労士 |
司法書士を目指した理由・きっかけ
私はもともと行政書士試験の勉強を独学で始めたところでした。しかし、勉強を始めたものの民法でつまずいてしまい、行政書士講座をインターネットで検索したところ、たまたまスマホで司法書士S式合格講座が検索結果の中に紛れて表示されたことが始まりです。LECの司法書士講座の名だたる先生方に、行政書士の受験科目である民法と会社法を教えてもらえるなら、このお値段は安いかもと、そんな軽い気持ちで司法書士講座の受講を始めました。
LECを選んだ理由
私は仕事と子育てをしているため、ゆっくり長時間の講義を座って聞く時間はありません。できるだけ手軽に、テキスト等がなくても、スマホなどで家事や通勤の合間に視聴でき、細切れ時間を活用出来るような講座を探していました。スマホで司法書士S式合格講座であれば、金額的にも、ボリューム的にも、挑戦してみるハードルが低かったので、司法書士試験自体を受けることは決めていませんでしたが、とりあえず行政書士試験用にと受講を始めました。
初学者向け講座についての感想や良かった点
スマホで司法書士S式合格講座の良かった点は、とにかく「基本」。各法律の基本となる「幹」を教えてくれる内容でした。私は司法書士試験の前に別の国家資格の勉強を独学でしていた時期があるのですが、直前期には、基本はもう大丈夫だろうとたかをくくり、テキストの余白にあるような細かい注釈や、重箱の隅をつつくような論点ばかり集中して勉強していました。そんな状態で受けた本番でしたが、まさかのAランクと言われるような基本知識が頭からすっぽり抜けてしまっており、試験中に頭が真っ白になってしまったという苦い経験があります。その苦い経験から、今度資格の勉強等をするときは、絶対に基本論点からぶれないこと。みんなが落とす問題は落としても合否に関係ない。みんなが落とさない問題は自分も絶対に落とさないようにしよう、と考えるに至りました。スマホで司法書士S式合格講座はフルの講座と比べてかなり全体のボリュームが抑えられています。しかしそれは、内容を軽く端折って説明がなされるわけではなく、あくまでAランク知識に絞って、各講師方が本当に深い理解を促してくれる講義です。講義の内容すべてがAランク知識なので、この講義で取り扱われる内容は100パーセント理解して、絶対に自分のものにしようと目標を明確にすることができました。また、スマホで司法書士S式合格講座に対応している「合格ゾーンテキスト」は、初学者でもとてもわかりやすくかみ砕いて説明がなされており、非常に理解しやすかったです。
模試についての感想や良かった点や学習への役立て方
私は他予備校の模試も受けましたが、LECの模試が一番本試験に難易度・ボリュームともに近いように感じました。模試は直前期の知識の再確認にとても有益ですし、何より本番さながらの会場受験をぜひお勧めしたいです。私は家庭の都合で1回しか会場受験は出来ませんでしたが、会場受験を経験したことによって、周りの雰囲気・スピード感を体験できたことは本当に良かったと思います。午後の択一を早々に仕上げ、周りの受験生がどんどん記述に入っていくと、めちゃくちゃ焦ります!ばさっばさっと紙をめくる音や、ものすごいスピードで申請書を書くペンの音で、私は焦りで択一の問題文が全然頭に入ってこなくなりました。これがもし本試験だったらとぞっとしました。あの雰囲気を本番までに体感されることは必須だと思います。模試で間違えた問題や、知らなかった問題は、本番までに知れて良かった、と思い、テキスト等に集約しました。
直前期の学習として取り組んだ事
直前期に意識していたことは、他資格試験の苦い経験から、「手を広げすぎない」ということでした。スマホで司法書士S式合格講座を受講中~直前期までは「合格ゾーンテキスト」をメインテキストとして使用していましたが、なるべく全科目・全範囲を早く回したかったので、「ケータイ司法書士」に移行しました。模試で間違えた個所などはケータイ司法書士に集約し、ケータイ司法書士を何度も何度も回していました。
基準点突破のために役立ったこと
基準点突破のためにしたことは、民訴系の理解です。模試などで何度か午後択一が基準点に到達しないことがあり、午後択一が1番の課題でした。不動産登記法での失点はなかなか抑えることが難しいと思ったので、民訴系・供託で満点を目指す作戦にしました。最初は民訴系がとても苦手だったのですが、何度も何度も繰り返しひたすらテキストを通読し、手続きの流れの理解を心掛けることによって、点数が安定するようになりました。
通信講座の利用方法やメリット・デメリット
通信講座のメリットは、好きな時間に、自分の好きなタイミングで受講できることです。私のような育児中の身だととても通学はできないので、通信講座があって本当に便利でした。ただ一方、辞めようと思えばいつでも辞められてしまうのは、メリットでもありデメリットでもあると思います。また、どうしても孤独になりがちだと思います。
森山講師・海野講師・根本講師のここが良かった!
私はスマホで司法書士S式合格講座だったので、森山講師・海野講師・根本講師という超豪華な講師陣に教えていただくことができました。1人の講師に担任となって全科目を教えてもらえる講座もいいと思いますが、科目ごとに講師が違ったからこそ、記憶に残りやすかったという面もあると思います。海野講師の民法は、私が行政書士の勉強でつまずいてしまった箇所を、あっさり紐解いてくださいました。森山講師の不動産登記法の講義は、とても楽しく、わかりやすく、一番記憶に残りました。根本講師の会社法は、まさに「基本」を丁寧に教えてくださったので、合併などの組織再編はその仕組みが理解でき、会社法は得意科目になりました。講座を受けるまで、YouTubeなどで無料の講座を見たこともありましたが、やっぱりきちんとした対価をお支払いして受講するプロの講師方の講座は全然違うことを実感しました。
保有資格取得後、なぜ司法書士を目指そうと思ったか
私は社労士試験合格後、行政書士、司法書士を目指しました。実務をする中で、民法など身の回りの法律の知識の必要性を実感したからです。社労士の知識が直接役立つことはありませんでしたが、勉強の仕方、失敗を生かすことが出来ました。
学業、仕事、家庭などとの両立のコツ
仕事と育児があり、常に時間に追われている状態でした。勉強できるのは隙間の時間しかありませんでしたので、だからこそ、この20分は全集中でやる!と、わずかな時間でも集中してやることは出来たと思います(たぶん1時間だらだらとやるより効果的だったと思います)。勉強の進捗具合、ゴールまでの距離感を測りながら、限られた可処分時間をいかに効率的に使うか常に考えていました。
これから司法書士合格を目指す方へのメッセージ
私は勉強を始めるまで、約10年間専業主婦でした。アラフォーで今更勉強なんてと思われるかもしれませんが、大人になってする勉強は、子供のころにやらされた勉強と比べて格段に楽しいです。体力も記憶力も、若い人には負けますが、家事や仕事、育児を通して、段取り力や、先を見通す力が備わっているはずです。勉強できることに感謝し、楽しみながらするのが一番だと思います。