
中川 大聖 さん(20代)一発合格
司法書士試験を経験しての思い
主な受講講座 | 新全日制本科コース |
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最終学歴 | 同志社大学経済学部 |
保有資格 | 宅建士、行政書士、FP3級 |
司法書士を目指した理由・きっかけ
私が司法書士を目指した理由は、自分のタイプにとても合っていると思ったから、また、多種多様な業務をすることができることに魅力を感じたからです。元々勉強することがそこまで苦ではなかったこと、どちらかというと性格が内向的であるところ、最初は興味本位で始めた行政書士試験の勉強を通して、法律の勉強が楽しくなり、司法書士がもしかしたら自分には合っているのかなと思いました。
LECを選んだ理由
私がLECを選んだ理由は、これまでの合格実績があるからです。私は幸い勉強時間がある程度確保されていたため、合格までのカリキュラムがきちんとされているところで勉強がしたいと思っており、パンフレットやホームページを通して、講義、教材、演習、模試等がしっかり準備されており、初学者にとっては、本当にすばらしいカリキュラムであるLECで勉強したいと思ったからです。
初学者向け講座についての感想や良かった点
私は根本講師の新全日制本科講座を受講しておりました。このカリキュラムは初学者のために徐々に段階的に進めているところが本当によかったです。司法書士試験は勉強する量が多いですが、最初から一気に進めるのではなくまずは基礎をじっくり固めてそして、過去問や記述の力をつけることができました。また、根本講師は初学者のためにわかりやすく教えていただいたので、感謝しています。11種類の法律を勉強するので、馴染みのない言葉もたくさんありました。特に不登法は最初は本当に難しそうだなぁと思っていましたが、講義での根本講師による実演などを通して、わかりやすく教えて頂いたので、最終的には得意科目になりました。本当にありがとうございました。また、ブレークスルーに関しては過去問実績が示されていたので、どこの分野が出題されやすいのかあるいは出題されにくいのかが認識できたこと、さらに図や表で簡潔にまとめられていたのでとても覚えやすく、余白も多くあったので、ちょっとしたメモが容易にできたところ、申請書の雛形がコンパクトに示されていたところなどが初学者にとっては、本当に勉強しやすかったです。また、カリキュラムにおいては年内でインプットを終わらせて、年明けからは答練や模試でのアウトプットの練習、レベルアップ講座による記述力の強化のようにメリハリができる設定になっていたので、モチベーションを維持できました。
直前講座で良かったもの
「択一出題予想論点総まとめ講座」は自分がまだ不安な分野がどこにあるのかを確認することができたところがよかったです。本試験の昼休みではこのレジュメを使って、最後の確認をしてました。また、「赤松式記述ヤマ当て講座 太郎と花子の事件簿」は初学者にとっては、かなり難易度の高いところもありましたが、添付書面の細かいところの確認であったり、あえて難しい問題に取り組むことで、本試験の記述問題は解けると思えるようになりました。
直前期の答練についての感想や良かった点や学習への役立て方
まず12回行われた精撰答練[実力養成編]においては自分が今それぞれの分野でどれだけ理解することができているのかを確認することができました。10回目ぐらいまでは択一だけを2時間かけて解答し、根本講師に結果を報告していました。そこで色々なアドバイスを頂きました。幸いこの段階である程度できている分野も多かったので、自信をつけることができました。その後の8回行われた精撰答練[ファイナル編]で大まかな時間配分の練習、記述の力がどれだけあるのかを確認できました。商登法はかなりの高得点を取れていたイメージがありましたが、不登法はどうしても得点のバラつきがありました。それでも毎回根本講師に点数を報告することで、自分がこれから何をしていけばよいのかを教えていただけましたし、不登法はどうせ難しいものだとある程度割り切ることが答練を通して、できるようになったので、本試験の日も頑張れたのかなと確信しています。
模試についての感想や良かった点や学習への役立て方
4回の模試を通してまずは時間配分を意識して問題を解答するようにしました。その甲斐もあって、本試験においても、あまり焦ることなくできたので、いい練習になりました。また、模試の受験者数は多く、緊張感をもつことができたので、本試験でも多少の緊張はありましたが、そこまで浮つくことなく取り組めたと思います。また模試はCランクの難しい問題から受験者ならできてほしい問題まで幅広くあり、成績も細かく出ていたため、自分がどのあたりなのかを確認でき、いい成績が出たときは自信になりました。もちろん模試の復習は大事だと思いますが、量も多いため、間違えたところ、あまり自信がなかったところだけを確認して、自分の勉強時間を確保できるように努めました。あまりよくない結果が出たときもありましたが、決して一喜一憂することなく模試の結果を客観的に見ることができたことも合格につながったのかなと思います。
直前期の学習として取り組んだ事
直前期はとりあえず夜遅くまでは勉強しないようにしました。あまり夜遅くまでやっても意味がないと思っていたので、そこは徹底してました。また、択一においてはなるべく新しい問題は避けて過去問中心にやりました。新しい問題は模試で確認するようにしていました。ただ、会社法や商登法の択一は過去問だけでは少ないと思い、答練や模試の問題もできる範囲で復習するようにしました。
過去問題集の活用方法
過去問においては年内は1回1回の講義の後にこの過去問を解いてほしいと指示されたところを解くようにしました。年明けからは「全科目択一過去問コンプリート講座」を受講していたので、3月ぐらいまでは精撰答練[実力養成編]の範囲に沿って学習してました。4月以降はなるべく毎日全分野の問題を解くように心掛け、少しでも忘れないように意識していました。また、記述の過去問は6月ぐらいから始めました。
基準点突破のために役立ったこと
役立ったものとしては、ブレークスルー、講義ノート、記述式練習帳そして「記述レベルアップ講座」の講義教材です。ブレークスルーを学習することで、基礎だけでなく応用力も身に付きましたし、初見で分かりづらいところなどは講義ノートで理解することができました。また、記述力を強化するには、実際に記述式練習帳、講義教材の問題を何度も解くことだと思っていましたので、択一そして記述の基準点突破には欠かせなかったです。
フォロー制度の利用方法についての感想や良かった点
インターネットフォロー制度は自分が今疑問に思っていることを直接質問できるので、非常にありがたかったです。ちょっとしたことでも親身になってアドバイスして頂き、本当に感謝しています。実際に合格できるのか不安な時期もありましたが、アドバイスのおかげでポジティブ思考になることができました。自習室は集中できる環境作りになっており、他の受験生と切磋琢磨できるので、よかったです。
通学することのメリット・デメリット
通学することのメリットとしてまずは生活リズムが安定できるところです。講義、復習の繰り返しの計画が立てやすく、講師の指示通りやったので、成績も上がったのかなと思います。また、これまでの実績から合格までのカリキュラムがしっかり準備されていますので、進捗状況も特に遅れることがなく、年内はインプット、年明けからはアウトプットの勉強を余裕を持ってすることができたのかなと思います。
根本講師のここが良かった!
私は根本講師の新全日制本科講座を受講していました。根本講師のよかったところはまず情熱を持って指導されているところです。受験生を合格させたいという気持ちが講義を通して本当に伝わってきましたので、私も頑張ることができました。また、非常にわかりやすかったです。初学者にとってはせいぜい民法や憲法ぐらいは少しは取っ付きやすいところはあってもその他の科目は取っ付きづらいところばかりでしたが、根本講師は自身の経験談を踏まえつつ、容易に理解できるように受験生に教えられていました。私も会社法が特に苦手でしたが、少しずつ解けるようになりました。また、インターネットフォローを通して、即座に対応していただきました。少し気になったこと、わからないことなど色々と質問させていただきましたが、根本講師はお忙しいにもかかわらず、即座にアドバイスしていただきました。これで疑問点をすぐに解決できたので、感謝しています。
保有資格取得後、なぜ司法書士を目指そうと思ったか
宅建や行政書士試験を通して、更に資格試験に興味を持ち、その中でもこれまでの勉強を活かせるのが司法書士だと思ったからです。また、実際にいずれは司法書士として働くのが一番自分に合っていると思ったからです。やはり、民法や憲法はある程度知っている内容もありましたので、比較的取り組みやすかったです。細かい内容であっても、イメージを持つことができたので、他の科目よりも早く理解することができました。
これから司法書士合格を目指す方へのメッセージ
私もこの試験の勉強を始めたときは、思っていたよりも量が多くて、本当に不安でした。ただ、適切な順序に基づいて勉強を続け、メリハリを持って生活をしたので、今があると私は思っています。ある程度の勉強時間は必要かもしれませんが、決して諦めさえしなければ十分合格できると思います。LECのおかげで合格できましたので、これから受験される方も頑張れば、必ず合格できると思います。