
K・K さん(20代)
病気から復活して前を向けたのは、この資格のおかげだと思います。
主な受講講座 | 9ヵ月合格速修コース パーフェクトローラー講座 |
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最終学歴 | 上智大学 法学部法律学科 |
司法書士を目指した理由・きっかけ
新卒で公務員になりましたが、そこで大きな挫折をしました。辞めて何も残らず、自信も失ったため、何かしらの強みが欲しいと思い資格取得を考えました。費用・時間・難易度を考え、司法書士を選びました。
初学者向け講座についての感想や良かった点
法学部出身ではあったものの、大学での講義と試験勉強は異なる部分が多くあると思ったので、改めて基礎から学ぶことができたのは良かったと思います。2年目からは学習経験者向け講座に切り替えましたが、そこでわからないときは初学者向けのテキストを読み返すこともあったので、教材も充実していたように感じます。一発合格はかなわなかったものの惜しいところまではいけていたので、講座のカリキュラムとしても十分だと思います。正直この勉強を始めるまで司法書士とは何か、登記とは何かを理解しているとは言えなかったのですが、講師が実務の話を交えて講義を進めてくれるので、具体的なイメージを持ちながら学習できたのは良かったです。
学習経験者向け講座についての感想や良かった点
パーフェクトローラー講座を受講しましたが、まず選んだ理由としてはテキストに条文と過去問が含まれていたこと、講義が頭に残りやすいと思ったからです。実際に、法律でどのように定まっていて、それが試験の点数にどう結びつくのかがわかりやすかったですし、法律のニュアンスに関しても講師が講義の中で表現してくださるので、問題も解きやすかったです。講義のおかげで、択一問題に割く時間は大幅に削減できました。本番を見据えてこの時期にはここまでできたらいいよねといった目標の話もしてくださるので、計画的に学習することができたように思います。
直前期の答練についての感想や良かった点や学習への役立て方
直前期の答練は記述の総復習だと思って取り組んでいました。解いた後はすぐ答え合わせをし、解説動画を聞き、自分の解答を印刷して自分の癖や弱点を洗い出しました。全然できなかった問題については次の日にもう一度解き直し、一週間後にまた解くという形をとって定着を図りました。できた問題についても、最低一回は解き直すようにしていました。
模試についての感想や良かった点や学習への役立て方
模試は常に本番だと思って取り組みました。問題を解くスピード感はもちろんのこと、お昼に何を食べるか、試験中に何を飲むかまでこだわって平常心を意識しました。座る位置は毎回変え、どこに座っても実力を発揮できるようにしました。当日中に解説講義を聞き、解けないといけないのに間違えた問題については、ノートに書き写しました。記述についてもひな形を書き出しました。
直前期の学習として取り組んだ事
記述を含めた過去問、答練、模試といった実践的なものを、1日1つ解き直していました。択一については午前・午後それぞれ1時間以内を目安にして取り組みました。4・5月はひたすらに解きましたが、6月からは模試もあり、試験日にピークを持っていけるよう、ある程度は抑えていました。問題が解けるイメージをもって臨みたかったため、わからない問題は深追いしないようにしました。
基準点突破のために役立ったこと
基礎固めと法律用語に対するイメージを持つことだと思います。法律の中での常識を自分が持つことができてから、問題が解きやすくなったように感じます。テキストを読み込み、法律の登場人物・専門用語を理解して定着させること、そしてそれを正しく自分なりに理解して問題に当てはめることができたら、思ったよりも点数が伸びている、そんな感覚になると思います。
通信講座の利用方法やメリット・デメリット
Web上に進捗度が表示されるので、なるべく早く100%にしたいと思いながら講義を受けていました。実際に全講義を受講したときは、達成感がありました。自分は飽き性なので、自宅・カフェ・図書館といった色んな場所で講義を受けることができたのも良かったのかなと思います。他人と比較して焦るようなことがないのもメリットだと思います。デメリットは配信がワンテンポ遅いかなくらいでした。
秋元講師・根本講師のここが良かった!
秋元講師の実務家としての話や、記述の解き方の説明はとても良かったです。答案構成用紙を使わずに登記簿に書き込むスタイルは自分も最後まで使いましたし、記述が自分の武器になったのは秋元講師のおかげです。 根本講師の小話や条文のイメージ定着は問題をスピーディーに解く上でとても良かったです。言いづらいこともはっきり言い、熱心に講義をされる姿はとても印象に残っています。
これから司法書士合格を目指す方へのメッセージ
合格率の低さ・法律という分野に対するイメージ・勉強時間の目安の多さ等不安に思うことがいくつかあるかもしれませんが、恐れることはないです。講師の言葉を信じ、日々を大切にすれば合格できると思います。