
H・H さん(20代)一発合格
非法学部卒の社会人で行政書士試験受験から7ヶ月半で一発合格
主な受講講座 | スマホで司法書士S式合格講座 |
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最終学歴 | 経済学部 |
保有資格 | 宅建士、行政書士、日商簿記3級、日商簿記2級、FP3級 |
司法書士を目指した理由・きっかけ
私自身が金融機関勤務で偶然お会いした司法書士の先生から勧められたのがきっかけです。司法書士とは全く縁のない業種から司法書士として働かれていた先生に、「法律に興味があれば挑戦してもいいと思うよ。」と言われ、まずは宅建士試験、行政書士試験を受験したところ、両方とも一発合格できたので、「もしかしたら法律学習のセンスがあるかもしれない」と思い、次のステップとして司法書士試験を受験することに決めました。
LECを選んだ理由
宅建士試験、行政書士試験と同様に独学で合格を目指そうと思っていましたが、市販のテキストを読んでも理解することが難しく、予備校の利用を考えました。社会人として働いていることもあり、予備校に通うことは難しかったため、Web完結型の予備校を探していたところ、LECのスマホで司法書士S式合格講座に出会いました。お試し受講をしたところ、講師の教え方もわかりやすく、値段もリーズナブルだったため即決で選びました。
初学者向け講座についての感想や良かった点
スマホで司法書士S式合格講座は社会人に大変おすすめです。私は朝の通勤の時間を使って講義を聞き、講師が重要と言った雛形をスマホでスクショしてスキマ時間で暗記をしていました。また、社会人は通勤時間を有効活用しないと勉強時間が確保できないため、1講義15分のユニット制のこの講座はまとまった時間を確保することができない私にとって大変視聴しやすかったです。また、各講義がテーマごとに分かれているため、一度試聴しても知識の定着が図れなかった講義を再度試聴しやすいというのも良い点だと思います。講義の内容は多数の合格実績を誇るLECで毎年多数の一発合格者を輩出している講師陣が担当しているということもあり心配ご無用です。講義自体は司法書士試験において特に重要な知識に絞って進められていくため、無駄がなく短期合格を果たすための知識のインプットをすることができます。教材についても、講義の中で説明に使用されるスライドは説明に必要な要点のみが記載されていますが、ダウンロード可能なため、講師が説明した内容をメモするのに使うことができます。スマホで司法書士S式合格講座に付属する記述式対策講座も受講しました。初めから過去問を解くとなると、どこから検討して良いのか等何もわからなかったのですが、講義で使用される注意事項や登記簿の見方、検討の進め方等を知ることができますし、問題自体も手をつけやすいものが多く、徐々に力がついている感覚がありました。
模試についての感想や良かった点や学習への役立て方
LECの模試4回と他の予備校1回を受けました。他の予備校の模試に比べて、LECの模試は本試験問題に近く感じました。私は直前まで午後択一の足切りに引っかかることが多かったのですが、模試を受けたおかげで「多少記述問題の時間を削っても午後の択一の時間をしっかり取ろう」「模試の結果から正答率の高い問題は確実に点数を取っていく」という方針に切り替えた結果、本番では午後択一式で35問中32問正解と力を発揮することができました。また、午後の択一式の精度を上げることで、結果的に知識の面で記述式の力もついたと思います。模試はプロの分析するその年の予想問題という面もあるので、本番直前の6月でも模試で間違えた箇所を復習していました。また、模試に付属している特別講義が大変よく、手薄になっていた刑法では短時間で論点を復習することができ、重要科目の不動産登記法、商業登記法に時間を割くことができました。
直前期の学習として取り組んだ事
直前期の前から、過去問を解いて間違えた箇所を市販のテキストにマーカー等で記入していたため、民法、不動産登記法、会社法、商業登記法を中心にひたすらテキストを回していました。過去問を解いて「もう間違えることはない」と自信を持った単元は思い切って飛ばし、1週間で1周することを目指してました。最終的にはテキストを見ずともどこに何が書いてあるか思い出せる程度になったと思います。
過去問題集の活用方法
自分の得意な問題を繰り返し解いても効果は薄いため、2周目以降は解けなかった問題のみに絞りました。また、間違えた論点はテキストにマーカーを引いて、テキストを回すときに重点的にみることができるようにしていました。間違えるたびに新しいマーカーで線を引き、自分の苦手分野を見える化しました。記述式は時間もなかったため、過去問10年分を繰り返し解いていました。
基準点突破のために役立ったこと
模試で自分の立ち位置を把握しながらテキストをひたすら読み込むことです。私自身、LECの最後の模試まで午後の基準点を超えられずにいました。焦りもありましたが、とにかく合格判定の受験生が確実に取るであろう問題をできるようにするため、スマホで司法書士S式合格講座の内、登記法を再度見直しました。ひと通り学習を終えてから再度講義を受講してみると、基本的なことなのに抜けていた知識を改めて確認できて大変良かったです。
通信講座の利用方法やメリット・デメリット
通信講座のメリットはなんといっても自分の好きなように講義を進めることができ、どこでも受講できることです。家では過去問等の机の上でしか勉強できないものに集中するべきで、目と耳だけで済む講義は、通勤中に聞くべきだと思います。スマホで司法書士S式合格講座は各講義が15分程度でまとめられており通勤時間においても最適です。デメリットとしてはモチベーションの維持だと思いますが、絶対合格するという強い意志があれば問題ないです。
森山講師のここが良かった!
森山講師の講義が初学者でもわかりやすいように事例に落とし込んで説明してもらえたので大変良かったです。私がスマホで司法書士S式合格講座を受講することを決めたのも森山講師の講義が他の予備校の講義に比べて、知識量が桁違いに感じたのと、テキスト棒読みではない抑揚のある講義が大変魅力的に感じたからです。初めての登記法学習ということで、市販のテキストを読んだだけでは実務をイメージできず記憶するのに苦労していましたが、講義の所々で出てくる実務に関する豆知識でイメージが捗りました。また重要な箇所とそうでもない箇所の声のトーンも違っており、記憶の定着に役立ちましたし、講座を通勤電車で聞くことが多かったですが、声の大きさもバッチリでした。通信講義だと孤独で不安になることもあるかと思いますが、所々で出てくる「1人じゃないよ」「ここまで頑張った自分を褒めてください」という励ましのメッセージが大変嬉しかったです(笑)
保有資格取得後、なぜ司法書士を目指そうと思ったか
行政書士試験合格後の11月半ばから司法書士試験の勉強を始めましたが、やはり「独立可能な資格」というのがり魅力的だと思います。行政書士試験を経験したことで優位だった点は①憲法は行政書士試験の方が難しく感じたこと、②登記法の基礎となる民法の知識がインプットされていたこと、が挙げられると思います。行政書士試験を合格している方はかなり有利に勉強できると感じました。
学業、仕事、家庭などとの両立のコツ
仕事はほどほどに忙しく、平日に机の上で勉強できる時間は2時間半程度がやっとでした。そのため、通勤の往復1時間で講義を聞くことと雛形を暗記することに集中させました。仕事終わりはSNSやYouTube等の誘惑に負けそうになりながらも「他の受験生よりも勉強時間が少ないのだからここで頑張らないと!」という気持ちで勉強できる時は勉強していました。休日は妻の理解を得ながら1日10時間勉強にあてていました。
これから司法書士合格を目指す方へのメッセージ
司法書士試験は出題の範囲が広く覚えることも多いですが、どこを覚えるべきかは講師の方々を信じるだけで問題ないと思います。あとは覚えるべきところを覚えきるかどうかという貴方のやる気次第です。「絶対に司法書士になる」という強い気持ちを持って根気強く勉強していただければ思います。私でも合格できる試験です。諦めずに頑張ってください!