山﨑 敦史 さん(40代)
私が司法書士試験に合格するまでの軌跡
主な受講講座 | 9ヵ月合格速修コース パーフェクトローラー講座 精撰答練フルパック |
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最終学歴 | 中央大学大学院 民事法専攻 |
保有資格 | 行政書士、日商簿記3級 |
司法書士を目指した理由・きっかけ
私は、大学生の時に目指していた司法試験を諦めて医療業界に就職をしましたが、仕事では様々なことが法律を中心に動いていることを実感し、やはり法律の専門家になりたいとの思いが強くなり司法書士を目指しました。
LECを選んだ理由
司法試験受験生の時から知っていたことや受験予備校の中で大手であるという安心感、初学者から一気に合格まで力をつけることを目指すコースがあったことからLECを選びました。
初学者向け講座についての感想や良かった点
私は短期合格をしたかったため、一通りの学習が早く終わる9ヵ月合格速修コースを受講しました。教材については、相互に関連する民法と不動産登記法、会社法と商業登記法を同時並行的に学習できるようになっている点が特徴的でしたが、特に会社法と商業登記法は別々に学習すると重複する内容を2回学習することになって効率が良くないため、そうならないように配慮されたテキストであったことが良かったです。また、記述式がある不登法、商登法は全範囲が終わってから記述式の問題演習を始めるのではなく、択一対策と並行して学習した範囲で解ける問題を指定されるため早くから記述式の対策ができるカリキュラムになっているところが良かったです。
学習経験者向け講座についての感想や良かった点
初学者向け講座のときに受講した根本先生の答練の解説講義が非常にインパクトが強かったため、根本先生のパーフェクトローラー講座を受講しました。パーフェクトローラー講座のテキストは、開いてみるとすぐに分かるように文章で長々と説明をするのではなく、たくさんの図や表が散りばめられており、自分で整理する手間を省いてそのまま頭に入れ込めばよいという点で非常に効率良く学習ができました。また、不動産登記法と商業登記法は択一編と記述編に別れており記述編はテキストでありながら問題演習も兼ねている点が良かったです。
直前期の答練についての感想や良かった点や学習への役立て方
直前期の答練はスケジュール通りにこなしていくと毎週1回受講することになりますので、この週の答練の科目を学習することでペースメーカーとして答練を活用したことが合格に繋がったと感じています。また、答練はその週の健康診断のようなものと思って、成績の良くなった科目の勉強方針をそのままいくのか別の方法を考えるかなどの目安にしていました。
模試についての感想や良かった点や学習への役立て方
公開模擬試験も基本的には答練と同様にペースメーカーとして使ったことが良かったです。答練と違った本番と同じ全範囲全科目で直前にどれだけのことを詰め込めるかのチェックに使えます。また、LECの模試は受験者数が多いため、成績を見ることで全体での自分の位置を知ることができることが良かったです。模試の1番の目的は、本番と同じ時間帯で5時間耐えるシミュレーションであると思います。
通信講座の利用方法やメリット・デメリット
通信講座のメリットはいつでもどこでも受講できること。これに尽きます。デメリットはやはり自分に厳しくできないと受講が遅れてしまうことだと思います。
根本講師のここが良かった!
根本先生のインパクトのある講義が非常に良かったです。講義中に時々(結構?)挟まれる寸劇のような教え方は、結論などの断片だけでなく寸劇の始まりから終わりという流れが記憶に残りやすく、問題を解きながら頭の中で寸劇が再現されて、ふふっと笑いながら問題を解くことができました!また、複雑なものを綺麗に図表にまとめられるのでスマートなものの考え方も学ばせていただきました。
学業、仕事、家庭などとの両立のコツ
仕事との両立は、社会人が資格試験を受験する上で最も難しい問題かもしれません。合格できるかどうか分からないから職場には受験することを伝えないという人もいると思いますが、私は敢えて職場に受験をすることを伝えて直前には有給休暇を多く取得することの理解を求めました。また、休暇を取ることで他者の迷惑を掛けないように段取りをすることが仕事と勉強を両立するために重要だと思います。