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2023年度合格
島川 万里佳さんの合格体験記

合格者

島川 万里佳 さん(20代)一発合格

講師を信じ抜いて一発合格

主な受講講座 新15ヵ月合格コース<秋生>
最終学歴 慶應義塾大学 文学部人文社会学科教育学専攻
保有資格 行政書士

司法書士を目指した理由・きっかけ

大学卒業と同時にコロナ禍に入り、時勢に左右されない職業として当初は公務員を目指そうと独学で勉強をしていました。勉強中、受験科目の一つである民法に感銘を受け、法律の勉強に興味を持ちました。同時期に母の実家の売却に立ち合い、司法書士という職業を偶然知り、法律知識を活かして人の権利を守るという仕事内容が非常に魅力的に感じたので、公務員から切り替えて司法書士を目指すことに決めました。

LECを選んだ理由

難関な試験であることは重々に承知しておりましたので、費用が掛かっても確実に受からせていただける予備校を選びたいと思っておりました。その点で、司法書士試験を取り扱う予備校として老舗であったことと、毎年多数の一発合格者を輩出されていることからLECを選ばせて頂きました。昨年度の初回のお試し講義を聴く中で、「この講師に絶対に教わりたい!」と思える講師に出会ったのも決め手の一つです。

初学者向け講座についての感想や良かった点

1.カリキュラムについて
私が受講させて頂いた新15ヵ月合格コース<秋生>スタンダードプラスでは、最初に基礎編として全11科目の基礎的な知識を固めることができるので、早い段階から戦うべき相手(試験)のおおよその全貌を知ることができて有難かったです。ゴールを見据えることで、15ヶ月間という長期間に渡る勉強でも、その先にある本試験を常に意識して、一つ一つの科目に集中して勉強を続けることができました。何事も基礎が大切であるという海野講師の言葉通り、基礎編で各科目の基礎をしっかりと固めたことが、本論編での学習のより深い理解に繋がり、最終的に一発合格に繋がったと思います。

2.教材について
メインの教材であるブレークスルーテキストは、難しい条文を体系的に過不足なく、分かりやすくまとめてくださっていて非常に良かったです。また、海野講師作成の講義ノートはブレークスルーテキストの中でも複雑な論点を、実務に基づいた具体例等により補足してくださるので、ブレークスルーと併用して何度も見返しました。復習用の教材であるセルフレクチャーは一問一答形式ですので、特に会社法等の暗記重視の科目の復習に非常に重宝しました。全体的な復習を行いたいと思ったときはブレークスルー、部分的な復習を行いたいと思ったときは一問一答形式のセルフレクチャーと使い分けることにより、一つの条文を多面的に学習できるので知識の定着が捗りました。

直前講座で良かったもの

海野講師の『直前択一過去問絞込み講座』は、直前期の3ヶ月間をどう過ごせば良いか分からない、という方にお勧めしたいです。どのくらいの量の過去問を、どの時期までに何回解けば良いか、しっかりと指標を示してくださるので、安心して本試験まで勉強を続けることができました。講師の体調不良により昨年度のものを受講しましたが、内容に全く問題はなく結果も出せましたので、自信を持って来年度の受験生にもお勧めしたいです。

直前期の答練についての感想や良かった点、学習への役立て方

直前期(4月頭から本試験までの3ヶ月間)は、一通りのカリキュラムを終え、自分のペースで演習を行っていかなければいけない時期に当たりますので、上手く学習が進んでいるのかどうかを客観的に判断するのが難しい時期でもあります。そのような最中に行われる週に一度の答練は、自分自身の苦手分野や課題点を洗い出すのに非常に役に立ちました。択一、記述共に内容はかなり難しく、点数が伸び悩み、心が折れそうになる瞬間もありましたが、「点数が取れない分だけ、伸びしろがあるのだ」という解説担当の根本講師のお言葉もあり、前向きに取り組めました。本試験と同じように時間を測って解きましたので、直前期後半の模試が始まるまでに、時間配分をきっちりと行えるようになったのも大きかったです。精神的にも体力的にもきつい時期になりますが、最後までやり切るだけの価値がありますので、受験生の皆さんにも是非最後まで受けきっていただきたいです。

模試についての感想や良かった点や学習への役立て方

本試験は多くの受験生が一堂に会する中で行われますので、その雰囲気を掴みたいと思い、模試は会場受験を選択させていただきました。会場受験の醍醐味は、本試験と同じ緊張感を味わえるところにあると思います。私はかなり緊張しやすいタイプでしたので、模試の前日はほぼ毎回一睡もできず、よく眠れて2時間程でした。緊張に慣れるということができたらベストだとは思うのですが、本気だからこそ緊張してしまうのは仕方がないですし、自分の性質を無理やり変えようと躍起になってもかえってストレスがかかるので、不眠の状態でいかに実力を出し切るか、と頭を切り替えて取り組むようにしました。本試験の前日の睡眠時間は3時間でしたが、模試での経験があったからこそ「3時間も眠れたぞ!」と前向きに捉えられ、結果的に実力を出し切ることができました。勉強内容だけでなく、試験に向けての自身の性質やコンディションを顧みることのできる良い機会でした。

直前期の学習として取り組んだ事

海野講師のアドバイスにより、記述式の演習で間違えた箇所や苦手な雛形を、ルーズリーフに全て書き出してまとめました。記述式は大事な論点の見落としが大きな失点に繋がるので、自身の見落としやすい論点をまとめることにより、苦手な分野を効率的に潰すことができたと思います。中でも特に苦手な論点や忘れやすい雛形は別途単語カードにまとめ、隙間時間に見返すことで記憶の定着を図りました。

フォロー制度の利用方法についての感想や良かった点

「教えてチューター制度」には、大変にお世話になりました。直前期を含めた1年半で計60回ほど質問をさせていただきましたが、テキストやその他の教材における該当部分を毎回丁寧に教えてくださり、疑問点を解消してくださるので、お陰様で通信でも全く不安なく勉強を続けられました。回答してくださったスタッフの皆さま、ありがとうございました。

通信講座の利用方法やメリット・デメリット

やはり、自宅で即座に受講できるのが通信の最大のメリットだと思います。対面で講師の方に直接質問することができないのは一見デメリットにも思えるかもしれませんが、「教えてチューター制度」がありますし、こちらはweb上で質問のやり取りが残る分、後から見返すことができるので、私自身は全くデメリットだと感じませんでした。通信の最大のデメリットは、自宅で緊張感がない分、つい怠けてしまう点だと思います。

海野講師のここが良かった!

海野先生は、「全ての受講生を受からせてあげたい!」というパッションに溢れた素晴らしいお人柄の講師です。そして、そのお言葉通り、持てる技量、情報、勉強方法を全て惜しみなく提供してくださりました。良い点を挙げればキリがないのですが、やはり一番は講義の分かりやすさだと思います。実務のエピソードを交えながらお話してくださるので、難しい条文もスルスルと頭に入ってきます。また、各科目の特徴や勉強方法、躓いたときの対処法を事前に教えてくださっていたので、覚悟を持って前向きに勉強に取り組むことができました。昨年末に体調を崩され、商業登記法以降、リアルタイムでの講義の受講が叶いませんでしたが、いついかなる時も全力で教えてくださる先生ですので、前年度の海野先生の講義と根本先生の補講で問題なく乗り切ることができました。海野先生のお陰で、最後まで楽しく勉強させていただきました。本当にありがとうございました!

これから司法書士合格を目指す方へのメッセージ

我流に依らず、講師のことを信じ抜いて、講師のアドバイスに忠実に従って最後まで勉強を続けることが一番大事だと思います。かく言う私も、海野講師が教えてくださった勉強法やアドバイスを全て聞き入れ、無事に一発合格をさせていただきました。勉強中は辛いこともたくさんあると思いますが、努力は必ず報われます。受験生の皆さんの健闘を心より祈っております。

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