O・H さん（30代）一発合格
講師を信じて一発合格
| 主な受講講座 | 新15ヵ月合格コース＜秋生＞ |
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| 最終学歴 | 音楽大学卒業 |
司法書士を目指した理由・きっかけ
元々イベント関係などの仕事をしていましたが、コロナ禍で仕事が激減してしまい、この事が今後の生き方や働き方について深く考えるきっかけとなりました。身近な人に今後を相談していく中で、同じ業界の先輩が税理士資格を取得した話をしてくださり、資格試験に興味を持ち様々な資格を調べてみました。その中で、予め紛争が起こるのを防ぐ事に尽力し、人々の権利を守っていくという業務に惹かれて、司法書士を目指そうと思いました。
LECを選んだ理由
実は各予備校をリサーチし比較検討してということはほとんどせず、直感で佐々木講師のお人柄や魅力で決めました。法律学習経験がなく独学は考えていなかったので、司法書士に興味を持ってからはすぐ予備校に行って情報収集をしようと思いました。調べて最初に出てきたのがLECの佐々木講師の資格説明会でした。説明会の後のカウンセリングで佐々木講師は親身に話を傾聴してくださり、この先生の下で勉強したいと強く思いました。
初学者向け講座についての感想や良かった点
初学者向け講座のテキストであるブレークスルーテキストは、合格レベルに達するために必要な知識が全て網羅されていると感じました。個人的には、制度趣旨の理解が必須で、かつ細かく複雑で相当な数の知識を求められる不動産登記法の学習時には、ブレークスルーテキストは必要な情報にすぐアクセスしやすい構成で問題演習の際に該当の論点を探しやすく、本当に有難いなぁと思っていました。またテキスト全体を通して枝葉の知識が多すぎないため、必要な知識にフォーカスして効率的に学習を進めることが出来ました。これも、どの論点に力を注ぐべきか判断材料の少ない初学者にとって、有難いものだと感じていました。また適所に掲載されている図表も効果的で、講義受講時から直前期に至るまで、知識の横断整理に大変役立ちました。講義に関しては、進むスピードが初学者としては大変すぎず楽すぎず、丁度良かったのではないかと思います。難しい分野の時の復習は大変でしたが、総合考慮すると、無理なく復習し着実に実力をつけていくことの出来るスピードだったと思います。講義が一通り終了した後には、本試験に向けて答練や模試を受けつつ知識を定着させる為の期間が設けられていたため、自分にとって必要な問題演習や弱点克服のために時間を割くことが出来ました。問題演習の難易度は、その時その時に身に着けるべき実力に対応してどんどん上がっていくので、着実に実力をつけていく事が出来たと思います。
直前講座で良かったもの
私は精撰答練［ファイナル編］を受講しましたが、この受講によって、直前期における実力を最大限に伸ばすことが出来たと感じています。択一の問題は主要論点、派生論点、また過去問にはなかったけれど、ここが出題されたらまずいなぁというような漠然と不安に感じていた論点までもが網羅されていました。記述式はそれまでのベースアップ問題とは比べ物にならないほど難しくて、これが本試験レベルか・・・と愕然として打ちのめされたのを今でもよく覚えています。実力面においても、メンタル面においても、直前期にそういった経験が出来て本当に良かったです。ほとんど毎回ボロボロで、大変いい練習になりました。受験する方の母数が多かったため、平均点や正解率など信憑性のある情報を基にして、自分の置かれている立ち位置を測ることが出来ました。答練受験後は、択一、記述どちらもなるべく日を空けずに解説を読み込み復習し、記述は再度解きなおしていました。
模試についての感想や良かった点や学習への役立て方
公開模擬試験についても答練と同様に受験する方がとても多く、本試験を想定した準備には最適の環境だったと感じています。また本試験に沿ったタイムスケジュールで行われるため、前日の過ごし方から当日の動き方や食事などシミュレーションが出来て大変いい練習になりました。具体的には、前日の夜には試験当日の朝ごはんと昼ごはん（朝も昼もあんぱんとおにぎり）を購入し、生ものを食べることは避けて早めに就寝し、当日は決まった食事をとり、余裕をもって会場に到着し、昼休みには10分程度の散歩の後に少しだけコーヒーを飲んで10分仮眠、決まった音楽を聴いて集中力を高めて（午前は重低音のBGM、午後はモーツァルトのオーボエコンチェルト）試験に臨むというのをやっていました。模試の内容に関しては、丁度いいボリュームで、特に択一と記述のペース配分が難しい午後の部は良い練習になり、最適な形で場数を踏ませていただいて感謝しています。
基準点突破のために役立ったこと
やはり一番は講師との相談だと思います。この試験はあまりにも範囲が広く、また覚えるべきことが多すぎるので、自分の学習が間違った方向にいってしまっていないか、適宜講師と相談し調整していく事が必要だと思います。また基準点は、択一の午前午後、記述式と万遍なく突破する必要があり、答練や模試では明確にデータが出るので、基準点を強く意識した学習が出来ました。
フォロー制度の利用方法についての感想や良かった点
「教えてチューター」というフォロー制度をよく利用していましたが、一人で勉強している時に疑問点をネットでいつでも質問する事が出来るという環境自体にありがたみを感じていました。初学者としてはいつでも質問できるというのは安心材料になりますし、疑問点を言語化してみて頭の中が整理されるという利点もありました。また自習室はスタッフの方が環境整備に努めて下さっているのをいつも感じ、安心して勉強することが出来ました。
通学することのメリット・デメリット
メリットは講義の合間や終了後に先生に直接質問が出来ることです。私は佐々木講師に沢山質問したり相談したりしていました。初学者でしたし受験の焦りみたいなものもあり、的を射ない聞き苦しい質問もあったと思います。それでも最後まで親身に話を聞いて下さった佐々木先生には本当に感謝しています。また同じクラスの方が真摯に勉強する姿を見て、私ももっと頑張らねばと刺激を受け励みになるのも通学ならではのメリットでした。
佐々木講師のここが良かった！
佐々木先生は明朗快活なお人柄で、勉強のモチベーションが低下したり落ち込んでしまうような時でも、先生にお会いするだけで前向きな気持ちになり、その明るさに何度も救われました。講義も大変分かりやすく、その時その時必要なことのみにフォーカスして明示してくださるので、初学者としては、佐々木先生のおかげで効率的な学習が出来たと感じています。佐々木先生の講義の言い回しはなんともキャッチーで心に残りやすく、問題演習や答練のときにも、ふと頭の中で先生の講義中の言葉が思い出され、正誤判断につなげることが出来ました。受験中は情けない姿もたくさん見せて、時に厳しい言葉もいただきましたが、そのおかげで今の自分が在るということを切に感じています。この受験を通じて先生から学んだことや感じた想いのようなものは、何にも代えられない人生の宝物であり、実務に就いても決して忘れたくありません。本当にありがとうございました。
これから司法書士合格を目指す方へのメッセージ
受験勉強をしている間には、想像を超えた大変なこともあると思います。この試験を終えて自分なりに感じることは、もちろん効率の良い勉強法や合理的な学習計画も必要不可欠だと思うのですが、それでも最終的に自分を突き動かして、なんとか合格を掴み取るために必要なのは、誰のものでもない自分の熱意だったり、初心を日々絶えず燃やし続けることなのではないかということです。陰ながら、心より、応援しております。
