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2023年度合格
K・Yさんの合格体験記

合格者

K・Y さん(30代)一発合格

司法書士試験合格までの15ヶ月

主な受講講座 新15ヵ月合格コース<春生>
最終学歴 立教大学 経済学部
保有資格 宅建士、日商簿記3級、FP3級

司法書士を目指した理由・きっかけ

最初は知り合いの司法書士の方に勧められたのが、この資格を知り、目指そうと思ったきっかけです。私は結婚を機に自分自身の仕事を退職し、夫の転勤に帯同したので、自分にキャリアと呼べるものがありませんでした。司法書士なら、全国どこへ行っても仕事があること、例えば海外に転勤したとしても帰国時には資格があればすぐに仕事復帰可能なことなど、司法書士になるメリットを考えて勉強しようと思いました。

LECを選んだ理由

勉強を始めるに当たって、まず独学で勉強すると資格取得までに膨大な時間が掛かりそうだなと判断して予備校を利用することに決めました。LECを選んだのは、インターネットで司法書士のおすすめ予備校を検索していた時に、合格者の方でLECを推薦している方が多かったからです。多数の合格実績がしっかりとあって、司法書士試験の指導に定評のあるLECなら間違いないということで決めました。

初学者向け講座についての感想や良かった点

受講したのは、初学者向けの新15ヵ月合格コースの海野先生の講座です。冬に契約し、講座の開講は4月からだったので、1月〜3月は民法の先取り受講をしていました。民法は司法書士試験の中で一番ボリュームが多く大事な科目なので、講座開講の前に一度しっかりと受講できたのは良かったと思います。4月からの民法は先取り受講の復習、分からなかった部分の理解に充てることができたので、かなり余裕を持って勉強をスタートすることができました。初学者向けの基礎講座は、講座の回数もかなり多くテキストも分厚くて驚くことばかりでしたが、講師は司法書士試験合格のために必要な知識だけをピックアップして教えてくれるので、とにかく講義内で講師にチェックしてと言われたところだけを重点的に勉強することができました。
海野先生の講座には一問一答形式のセルフレクチャーが各教科ごとにあったので、講義が終わったらまずセルフレクチャーで復習し、それから過去問を解くというような順序でスムーズに勉強することができました。
記述に関しても、基礎をしっかりと定着させる「記述解法ベースアップ講座」がついてくるので、講師に言われたスケジュール通り勉強していけば、本試験までには記述も不安なく本試験レベルの問題が解けるようになりました。
直前期には精撰答練[ファイナル編]がついてくるので、毎回答練の問題を解いているうちに記述で枠ズレなどもしなくなってきました。

直前講座で良かったもの

直前期には、「直前択一過去問絞込み講座」を受講しました。
理由としては、合格ゾーンの過去問は量が多過ぎて直前期には全て回すことができないなと思ったのと、海野先生が講義の中でこぼれ落ちる論点が無いように厳選している、と自信を持ってお薦めしていたので受講しました。
結果的には直前期に何をしたら良いか悩むことなく、とにかくひたすら直択過去問を回すことによって知識の定着を強化できたので正解でした。

直前期の答練についての感想や良かった点、学習への役立て方

司法書士試験に一回で合格できたのは、LECの精撰答練[ファイナル編]のおかげと言っても過言ではないくらい、答練は無くてはならないものでした。択一の問題は基礎からハイレベルなものまで満遍なく出されていて直前期の基礎の確認にも、実力試しにもなりました。答練で間違えた問題は何度も繰り返して解き直して間違えないようにすることで、択一の点数も徐々に伸びていったと思います。
記述に関しては、司法書士試験に合格するためには答練は必須なのではないか?と思うくらい良問揃いです。不動産登記法に関しては枠ズレ論点や、商業登記法でもその年の本試験で狙われそうな論点を出してくれるので毎回問題を解くたびに新たな発見と学びがありました。記述は、1回ごとに不動産登記法、商業登記法各1問ずつ出題されるので、4月以降に毎週本試験レベルの記述を解く機会があることは貴重だと思います。

模試についての感想や良かった点や学習への役立て方

LECの模試は直前期に集中して4回あったので、学習がどこまで進んでいるのか、自分の実力は本試験で通用するのか、など様々なことを客観的に明らかにしてくれました。択一式の問題は、本試験よりも難しめに設定されていますが、その年の本試験で出題確率が高そうな論点を出題してくれるので、間違えた箇所は何度も復習して間違えないようにすることで本試験への準備が整ったように思います。記述の問題に関しても、出題可能性が高そうな分野が出されるので、模試である程度枠ズレなど経験しておくことによって、本試験で同じ失敗をせずに済むと思います。
模試で間違えた問題は、選択肢ごとにアプリに全て入れて一問一答形式で定期的に解き直し、次は絶対に間違えないようにしました。記述は本試験の直前に改めて解き直しをしたのと、初回に解いた解答用紙に間違えた箇所を赤ペンで記載し、自分がどの辺りで間違えてしまうのか可視化していました。

直前期の学習として取り組んだ事

直前期には過去問を回そうと決めていましたが、合格ゾーンに掲載されている過去問は量が多く全てこなすことはできないと思ったので、「直前択一過去問絞込み講座」を受講しました。決められたスケジュールに沿って絞り込まれた過去問を回しました。毎日少しずつ全ての科目に触れること、また記述は本試験レベルの問題を1日1問は必ず解くようにしていました。

過去問題集の活用方法

択一式の過去問に関しては、講義で習った箇所はすぐに一問一答形式で復習したあと、合格ゾーンの多肢択一式過去問題集を解くようにしていました。最初は解答を読むので精一杯でほとんど不正解でしたが、解答を読んで理解し、繰り返し解くことによって正答率が上がっていきました。民法に関しては7〜8回、不登法、会社法、商登法は3〜5回程度、マイナー科目は2〜3回程回しました。

基準点突破のために役立ったこと

択一式の過去問を何度も繰り返し解いたことだと思います。
近年の本試験は過去問でのカバー率がどんどん上がっているので、合格ゾーン択一式過去問題集をひたすら回すことで基準点突破以上の知識はつくと思いました。難しい問題ではなく、誰もが知っているAランクの知識を確実に得点していくことが重要だと思います。
午後の択一式は文字数が多く、全肢検討することが難しいので、問題を速く解く練習も日頃から行う必要があると感じました。

フォロー制度の利用方法についての感想や良かった点

講義内や過去問を解いていて分からないことがあるときは、「教えてチューター」からいつでも質問をすることができて良かったです。
通信での受講だったので、直接講師に質問することができませんでしたが、質問してから数日内には解答を頂けたので、分からないことを放置せず理解できたのは良かったです。

通信講座の利用方法やメリット・デメリット

通信講座のメリットは、通学に取られる時間が無い分、その時間を勉強に充てられることだと思います。私は育児中で自分のために使える時間が限られていたので、通信を選びました。講義は倍速で視聴し、早く講義を消化するようにしていました。浮いた時間は過去問を解くなどの問題演習に使えるので、時間の無い方には通信での受講をお勧めします。
通信講座は通学よりもカリキュラムの終了が遅れてしまうのはデメリットだと感じました。

海野講師のここが良かった!

海野先生の講義の良いところは、何と言っても面白くて飽きずに受講できることです。講義は1コマ3時間とかなり長いのですが、受講生の集中力が欠けてくると実務の話や雑談などを挟んでくださり、メリハリのある講義内容でした。勉強スケジュールも年間を通して、いつまでにここまでの復習を終わらせること、過去問を少なくとも1周はしておくこと、など具体的な指示と共に示してくれていたのでその通りに勉強を進めることで直前期までに全ての分野をひと通り勉強し終えることができました!
今回は途中で講師交代というハプニングもありましたが、LECの方も親身になって対応してくれたのであまり不安を感じることなく勉強を進められました。講師交代によって、森山先生と根本先生の講義を受けることになり、最初は海野先生との違いに馴染めるか不安でしたが、さすがは皆さん人気講師なだけあってどの先生も講義の説明はとても分かりやすかったです。

保有資格取得後、なぜ司法書士を目指そうと思ったか

宅地建物取引士の資格を取った後に、一度はもう勉強は嫌だと思ったのですが、もう少し希少性があって、就職にも有利になるような資格を取りたいなと考えて司法書士を目指すことにしました。勉強のレベルは段違いに難しかったですが、宅地建物取引士の勉強内でサラッと学んだ民法の知識が役に立ちました。

学業、仕事、家庭などとの両立のコツ

勉強中は2歳児を自宅保育中で、子育ての合間の限られた時間しか取れない中で勉強をするのは大変でした。勉強時間は家族が起きてくる前の早朝、子供のお昼寝中、子供が寝た後の夜時間でしたが、隙間時間をかき集めると意外と勉強は進みます。また、子供に我慢をさせてしまっているからこそ、1回で合格しなければいけないという気持ちを持つことができたのかなと思います。

これから司法書士合格を目指す方へのメッセージ

法律の知識は全く無かった私ですが、勉強を始めてみたら新しいことを学ぶのがとても楽しくて、あまり辛いと思うことなく勉強を進めることができました。自分に合った講師を見つけて楽しく勉強を続けてください。
毎日本当に少しずつ続けるだけで、必ず合格できる実力がつくと思います。LECの講義も答練も模試も必ず合格に繋がる信頼できるものなので、頑張ってください!

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