2023年度合格
藤本 真奈さんの合格体験記

司法書士を目指した理由・きっかけ

新卒で民間企業に就職しましたが、諸事情で退職しました。当時はコロナ禍だったこともあり、将来に不安を感じるように。国家資格を探していたところ、希少性が高い司法書士に惹かれ、挑戦してみることにしました。

LECを選んだ理由

法学部卒でもなく、法務の仕事をしたこともない法律学習未経験者だったため、通信で１人勉強するのは不安でした。通学できる予備校を探したところ、梅田駅前本校で開講直前の通学クラスがあったのでLECに決めました。

初学者向け講座についての感想や良かった点

赤松講師の初学者向け講座を受講しました。使用するブレークスルーテキストはボリューム感があり最初はびっくりしますが、覚えるべき箇所をマーカー等で示してくださるので復習しやすいテキストが完成します。赤松講師オリジナルの過去問レジュメはテキストのページとリンクするように作成されており、インプットとアウトプットを効率良く行うことができ、大活躍した教材でした。
初めの頃は難しく感じることもありますが、後日Webで同じ講義を聴くことができますし、先生に直接質問もできるので最後まで諦めずに通学することができました。

学習経験者向け講座についての感想や良かった点

赤松講師の実践力PowerUp講座を受講しました。テキストは情報があちこち散らばっておらず、通読する際に目線が動かしやすい構造のため、個人的には大変相性が良かったです。要所に「ワンポイント解説」という簡潔な理由付けなどが記載されており、論点を暗記しやすいような工夫が施されています。
講義回数は初学者向け講座より少ないですが、十分本試験に対応できる内容なのでコスパが良いと思います。学習経験者向けとはいっても基礎を最も重んじているため、「難しすぎて生講義についていけない」と感じることはありませんでした。 ?

直前講座で良かったもの

根本講師の択一と赤松講師の記述対策がセットになった「記述トレーニングゼミ」を受講しました。
根本講師の択一レジュメは問題が厳選されており、広範囲の択一問題を短時間で回したいときに最適でした。赤松講師の記述ゼミは数人の受講生でグループになって問題検討する時間があり、優秀な方々ばかりですごく刺激を受けました。1回目の記述ゼミから解答が大崩壊してしまい、周りとの差に焦ったおかげで記述の勉強に今まで以上に力が入りました。

直前期の答練についての感想や良かった点、学習への役立て方

答練の解説はLECのテキストとリンクしている部分が多く、復習しやすかったです。選択肢ごとにランク表記があり、星１ランクの肢はスルーしてメリハリのある復習を心掛けました。直前期は答練や模試に追われて大変でしたが、このおかげで最後まで気を抜かずに勉強することができました。また、通学で答練を受ける際は試験終了後に仲間と記述で間違った所や気づきを共有していました。これが記憶の定着にかなり効果的でした。

模試についての感想や良かった点や学習への役立て方

休憩時間も含め本試験と同じ時間配分なので、毎回本番だと思って挑むようにしました。
LECの模試は受験者が多く、自分のレベル感を高い精度で知ることができます。淡々とした勉強が続くと不安になりますが、模試できちんと成績が伸びている事を知れたのでモチベーションが保てました。

通学することのメリット・デメリット

メリット　：
高め合える受験仲間ができる、講師に直接質問できる
無理やり勉強モードに切り替えることができる

デメリット：
分からなくなっても講義を一時停止することができない
朝から晩まで講義がある日はさすがに疲れる

赤松講師のここが良かった！

赤松講師は講義中の声のトーンや速度、所作など、クセがなくどなたでも違和感なく受講することができます。
かといって講義が淡々と退屈に進む訳ではなく、時折実務での経験や冗談を交えながら和やかな空気感を創り出してくださいます。質問する際も丁寧に対応してくださるので、「こんな質問しても良いのかな？」ということも思い切って質問することができました。毎回納得感のある解説で、質問した箇所は強く印象に残りました。

これから司法書士合格を目指す方へのメッセージ

この試験は範囲の膨大さ、難しさから途方に暮れてしまうこともあるかもしれません。でも、同じ教材を愚直に繰り返せば、いつか景色が変わります。
分からなくても、とにかく読み進めてみることが重要だと思います。