赤澤 繁行 さん(40代)
社会人受験生から専業受験生に変わった崖っぷちの5回目の挑戦
〜学習の方法をガラッと変えて勝負に出る〜
主な受講講座 | 新15ヵ月合格コース<秋生> パーフェクトローラー講座 精撰答練フルパック |
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最終学歴 | 京都産業大学 経営学部経営学科 |
保有資格 | 行政書士、社会保険労務士 |
司法書士を目指した理由・きっかけ
士業で生活している兄がいます。その働き方、生き方を見て羨ましく思い、自分も士業で生きていきたいと考えるようになりました。社会保険労務士、行政書士を取り、最後に司法書士を目指しました。
LECを選んだ理由
数種の予備校のイベントに参加し決めました。初学者コースの選定は、テキストを拝見したり、直接講師の方とお話させていただいて決めました。佐々木先生の話し方や親身に相談に乗っていただき決めました。
初学者向け講座についての感想や良かった点
ブレークスルーテキストはとても分かりやすいと思いました。中上級コースに行って別のテキストをメインに使うことになりましたが、理解を深めるためにブレークスルーテキストに戻ることも多々ありました。若干分厚いですが余白が沢山あるので講義中にメモを記入したり、自分が理解できるような図や、覚えやすい語呂合わせを記入したり、過去問の情報を追記したり等、自分が使いやすいようなテキストに変えていきました。私は色々なプリントを貰っても情報が一か所にまとまっている方が学習しやすかったので、その内容もテキストにどんどん書き込みしていきました。情報の一元管理という面でも大変使いやすくなったと思います。
学習経験者向け講座についての感想や良かった点
中上級コースとして、パーフェクトローラー講座を受講しました。テキストは合格に必要な内容が、シンプルかつ最小限のボリュームにまとめられているように思います。横断整理やまとめの表が沢山あり、これが私にはすごく合いました。合格年度時はこのテキストのみでインプット・アウトプットをやっていました。何度も間違えた部分は色を変えて蛍光ペンを塗り重ねていくようにしていたのですが、このテキストは白黒の濃淡のみで作成されていましたので、蛍光ペンの色が目立ちやすいのが良かったです。通学での講座そのもの期間はそこまで長くなかったのですが、初学者コースの時とは違う視点で学習できたのも良かったです。
直前期の学習として取り組んだ事
五肢択一については、毎年LECの答練や模擬試験での平均点数が本試験での得点とほぼ同じで、±1問程度に収まっており目安になっていました。十分に択一での得点が取れていることが分かってきたので、不安だった記述の時間を増やせました。答練や模擬試験で出た問題を何度も繰り返し解いていました。一度解いた問題でも、数週間後に解いたら同じ間違いをすることがありました。
佐々木講師、根本講師のここが良かった!
初学者コースでお世話になった佐々木講師は、講義中のメリハリのある話し方が良かったです。難しい法律を受講生さんに何とか分かりやすく伝えようとされている雰囲気が伝わってきたように思います。
中上級コースでは根本講師にお世話になりました。前触れなく始まる寸劇をする講義が印象的でした。今までの受験生活で、講義内でこんなに笑うことは無かったです。その寸劇のおかげで、テキストに書いている内容をいくつも覚えています。
保有資格取得後、なぜ司法書士を目指そうと思ったか
行政書士の資格取得後に司法書士を目指しました。民法の学習を沢山していたこと、会社法の勉強を少ししていたことで、学習についてはアドバンテージがあると思いました。社会保険労務士と行政書士、または行政書士と司法書士のダブルライセンスはよく聞きますが、このトリプルライセンスはあまり聞いたことがなく、士業での他との差別化、ビジネスチャンスがあると判断しました。
学業、仕事、家庭などとの両立のコツ
社会人受験生時代は、年間500時間以上の残業や突発的な宿泊出張がよくあり、私では仕事と受験勉強を両立するのが難しかったです。勿論、試験直前期は睡眠不足になるまで頑張り、五肢択一では基準点を突破できるようになりましたが、合格に手が届く点数まで延ばすのに苦労するだろうなと思いました。最後は専業受験生になるので両立はできなかったと思いますが、ある程度学習時間が確保できる方なら仕事と両立も可能かと思います。
これから司法書士合格を目指す方へのメッセージ
どのように学習時間を確保するのかがポイントだと思います。すごく大変な資格だと思います。簡単に目指しましょう……とは言えません。ですが、本気で目指す方ならぜひ頑張ってほしいと思います。