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2022年度合格
T・Yさんの合格体験記

合格者

T・Y さん(30代)一発合格働きながら通信受講で合格

LECが照らす道を進んだ結果

主な受講講座 新15ヵ月合格コース<秋生>
最終学歴 法政大学 法学部法律学科
保有資格 行政書士、日商簿記2級、社会保険労務士

司法書士を目指した理由・きっかけ

私が司法書士を目指したきっかけは、法律分野に関し生活に密着した専門職として活躍できる資格を取得したかったからです。高齢化社会に対応できる職域のフィールドの大きさや、一生を通して定年を気にすることなく働くことができる点が大きな魅力でした。現在フルタイムで就業中ですが、働き方の幅、将来的な可能性を広げたかったことも理由の一つです。

LECを選んだ理由

合格実績に裏打ちされた講師陣、教材等が充実していたからです。価格は決して安くはないですが、短期合格を目指す私にとって、着実に合格に近づける環境を整えたいという思いでLECを選びました。難関といわれる司法書士試験にあって、とりわけ講師の方々が活き活きと講義する姿が印象的でした。初級講座の受講案内時も覚悟を試されるような厳しいお言葉も見受けられ、信じてついていこうと思いました。

初級講座についての感想や良かった点

仕事とのバランスを考えたときに、週の講義回数が3回以上は難しいだろうなと感じていました。新15ヵ月合格コース<秋生>は週2回のペースの講義頻度で私にぴったりでした。カリキュラムについても、特に年内に主要科目が終了し、年はじめにマイナー科目にシフトします。また、4月以降は答練・模試が始まるため、期間のまとまりとして意識でき、初学の私にとってもこの上ないペースメーカーでした。記述式講座もスケジュールに自由に組み込め、講義を聞く時間を除いたとしても、弱点補強の勉強時間を組み込んだり、勉強方法を熟慮する時間も確保できるため、計画のカスタマイズ性にも優れていると思います。
教材は見やすく、豊富な情報量を誇るブレークスルーテキストがあるため、分からない問題にあたっても、安心して復習することができます。私自身は通勤する時間やランチ時間にいわゆるまとめ本のケータイ司法書士を利用するケースが多かったですが、時間が取れるときのブレークスルー、細切れ時間のケータイ司法書士というように複線的に学習することで知識の定着が図れたと思います。
当初はLEC講座の教材やカリキュラムは安心できる分量がある反面、消化不良に陥るのではないか?という不安もありましたが、講義を通して反復すべき場所が明確ですし、学習量のギアチェンジをすべきタイミングが説明されるので安心して取り組むことができました。

直前期の答練についての感想や良かった点、学習への役立て方

初学コースでは4月〜5月に週一回程度の精撰答練[ファイナル編]を受講します。私自身は兼業ということもあって、日々の学習と答練を並行してこなすのは非常に大変でした。復習時の解説講義は必要な部分をつまみ出す程度でおさめましたが、全8回に及ぶ答練を行うことで、科目ごとの得点状況が良く把握でき、何が足りないか、何を対策すべきかが明瞭になり、本試験に向けた学習の舵取りとして機能していたと感じます。テキストや講義を中心に身に着けた知識を、得点できるか。その橋渡し的役割として、実践演習の力試しと弱点の気づきができたことが大きな収穫でした。
答練への向き合い方は受験環境で人それぞれだと思いますが、科目の多い司法書士試験のため、初見の問題を通して知識をアウトプットする場は大変希少です。また、各回に提出締め切りがあり、意識することで程よい緊張感に身を置くことができ、本試験への体作りができたと感じています。

模試についての感想や良かった点や学習への役立て方

全4回の模試をすべて会場受験しました。
当初の学習開始の際は直前数ヵ月に受ける回数としては負担が多いのではないかという思いがありましたが、初めて本試験と同等のボリューム・時間制約の中で受験した際に、身をもって本当の怖さを知ることになりました。特に午後試験において、午前から続く長丁場での集中力の低下もさることながら、択一と記述の時間配分等、知識量とは違う面での実力不足を目の当たりにしたからです。その後の3回の模試で着実にレベルアップしないと本試験でとても太刀打ちできないと感じました。最初は多いと思った模試回数も、実践慣れの場として本試験への向き合い方を見極める必要な回数だったと今では実感しています。初学者の私にとっては、最終的な実戦に向かう最後の障壁で周囲の実力との差を感じるつらい状況でしたが、本試験を戦うために必要なことで、向き合ってよかったと感じています。

フォロー制度の利用方法についての感想や良かった点

意識の高い受験生が集まる自習室は非常に有益な場と感じました。質問制度などはあまり利用しませんでしたが、森山先生のホームルームやLECホームページ上で時期ごとに無料配信される動画が充実しているため、不安感もなく学習に臨めました。

通信講座の利用方法やメリット・デメリット

兼業受験生の私にとって日々の繁閑で生じる学習量の確保の波が大きな問題でした。通信講座では、スケジュールが組みやすいため、空いた時間に学習を進めるなど調整がしやすいことが大きなメリットです。通学できないことは講義直後に直接質問できないなどもありますが、私の場合、森山先生の講義で多くの疑問は生まれませんでしたので、特に気にすることはなかったです。

森山講師のここが良かった!

森山先生はLECの動画や各書籍の著者としてその人柄や考え方を知ることができ、私の趣味趣向(電車好き、マジック好きetc.)と合致する点も多く、直観的にも相性の良い先生と感じて受講しました。先生の講義はすべて計算され、重要かつ理解が難しい項目を重点的に説明され、講義の濃淡がはっきりし何を復習すべきかが良くわかります。また、学習進捗に関しても今後最低限やるべきこと、現在地での学習姿勢等、適度な学習指針を示していただけます。自分の学習計画と森山先生の指針を照らし合わせて、間違った向きに進んでいないか、その都度確認することができました。様々な環境にある受験生にコアな部分を示してくれる。そして適切な時期にやるべきこと・やるべきでないことを提示していただき、学習を進めるうえで決して脱線した勉強方法にならないようにアドバイスをいただけます。安心して受験生活を送ることができたのは森山先生あってこそでした。

保有資格取得後、なぜ司法書士を目指そうと思ったか

社会保険労務士試験合格後、司法書士試験を目指しました。労働や年金等の社会課題にあわせ、さらに相続手続等で貢献できる司法書士を目指しました。広範な科目範囲や試験年度の相性も要求されるため、司法書士試験に通ずるところがあると感じます。いかにピークを試験本番に合わせるか、安定して得点できるか等、悩み考えたことが、司法書士試験に活きたと思います。

学業、仕事、家庭などとの両立のコツ

私はフルタイムの仕事と受験生活を兼業していました。受験勉強を理由に仕事を疎かにせず、趣味の時間をすべて削り、学習計画を立てました。学習スタイルは仕事や日々の衣食住、睡眠時間を除き、許された時間はすべて学習時間です。通勤時間、就業前、ランチ後の時間は有効に活用しました。幸いなことに職場では資格学習が趣味の人との理解を得られ(笑)暖かい応援をいただきながら学習に専念することができました。

これから司法書士合格を目指す方へのメッセージ

この試験は生活回りが一変する大変な試験です。私の場合は趣味の時間をすべて学習に投じました。それは人生の一期間をかけてでも取得する価値のある資格だと思ったからです。長い学習期間をいかに過ごすかはイメージしておくと良いと思います。ゴールまでは長い道のりですから、スタート前の準備、コース確認は入念にすることをお勧めします。ご自身なりのゴール戦略を立てて楽しみながら学習できることを祈っています。

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