T・M さん(40代)
長期受験…どうやって合格できたか
主な受講講座 | 実践力PowerUp講座 Vマジック攻略講座 直前択一過去問絞込み講座 |
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最終学歴 | 法政大学 経営学部経営学科 |
保有資格 | 宅建士 |
司法書士を目指した理由・きっかけ
不動産仲介業で営業をしておりましたが、30歳を目前に漠然と将来のことを考えていた所、会社の先輩が司法書士の資格を取得したことを知り、面白そうだなと思い、自分もチャレンジしてみようと思ったのがきっかけです。
LECを選んだ理由
直前期にあった、「本試験出陣式」という講師の方々がされる直前期の出題予想と本試験での心構えのレクチャーがあまりにも自分に合っていたため、この講師陣についていけば合格に辿り着けるのではと感じたためです。
中上級講座についての感想や良かった点
出題範囲の網羅性が高い「実践力PowerUp講座」を申し込みました。特徴は、テキストのどの個所が重要なのかが一目瞭然になっていること、そして復習教材の「セルフレクチャー」でどの個所を復習すべきかを提示してくれていることです。それにより、復習時に出題可能性がある重要部分を把握でき、かつ、そこまで重要でない部分も分かるため、時間の制限ある中で復習する時に、メリハリをつけて学習できるところが一番良かったです。
森山講師の「Vマジック攻略講座」はテキストの条文解説に際し、例え話があったりして分かりやすく、受験生が理解しにくい、あるいは改正点などに特化して講義されるので、ある程度自分でテキストを読み込む力がある人にはお勧めです。
直前講座で良かったもの
「直前択一過去問絞込み講座」です。私は最後の2年間お世話になりましたが、これをやり込むことによって択一は基準点プラス10問以上を2年連続で得点できました。頻出論点、古い年次の問題でも、重要と思われる過去問は全てと言って良いほど取り上げられていますので、講師の言うスケジュール通りやれば、直前期は他の択一過去問はやらなくていいと思います。
直前期の答練についての感想や良かった点、学習への役立て方
精撰答練 実力養成編の問題は基礎的な肢が多いので、発展的な肢(解説レジュメで一つ星となっている部分)以外は全て目を通して知識の定着を確認出来たこと、そしてファイナル編では基礎的な肢に加え、いわゆる「合否を分ける論点」が数多く出ますので、自分に足りない知識、曖昧な知識をチェック出来たことが一番良かった点です。そしてテキストに戻り、自分が間違えたことが分かるようマークしておきました。
模試についての感想や良かった点や学習への役立て方
何より、会場受験出来たことが一番良かったです。当然本試験も会場で受験となりますので、可能な限り前日から本番と同様の過ごし方をしてみて、何が自分に合うかをチェックできたのが良かったです。そして択一は時間配分、記述は悪くても合計で45点くらいを本番で取るためにはどうしたら良いのかを考えながら解いていました。何度か頭が真っ白になりましたが、そこからどう切替えて得点していくかを考えることも非常に有益でした。
フォロー制度の利用方法についての感想や良かった点
フォロー制度は、過去問を解くのに必要な範囲あるいは未出、改正点で講師が重要と指摘した範囲において理解できないような箇所に絞って利用しました。どのように理解しておけば良いかを教示してもらえるので参考になりました。
通信講座の利用方法やメリット・デメリット
私は地方在住の為、通信講座でしか受講できなかったのですが、大事なのは配信のスケジュールに極力合わせ画像を停止せず受講する事です。開始時は時間的に余裕がありますが、後半になると既に学習した分野の復習も必要で、講義に掛けられる時間が少なくなっていきます。多少疑問に感じた所は軽くチェックする程度に抑え、そこを解決しないと過去問すら解けないようだと判断した所のみフォロー制度などを利用しました。
海野講師・森山講師のここが良かった!
海野講師は、話すテンポが良く、たまにされる雑談も実務の話などで長時間の講義も飽きがなく受講できるよう工夫されていると感じました。根本講師は難しい法律用語を寸劇のような語り口で説明されるので、記憶に残りやすい工夫をされていると感じました。森山講師は例え話や抑揚のある説明をよくされるので重要なポイントを分かり易く説明されていると感じました。
これから司法書士合格を目指す方へのメッセージ
ご自身に合う講師の方を選び、言われる通りにこなしていけば合格を勝ち取れると思います。その上で、講師との面談等も含めて少しずつ軌道修正し合格できました。信じてやり切ればその先に合格が待っていると思います。