I・M さん(40代)一発合格苦悩をプラスに活かすために合格
受講生の皆さまにもサクラが咲きますように!!
主な受講講座 | 新15ヵ月合格コース<春生> |
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最終学歴 | 大学卒業(農学部) |
司法書士を目指した理由・きっかけ
勉強を開始したときは心も体もボロボロでどん底の底辺にいました。もともと野生生物を保護する仕事をしていたのですが、病気の家族のため成年後見人もしており、忙しすぎて両立できず、さらに体調も悪化し、泣く泣く退職することになりました。
ただ、ずっとそのことを後悔して生きるのは嫌だと思い、逆にこの経験をプラスに生かせるような仕事をしてみようと司法書士を目指すことにしました。
LECを選んだ理由
法改正ラッシュが続いていたため、市販テキストと過去問のみの独学では不安がありました。大手で信用と実績があること、ブレークスルーテキストが私にとっては理想のテキストで、答練・模試と内容も充実していたため、最後までこなせば間違いなく合格できると確信してLECを選びました。それなりの投資となりましたが、私にとってはかえって最後までやり切る動機となりプラスだったと思います。
初級講座についての感想や良かった点
Web講義は音声がダウンロードができ、Wi-Fi環境でなくても何度も聞き直せるため、家事をしながら講義を2,3回聞きました。その際、先生が何を強調され、どんな説明をされていたのかを予め思い出しながら聞くよう心掛けました。思い出せなかったことはテキストに戻り確認をしました。テキスト内で関連している場所はページをメモしておき、そのページも見返すようにしました。それにより、関連付けて覚えたり、混同しやすい場所の違いを確認することができました。
テキストは余白もあるため、先生の説明を随時書きこみ、オリジナルテキストにしました。ブレークスルーテキストは表も充実しているため、コピーを取って壁に貼り付け何度も見るようにしました。森山先生のオリジナル講義ノートも非常に分かりやすく、苦手な分野を理解するのに役立ちました。
記述解法ベースアップ講座は解説が詳しく、当初は記述アレルギーがあった私でも自信をつけることができました。問題をコピーし、自分にどのような解き方が向いているのか試行錯誤しました。答練や模試はぎりぎり間に合う形でこなしましたが、記述の過去問が全くできなかったのに自己ベストだったことには驚きました。
模試を受けると受講できる特典映像なども最後まで非常に充実しており、全て活用し達成感を感じたことが、本番までの良い流れにつながったと思います。
直前期の答練についての感想や良かった点、学習への役立て方
改正ラッシュが続き、予備校の先生方が様々な分析をして作成された答練も確実に押さえる必要があると感じていたため、ぎりぎりでしたが全てこなしました。本来は本番を想定して一通り解き、解答に戻るのが王道だと思いますが、時間がなかったため問題集のように1問解くとすぐに答えを確認し、解答を頭に叩き込むイメージで読み込みました。さらに、森山先生の解法テクニックの本を実践し、講義中のアドバイス通り、どの肢から読むかと、2か3肢読んだら答えを出すという練習も兼ねて行いました。
記述については、最初は時間が掛かりすぎ、枠外しもあったりと散々な結果でした。しかし、荒川先生の優しい励ましもあり、落ち込まずになんとか解き切ることができました。さらに見落としがちなのが、自分の字が読んでもらえる字かという点です。試験当日は緊張で最後は手が震えましたし、私はかなりの癖字なのでその点も意識して練習しました。
模試についての感想や良かった点や学習への役立て方
模試も本来は通しで時間を図り、本番さながらにやるべきだと思いますが、私はそこまでの余裕がなかったため、答練と同様に考え、問題集として解きました。1問解いては解説を読み込み、とにかく内容を頭に入れることで精一杯でした。答練で読み間違えが多いことに気づいたため、スラッシュを入れたりキーワードに線を引いたりと工夫し、記述についてはいつも間違える点をノートに書き出しました。
提出した模試の結果は本試験が終わるまで怖くて見ることができませんでした。直前期に落ち込みたくなかったので、メンタル面を重視しました。
以上、あまりお勧めできる方法ではありませんが、どうしても時間がないときはとにかくこなすことが重要だと思います。色々と準備不足で本試験はぶっつけ本番となってしまいましたが、森山先生のアドバイスを実践したおかげで、思いがけず午後も早めに全部を解くことができました。
フォロー制度の利用方法についての感想や良かった点
「教えてチューター制度」をかなり利用させていただきました。自分でもある程度調べてみるのですが、それでも分からないことについて気軽に教えていただけるので非常に助かりました。
通信講座の利用方法やメリット・デメリット
私は気になる点があるとずっと引っ掛かって集中力が途切れてしまうため、講義を一旦止めてその箇所を聞き直したり先生の説明をテキストに書き込んだりしていました。結果、講義を終えるのに時間が掛かり、マイナー科目の過去問まで手が回らないという事態にはなりましたが、しっかり理解できたことで記憶に残り、本試験ではあまり迷うことがありませんでした。通信しか選択肢がありませんでしたが、最大限活用できたと思います。
森山講師のここが良かった!
とにかく耳に残る講義が素晴らしいと思います。比喩が的確かつイメージに残りやすく、説明に無駄もなく強弱もあり、問題を解いているとすぐに飽きてしまう私でも、先生の講義は面白いラジオのようで何度聞いても新たな発見がありました。家事をしながら3回は聞き、分からないことがあるとテキストに戻りました。
過去問は、結局主要科目は1〜2回、マイナー科目と記述は全くできませんでした。しかしケータイ司法書士は直前期を含めて最低3回は繰り返し、午前も午後も択一は30問を超えることができました。ケータイ司法書士は重要事項が一切の無駄なくまとめられていて、過去問や予想問もあり、試験開始直前まで活用しました。テキストでは何ページにも渡って説明され、あれだけ難しかった組織再編も数ページに凝縮され、比較して覚えられるため非常に驚きました。ちなみに口述試験対策として、さっと一通り復習するのにも役立ちました。
これから司法書士合格を目指す方へのメッセージ
受験勉強を開始した当初は、司法書士になれるのか不安しかありませんでした。勉強自体もかなりしんどかった。でも自分の番号を見つけた時、この道で正しかった、様々な苦労が全て報われたと思いました。
受験生の皆さまも色々な経験をされているかと思いますが、苦しかったこと、悔しかったこと、辛かったこと、合格すれば全て報われます。
皆さまの努力が報われてサクラが咲きますよう、心から祈っております。