A・M さん（40代）
継続と反復
| 主な受講講座 | 新15ヵ月合格コース＜春生＞ 実践力PowerUp講座 直前択一過去問絞込み講座 |
|---|---|
| 最終学歴 | 関西大学 法学部法律学科 |
| 保有資格 | 行政書士、日商簿記3級、社会保険労務士 |
司法書士を目指した理由・きっかけ
元々法律に興味があり、法律に携わる仕事をしたいと考えていました。司法書士は登記や後見といった人を繋ぐイメージがあり、そのような仕事で人に感謝されたいと考えた事がきっかけです。
初級講座についての感想や良かった点
法律を学習経験の無い方でも分かりやすくテキストが作られており、全体構造編によって試験の全体像を最初に掴むことが出来ました。講師も初学者を前提とした言葉遣いで説明してくださり、言葉の意味が分からず置いてけぼり、といった事態が無い講義を提供してくださいました。テキストは初学者向けと言えど情報量は十分で（十分過ぎるくらい）、講義と合わせて活用することで理解が深まりました。所々に制度趣旨が掲載されており、今学習している分野の根底にあるものを知り、丸暗記の一時記憶に留まらず、長期的に記憶を引き出すことが出来るようになったと思います。
中上級講座についての感想や良かった点
学習経験者向け講座は、実践力PowerUp講座を受講しました。本講座は初学者向けの講座から、初歩的な用語解説等の余分をそぎ落とし、必要な知識を凝縮した内容となっています。余分を落としたと言っても試験に必要十分な情報量がありますので、テキストとしてもコンパクトであり、最終的には力技が必要となるような暗記や横断整理の図表が豊富で、この図表をスマホで撮影して合間時間に眺める、といった使い方もしていました。また、自分が苦手としていた記述式の講座も付いており、初級で使用した書式ベーシック以上のレベルの単発論点が不動産・商業それぞれ100問ずつ掲載されたテキストは重宝いたしました。
直前講座で良かったもの
海野講師の直前択一絞込み講座は大変おすすめ出来ます。この講座は海野講師が膨大な過去問の中から、良問を論点落ちすることなくセレクトした問題集がテキストとなっています。利用方法としてはこの問題集を最低三周は回すことが重要で、自分の苦手とする分野を潰し、択一に関しては全体的に一定以上の正答を取れるようになりました。
直前期の答練についての感想や良かった点、学習への役立て方
答練は主に記述式対策として利用していました。択一に関してはある程度点数が取れていたので、間違えたＡランク論点があれば見直し、他はあまり復習に時間は掛けませんでした。その上で記述式2問を約2時間で解く（択一を1時間で解ききる）練習をし、間違った論点は可能な限り丁寧に見直すよう心掛けました。
模試についての感想や良かった点や学習への役立て方
模試は本試験の予行演習のつもりで、朝から夕方まで掛かる受験に慣れる事を主眼としていました。復習については答練と同様、記述式を中心に行いました。運もあると思いますが、スーパー公開模擬試験で枠ズレした不動産登記の論点が本試験で出題され、復習をしていて良かったと本当に思いました。LEC受講生以外も多く受験しているので、客観的な位置の把握にも役立ちました。
赤松講師のここが良かった！
コマ数と時間が限られている中、赤松講師は計算されたように講義を進められ、説明が慌ただしくなったり端折ったりすることがないので、安心して講義を受けることが出来たと感じております。質問に対しても真摯に対応していただけて、本試験当日の応援だけでなく、口述試験日にも法務局まで足を運んでくださり、受講生思いの先生だと思います。
学業、仕事、家庭などとの両立のコツ
私はフルタイムで働きながらの受験でしたので、何より時間を上手く使う方法が必要だと思っていました。腰を据えてやる必要がある記述の演習等は家での時間を使い、パッと確認できるものは、通勤時間や昼休みに過去問肢や図表を反復して確認し、知識を定着させていきました。時間が限られている分、有効に時間を使おうと工夫できるとも思いますので、兼業の方はぜひ自分に合った時間の使い方を探してみてください。
これから司法書士合格を目指す方へのメッセージ
地味ですが何度も反復して学習し、継続することで合格に必要な力量に届きます。特に初期段階では基本中の基本をまず固めてください。それで相当範囲の知識を網羅できます。常に基本を疎かにせず、頑張ってください。
