八代 愛 さん(30代)一発合格SEから転向して合格
LECの効率的学習方法で合格へ
受験回数 | 2回 ※おためし受験含む |
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出身校 | 学習院大学 法学部 |
主な受講講座 | 2021年新15ヵ月合格コース<春生> |
司法書士を目指した理由・きっかけ
私は学生時代から法律を扱う業務に携わりたいという思いと、これから先長く働くためにも手に職を付けたいという思いがありました。新卒でシステムエンジニアとして企業に就職しましたが、やはり法律を扱う業務に携わりたいという思いが捨てきれず、インターネットで様々な職種を調べていたところ、司法書士という仕事を知り、司法書士事務所で補助者として働く中で、自分も司法書士になりたいと思うようになりました。
LECを選んだ理由
元LEC生の、司法書士である職場の先輩に勧められたことがきっかけで、LECの講座に興味を持ちました。YouTubeにて配信されている講義を拝見したところ、非常に聞きやすく、内容もわかりやすかったため、LECを選びました。また、LECは合格者数等、圧倒的な実績があり、LECの講義を受講してスケジュール通りに勉強を進めていけば、必ず合格できるという安心感があったことも、LECを選んだ理由の一つです。
初級講座についての感想や良かった点
私は海野講師の初級講座を受講しました。いつ何をどのように勉強すれば良いかがはっきりとわかるようにスケジュールが組まれていたため、自分で細かい学習計画を立てる必要がなく、勉強に集中することができました。同時に、いつ何をやるべきではないかも明確だったため、効率よく勉強を進めることができたように思います。また、各科目の講義の回数も、その科目のボリュームや出題数に応じて、適切に用意されていたように感じました。講義で使用していたブレークスルーテキストは、非常に幅広い知識が網羅されており、かつ、解説等も丁寧であるため、自分で復習をする際に浮かび上がってきたほぼ全ての疑問点について、他の教材を使用せずに解消できたため、非常に役立ちました。また、暗記に役立つ表や図などがふんだんに盛り込まれており、自分でノートにまとめ直す必要がなく、知識を頭に入れることに集中できました。海野講師の初級講座で配布されるセルフレクチャーは、講義後の復習の際に非常に役立ちました。講義を自分の頭の中で再現しながら復習を進めることができるため、自分の理解している部分とそうでない部分が把握でき、理解を深めることができました。また、どの部分をどのくらいの知識まで掘り下げるべきかが明確になっているため、合格に必要な知識だけを効率的に吸収することができました。
直前講座で良かったもの
海野講師の「直前択一過去問絞込み講座」は、私にとって、合格するために必要不可欠な講座でした。初級講座の全ての講義が終わった後、本試験までどのように学習すべきか、漠然とした不安があり、悩んでいました。しかし、択一過去問絞り込み講座を受講したことにより、1日単位でその日学習すべきこと及びその学習方法が明示されていたため、ひたすら合格するための勉強に集中することができました。
直前期の答練についての感想や良かった点、学習への役立て方
LECの答練は、問題レベルが本試験に近く、自分がどの分野を得意とし、どの分野を苦手としているかを分析するにあたり、非常に役立ちました。また、受験回数が十分に設けられていたため、問題を解く順番や時間配分等、答練を受ける中で自分に合った解法を身につけることができ、安心して本試験に臨むことができました。さらに、LECの答練は解説冊子の内容が非常に充実しており、不正解であった問題やわからなかった問題について、テキストに戻らなくても解説さえ読めば理解できたため、時間に余裕がない直前期において、とても助けられました。記述問題に関しては、自分の答案用紙を印刷し、間違えた個所に正解及び不足している知識を書き込んでファイリングし、時々見返していました。そうすることで、自分がミスをしやすい箇所が浮き彫りになり、再度同じミスをすることがなくなりました。
模試についての感想や良かった点や学習への役立て方
模試は、スケジュールや受験環境等が本試験に近く、本試験のシミュレーションを行うことができました。私は、模試で出題された全ての問題について復習をする時間がなかったため、正誤判定を誤った肢のみ復習していました。LECの模試の解説は、1つ1つの肢ごとにその重要度が示されていたため、最も重要度の高い肢から復習を進めることができ、短時間で効率よく、重要な知識を吸収することができました。また、正誤判定を誤った肢はルーズリーフに書き出し、定期的に見返すことで、知識の定着を図りました。さらに、解説冊子には、受験生が混同しやすい知識を、わかりやすくまとめた図表が収録されているページもあり、その中で自分に必要だと感じた図表を印刷して常に持ち歩き、同じような問題で間違ってしまった際や、仕事の移動時間等に見直し、頭の中で知識を整理することができました。
フォロー制度の利用方法についての感想や良かった点
私は自宅だとなかなか勉強に集中できまかったため、直前期はほぼ丸1日、自習室を利用していました。とても静かで、1人分の机のスペースがとても広く、かつしっかりと仕切られていたため、周囲を気にせず勉強に集中することができました。
通学することのメリット・デメリット
私は海野講師の初級講座の通学クラスを受講していたため、講義が終わった後に、疑問に思った点をその場で質問して解消できたことが非常に助けになりました。また、毎週通学することで、決められたスケジュールから遅れずに学習できることもメリットだと思います。
一方、移動時間がとられてしまうことや、交通費がかかってしまうことがデメリットであると思いますが、私は移動時間を図表の暗記等に利用し、有効活用していました。
海野講師のここが良かった!
海野講師の講義では、重要な部分は徹底的に解説をし、逆に試験に出題されにくい部分については解説を省いて講義が進んでいったため、非常にメリハリがあり、合格に必要な知識のみを効率的に学習することができました。また、これまでの受験生指導のご経験から、受験生がつまずきやすい部分を熟知されており、自分がちょうど理解しにくいと感じた部分について、的確にわかりやすく解説してくださったため、不明点を次回に持ち越すことなく、講義中に理解することができました。海野講師は声も聞きやすく、講義の合間にご自身の実務においての興味深い体験談等もお話ししてくださり、3時間の講義が全く苦ではなく、常に楽しく、集中力を切らさずに講義を受けることができました。実務のお話をしてくださる度に、司法書士になりたいという思いがより一層強くなり、モチベーションの維持にもつながっていたと感じています。
学業、仕事、家庭などとの両立のコツ
私は本試験直前3ヵ月前まで、平均週3日ほど仕事をしながら受験勉強をしていたため、勉強時間の捻出が課題でした。そこで、隙間時間を有効活用するため、講義の復習は通勤時間等の隙間時間で行い、帰宅してから過去問などの問題演習をしていました。隙間時間で復習が追い付かない時は、出勤1時間前に職場の最寄り駅に到着するようにし、カフェで勉強してから仕事に行くなど、何とかスケジュールから遅れないように努めました。
これから司法書士合格を目指す方へのメッセージ
司法書士は難関資格であり、合格できるのか常に不安な思いがつきまとってしまう方も多いと思います。しかし、LECのカリキュラムに沿って講師の指導を信じてその通りに勉強し、自分に負けずに努力すれば、絶対に合格できると思います。私も辛くて勉強中に泣いてしまうこともありましたが、今こうして合格体験記を書くことができています。私のこの体験記が、この試験にチャレンジする皆様の心を少しでも軽くできたら嬉しいです。