山田 悠理 さん(20代)一発合格在学中合格
9ヵ月合格速修講座で一発合格を果たしました!
受験回数 | 1回 ※おためし受験含まない |
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出身校 | 早稲田大学 法学部在学中 |
主な受講講座 | 2021年9ヵ月合格速修コース |
司法書士を目指した理由・きっかけ
私が司法書士を目指した理由は、法律関係の資格として魅力的だったからです。大学3年生の春頃に就職活動をはじめ、資格を持っていたほうが今後の職業選択で有利になると思い、資格取得を考え始めました。法学部に所属していたこともあり法律に興味があったため、弁護士の選択肢もありましたが、弁護士は資格取得の難易度も高く、かつ争いのある仕事なので、弁護士と比べて難易度がやさしめで事務的な仕事が多い司法書士を選択しました。
LECを選んだ理由
大学3年生の夏頃に司法書士を目指そうと決心し、大学を卒業した春からは司法書士として働きたかったので、翌年の司法書士試験に受かる必要がありました。そこで様々な予備校のホームページを見ましたが、なかなかその期間で司法書士試験の範囲を学習できる通学の講座が見つかりませんでした。しかしLECには9ヵ月で全範囲を学習できる通学の速修講座があり、LECを選びました。
初級講座についての感想や良かった点
司法書士速修合格講座は週3コマの講義があり、その復習も必要なためスケジュールはハードなものでした。司法書士試験の広い範囲を9ヵ月間で理解するためのカリキュラムが、ハードなものとなるのは当然のことです。しかし司法書士速修合格講座では重要な点をしっかりと教え、マイナーな論点は軽く触れる又はスキップするという形をとっており、最小限の時間で効率よく合格を目指すことができます。また、司法書士速修合格講座では民法と不動産登記法を別の科目としてではなく、1つの科目のような形で教えてもらえるため、理解する上での効率は非常に高かったと思います。これは会社法と商業登記法でも同じ形式がとられており、例えば会社法で役員について学習したらその次は商業登記法で役員関係の登記について学習するといった形です。教材もこの形式に対応して作られているため、司法書士速修合格講座専用の秋元講師のテキストは非常にわかりやすくまとまっていたと感じています。実際、私は直前期でもテキストの読み込みを継続していましたが、重要な点がまとまっており、効率よく重要な知識を再確認することができました。また、教材には各所に重要なポイントをまとめている表が載っており、これをまとめて表ノートを作っておくまたは写真に撮ってフォルダーにまとめておくことで、すばやく復習することが可能となります。
直前期の答練についての感想や良かった点、学習への役立て方
司法書士速修合格講座を終えて直前期に入ると答練が始まります。9ヵ月合格速修コースには答練と模試がセットとなっており、カリキュラムに含まれるような形となっているため、他に答練や模試を受けなくても、合格するために必要なものは全て揃っているといえます。答練では実際に司法書士試験の形式に準じた問題を解けるため非常に実践的でした。答練は複数回にわたって行われましたが、これまで講義の復習のためにしか問題演習をしていなかったため、初めのころはなかなか点数が取れませんでした。しかし、自分の実力が合格にはまだ及ばないことを把握し、そこから必死に勉強するという方向へ繋げることができたため、結果として合格することができました。答練を通じて自分がまだまだ合格するだけの実力が備わっていないということを実感できたという点は、一発で合格した上で大きな意義があったと考えています。
模試についての感想や良かった点や学習への役立て方
答練と並行して模試も複数回受験しました。これも答練と同様に9ヵ月合格速修コースに含まれていたものです。模試は答練と同様の内容となりますが、受験の形式や時間等が本番により近い形で行われるため、さらに実践的な内容であったと思います。模試では多くの方が受験しその結果が集計され、自分の順位が具体的にわかるため、合格まであとどのくらいの点数が必要か理解することができます。私は模試を4回受けましたが、徐々に順位をあげていきました。自分の学習が成果を上げていることを確認することができるため非常に良い機会だったと思います。また、答練と模試を通じていえることですが、自分の苦手な分野を把握することに役立ったと考えています。司法書士試験の範囲はとても広くすべてを確認しなおすことは大変なため、自分が理解できていないポイントを把握する上では答練や模試を受験することが最も効率が良かったです。
フォロー制度の利用方法についての感想や良かった点
週3コマの講義を全て通学で受けることは難しい方も多いと思います。自分は大学生で余裕があったためほとんどの講義を通学で受けましたが、それでも数回は欠席しました。そのようなときにはOnlineStudySPを活用して欠席した分を受講しました。また、自宅からでもチューターの方に質問することもできる「教えてチューター」制度もあります。このように欠席した際もフォロー制度が整っており、問題なく学習を続けることができます。
通学することのメリット・デメリット
通学で受講することのメリットとしては、講義に集中できるという点が最も大きなものだと考えています。私の場合、通信でいつでも受講できる状態だと後回しにしてしまったり、受講中に他のことが気になってしまったりするため、通学で受講しました。逆に言えば、自分でスケジュールを組んでしっかりと受講できる方であれば、時間の融通も利き、通学の時間もかからないため、通信のほうが向いているのではないでしょうか。
秋元講師のここが良かった!
司法書士速修合格講座では秋元講師の作成したテキストに沿って講義が行われます。このテキストは重要なポイントがまとめられており、頻出の論点についてはしっかりと理解することができます。また、秋元講師は講義中、重要な論点は理解しやすく丁寧に解説してくださりました。テキスト中の図表にはその重要度に応じて講義中にランク分けがされ、復習がしやすくなるような工夫も取り入れられています。一方で、司法書士試験の範囲に含まれて入るもののめったに出題されないマイナーな論点に関しては軽く触れる程度にとどめるなど、効率の良い講義を行ってくれます。また、復習のために取り組むべき問題も秋元講師が指定してくださるため、秋元講師の講義についていくことで自然と知識が身に付きます。短期間で合格を目指すカリキュラムのため、効率が非常に重要だと考えていますが、秋元講師は9ヵ月で合格するために最善の講義を行ってくださったと感じています。
学業、仕事、家庭などとの両立のコツ
大学での講義とサークル活動と並行して9ヵ月合格速修コースを受けていました。サークルの活動が講義のある土曜日にあり、時間が被っていたため一時期は講義を早退してサークルに参加していました。その時期は、フォロー制度を活用して早退して聞けなかった分の講義は家でパソコンを利用して見ていました。また、大学の講義は司法書士試験の範囲と被るような講義を選択して履修するようにして負担を減らしていました。
これから司法書士合格を目指す方へのメッセージ
司法書士試験は難易度が高く、そのための勉強はハードなものとなります。しかし、私も体験したように合格したときに達成感を非常に強く感じることができますし、家族や友人等も喜んでくれ、頑張ったかいがあったと感じております。また、今後の職業選択の上でこのような国家資格を持っていることは大きなアドバンテージとなることでしょう。皆さんも司法書士試験合格に向けて頑張ってください。