T・Y さん(40代)
高卒(偏差値44)の落ちぶれた中年が合格!
受験回数 | 5回 ※おためし受験含まない |
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出身校 | 高校卒業(偏差値44) |
主な受講講座 | 2021年パーフェクトローラー合格パック 2020年パーフェクトローラー合格パック 2017年新15ヵ月合格コース<春生> |
保有資格 | 宅建士、行政書士 |
司法書士を目指した理由・きっかけ
自営業をしていましたが、大手に対抗できないため、より参入障壁の高い事業を営みたいと考えていました。宅建取得を期に法律に興味が出て、行政書士を取得しましたが、より高度な資格を求めて司法書士を志しました。
LECを選んだ理由
合格実績の豊富な大手ということでLECに申し込みました。もう中年で、教材を転々としている時間はないため、最初から最高の教材で勝負しようと思ったからです。
初級講座についての感想や良かった点
最初は森山講師の初級講座を受講しましたが、途中で躓くことなく全科目を終えることが出来、最初の受験で択一基準点を超えることが出来ました。転質権や根抵当権など、初学者が躓きやすい分野も、例え話を使ったりして解りやすく教えてくださいました。暗記が必要な試験ですが、色々な語呂合わせを使って教えてくださったので、それほど苦労せず暗記できました。
ブレークスルーテキストはかなりの分量がありますが「ブレークスルーテキストは辞書であり、講義でやらなかったところは基本的に読まなくて良い」と指導して頂き、効率的に学習することが出来ました。
択一到達度チェックテストなど、初学者でも継続しやすい講座内容が良かったです。
中上級講座についての感想や良かった点
4年目からパーフェクトローラー講座を受講しました。根本講師の講義は、寸劇等が度々入り楽しく受講することが出来ました。パーフェクトローラー講座のテキストは、図表中心なので初学者には向きませんが、ブレークスルーテキストの半分以下の分量なので効率的に廻すことができ、中上級者の暗記教材としては最適でした。そのお陰で午後択一のスピードアップと得点の安定を実現することが出来ました。
私の受験歴では、途中で民法の大改正があり、今まで暗記した知識の更新を迫られました。
一度暗記した知識を塗り替えるのは、新たに暗記するよりも難しい、、と感じましたが、根本講師の要点を突いた改正講義のお陰で乗り切ることが出来ました。
直前講座で良かったもの
精撰答練[実力養成編]と[ファイナル編]、模試は毎年活用しました。未出論点は毎年出題されますが、テキストの読み込みで対策するのは効率が悪いので、テキスト読み込みの時間が取れない場合は答練を活用しました。
午後の部は時間配分が重要となるため、ファイナル答練と模試で午後の部の時間配分の訓練を徹底的に行いました。令和3年の午後択一はイジメかと思う分量でしたが、十分な訓練を積んでいたため65分で解くことが出来ました。
直前期の答練についての感想や良かった点、学習への役立て方
年明けからの実力養成答練は、学習のペースメーカーとして最適です。テキストの読み込みが億劫でも、答練ならやろうと思えました。兼業の方は、じっくりテキストを読み込む時間が無いかもしれませんし、その気力もないかもしれませんので、答練はお薦めです。答練の解説には重要度が表示されていますので、効率的に復習をすることが出来ました。
模試についての感想や良かった点や学習への役立て方
私は他予備校の模試も受験しましたが、LECの模試の解説には全ての肢に重要度が示されており、その点で最も優れていたと思います。1000人近くの受験生がいるため、自分がどの位置にいるのかよく解ります。相対評価の試験ですので、自分が先頭集団に付いて行けているかを把握するのは重要だと思います。
根本講師のここが良かった!
根本講師の講義は、学習に飽きがきているベテラン受験生を楽しませてくれる、ダイナミックなエンターテイメントだったと思います。根本講師の迫力に拒絶反応が出る人もいるようですが、私はハマりました(笑)。
あと数点で受からなかった時に個別相談をして頂きましたが「基準点を超えているのであれば、合格者との実力差は無い、あとは本番での運です、悩まず学習を継続してください」とのお言葉を頂き、励みになりました。
受験勉強の中で成功だと思ったこと、失敗だと思ったこと
学習初期は記述が苦手で記述対策が後回しになり、足を引っ張りました。自分に合った記述解法を早期に確立しておくべきでした。
合格した年に工夫したこと
本試験直前まで模試を解かずに温存しました。
2週間ほど仕事を休み、10日間連続で本試験と同じ時間帯に問題を解きました。
時間配分等を体に覚えさせることにより、当日は焦りなく無心で試験問題に向き合えました。
保有資格取得後、なぜ司法書士を目指そうと思ったか
宅建取得を期に法律に興味が出て、その後行政書士を取得しました。以前より参入障壁の高い事業を営みたいと考えていましたので、司法書士資格の取得を志しました。宅建と行政書士を取得していましたので、民法の基本的な考えは理解していました。
また、暗記から逃げていては成績が伸びないと解っていましたので、全くの初学者よりは学習を継続しやすかったと思います。
学業、仕事、家庭などとの両立のコツ
仕事や家事と両立するため、スキマ時間を徹底的に活用しました。ICレコーダーに苦手論点や間違いノートを吹き込んで、常に聞いていました。テレビは捨てて、学習中はスマホとマウスを屋外に追放していました。家族からの緊急連絡用に、それ専用の電話のみ出来るスマホを用意していました。家族の理解を得るため、家事は率先して行いました。食事の準備等の担当だったので、自宅で座って食事をしたことはありませんでした。
これから司法書士合格を目指す方へのメッセージ
私は40代の高卒(偏差値44)です。司法書士試験は落ちぶれた中年が再起をかける試験です。
あなたの前進を阻むものを全力で無視してください。名残惜しい過去を捨てて、司法書士への道を歩んでください。