I・Y さん(40代)択一式午後の部1位合格子育てと両立
司法書士試験を受験して
受験回数 | 4回 ※おためし受験含む |
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出身校 | 大学卒業 |
主な受講講座 | 2021年精撰答練レギュラーパック 2020年パーフェクトローラー合格パック |
司法書士を目指した理由・きっかけ
司法書士を目指したのは、再就職しやすい専門性のある資格の取得を考えたからです。結婚、出産、育児と就業していない期間があり、ブランクがあっても再就職しやすい資格の取得を検討していました。育児中ですので、通学をせず通信講座で学習して取得できる資格を考えて司法書士試験を受験することにしました。
LECを選んだ理由
LECを選んだ理由は、通信での受講がしやすいこと、司法書士試験受験の大手であることです。おためし受講制度を利用して、実際に体験することで、通信講座の不安を解消することができ、講義やテキストの内容を確認することで受講する講座を決める際に助かりました。
LECは司法書士試験受験の大手で公開模試の受験者数も最多というのも、自分の実力を正しく把握しやすいのではないかと考え、LECを選んだ理由の一つです。
中上級講座についての感想や良かった点
講座のカリキュラムについて、私は「2020年合格目標パーフェクトローラー合格パック」と、「2021年精撰答練レギュラーパック」と「改正法パーフェクトガイド」を受講しました。
パーフェクトローラー合格パックは、パーフェクトローラー講座に各精撰答練や模試がパックになっていて、講義数も多く、講義や模試のスケジュールに遅れないよう時間をやりくりして受講しました。本格的に司法書士試験の勉強を始めた年だったので、とにかく必死に講義に遅れないようついていくのが大変でした。根本講師の講義は記憶に残りやすく、復習のポイントなども講義ごとに説明されて学習に役立ちました。
精撰答練レギュラーパックは<改正法パーフェクトガイド>と一緒に受講しました。2021年目標では主要講義を受講しませんでしたが、<改正法パーフェクトガイド>で改正法にも安心して備えることが出来たので助かりました。
教材については、パーフェクトローラー講座のテキストがとても学習に役立ちました。パーフェクトローラーのテキストは図表が多用されていて、比較しながら知識を整理するのに、とても役立ちました。特に会社法では、自分では覚えていたつもりでも、あやふやだった知識を図表で整理することが出来て、直前期でも知識の確認に何度もこのテキストを見直していました。
直前期の答練についての感想や良かった点、学習への役立て方
直前期の答練では、解答冊子や講師の先生方の説明で絶対落してはいけない論点などが分かりやすく示されるので、絶対落してはいけない論点で間違えたものはしっかり復習し、逆に難問の場合は無理に理解しようとして時間を使いすぎないようにするなど、メリハリをつけて答練を受けた後の復習をすることができました。直前期は択一式の過去問の演習と並行して答練を受けていくので、答練自体にかけられる時間には限りがあります。学習時間も限られていたので、効率的に復習ができ、かつ自分の気付かない学習の不十分な部分を気付くことができるLECの答練を受講して良かったと思っています。また、法改正に対応した問題も出題され、過去問だけでは不安な部分もしっかりフォローされていて助かりました。記述式では答練ごとに解いたことのない問題を2問解くことで、雛形の知識を確認するだけでなく、記述式への対応力を身につけることが出来たと思います。
模試についての感想や良かった点や学習への役立て方
模試は、なるべく本試験と同じような条件で受けるようにして、本試験対策に利用しました。午後の部の問題を解く順番を何通りか試すことで、午後の部の本試験の時間が足りない、という問題への対処にもなると思います。私は、過去に本試験の記述式に時間をかけすぎて択一式の時間が十分に取れなくて焦ってしまったことがあるので、模試を利用して自分にあった本試験の時間配分などを確かめるのも良いと思います。
模試の復習は、答練と同じく、絶対落してはいけない論点で間違えたものはしっかり復習し、難問の場合は復習に時間を使いすぎないようにするなど、メリハリをつけるよう心掛けていました。
また、LECの司法書士試験の模試は受験者数最多ということで、自分の実力を知るのによかったと思います。
フォロー制度の利用方法についての感想や良かった点
通信講座を受講したので、講義や解説冊子を読んでもわからない部分は、「教えてチューター制度」を利用して質問することができました。教えてチューター制度では比較的短期間で返信があり、疑問を解消することができました。
通信講座の利用方法やメリット・デメリット
私は子育て中で通学する時間を取ることができなかったので通信で受講しましたが、自分の都合のつく時間に小分けしてでも通信講座を受講することができるので、大変助かりました。また、時間がないときは、家事をしながらでも講義を音声のみで聞くことが出来るので、時間を有効に活用することが出来ました。
根本講師のここが良かった!
私は通信講座で受講していましたが、根本講師の講義は寸劇まじりのときもあって、通信講座の画面越しでも熱意を感じるというのか、記憶に残りやすい講義でした。また、根本講師の作成のテキストは図表が多用されていて、知識の整理にとても役立ちました。
学業、仕事、家庭などとの両立のコツ
子育て中ということで、限られた時間の中で学習をするために、買い物や家事をしながら録音した講義や民法の条文を繰り返し聞くなど、少しでも時間を見つけて学習するよう心掛けました。
また、直前期の休みの日には家族が子供を遊びに連れていってくれて、模試の時間を捻出することが出来ました。すきま時間の活用とともに、家族のサポートが合格への大きな助けになりました。
これから司法書士合格を目指す方へのメッセージ
司法書士試験は合格まで必要とされる学習時間が多いと思いますが、お仕事や家庭の状況などでまとまった学習時間の確保も難しい方もいらっしゃると思います。ただ、通勤や家事の間などすきま時間に音声だけでも聞いて学習するなど、少しずつでも学習を継続していくことで合格に近づいていったと思いました。学習を継続していくのは大変だと思いますが、無理のない範囲で頑張って下さい。