2021年度合格
安東 健郎さんの合格体験記

司法書士を目指した理由・きっかけ

20代の堕落していた自分へのリベンジと30代からはじめた教員人生の中で、教え子に「人間の可能性は無限大」と言い続けてきた手前、お手本となる生き方をしたいと考えたからです。
予備試験・司法試験ルートも考えましたが、高齢化社会の進展の中で相続や後見サポートの分野で社会貢献をしたいと考え、64歳から司法書士を目指すことにしました。

LECを選んだ理由

参考にした勉強本「司法書士試験すぐに結果が出る勉強メソッド55（中央経済社）」に予備校は講師で選ぼうと書かれていたのを見て、書籍の著者である森山講師に直接相談に行きました。その際、丁寧にお話頂き、60代でも合格できると励まして頂いたことをきっかけにLECを選びました。

初級・中上級講座についての感想や良かった点

（1）『15ヶ月合格講座』（森山講師）
①端緒：個別面談で森山講師のお人柄と親身な対応に勇気づけられ
②特徴：丁寧でわかり易く、効率的な学習法を徹底的に指導して頂きました。

（2）『パーフェクトローラー合格パック』（根本講師）
①端緒：中上級者バックアップ試験で80％offのチケットをゲット
②特徴：楽しくわかり易く、細かい知識より法律のイメージ・考え方を教えて頂きました。

受験勉強の中で心がけていたこと

病気・親の介護等前期高齢者特有の諸問題を乗り越えて定年退職者・前期高齢者として私が心がけていたことは

（1）持続可能な学習環境
学習する場所＝環境豊かな公立図書館を利用
（心身の健康を維持する。⇒自宅に籠らない。）

（2）持続可能な学習法
①反復・速習・絞り込み学習＝DVD講義
②勉強時間はほどほどに
（図書館休館日は体力増進に専念、睡眠時間は毎日8時間確保）

合格した年に工夫したこと

今年度は実質4ヶ月の勉強期間、CFP・1級FPとのトリプル合格を目指しました。

（1）精神面＝『ビリでも合格大作戦』 ⇒ 完璧を目指さない
（成績のハードルを下げ、午後択一のミスは想定内）

（2）学習面＝『一点突破全面展開大作戦』⇒前年度不合格の要因を分析し、その克服に専念
①一点とは‘午後試験の時間配分’にアリ ⇒ 午後記述2時間確保は至上課題
　ア．午後択一は1時間で強制終了（前年度は1時間15分）
　イ．マイナー科目1問1分、不登法・商登法は1問2分合計59分を目安とする
　ウ．試験直前の6日間(月〜土)は年度別過去問(平成27年〜令和2年)を本試験と同じ時間帯でやる。

（3）2021年度の得点目標及び結果
①目標＝午前択一基準点プラス7問、午後択一基準点プラス3問、午後記述商登で得点確保
②結果＝午前択一基準点プラス7問、午後択一基準点プラス3問、午後記述54.5点商登32.5点

＜結果分析＞
総合順位81位 ⇒ 一桁順位での合格ならずとも『ビリでも合格大作戦』の成果
午後択一55分で終了 ⇒ 徹底した時間配分に特化した『一点突破全面展開大作戦』の成果
午後択一5問ミスでも基準点突破 ⇒ 午後のミスは想定内『ビリでも合格大作戦』の成果
午後記述商登32.5点 ⇒ 不登できずとも商登で得点確保『ビリでも合格大作戦』の成果

☆記述得点54.5＝記述再現答案添削サービス得点54.5（LEC採点者にぴったしカンカン賞を！）

これから司法書士合格を目指す方へのメッセージ

特に定年退職・前期高齢受験者の方にメッセージを送りたいと思います。

（1）目標・夢を具体的に持って欲しい
《森山講師からのお言葉》
“安東さんなら、安東さんのこれまでの経験を活かして安東さんでしかできない仕事がきっとあります。司法書士としてのご活躍を祈っています。”（合格報告に対する返信メールでのお言葉）

（2）継続して努力して欲しい
《小柴昌俊先生のお言葉》
“努力し続ければ夢は必ず実現する”(ノーベル物理学受賞者、神奈川県立横須賀高校出身、100周年記念式典でお会いした際のお言葉)

（3）人生100年時代ニューセブンティは現役世代?『人生100年時代未来ビジョン研究所』（内閣府には“人生100年時代構想会議”設置）

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“一生勉強一生青春”！！
…残された人生楽しんで生きていきましょう。