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2020年度合格
米積 信哉さんの合格体験記

合格者

米積 信哉 さん(40代)一発合格

兼業のS式合格講座受講者が試験日延長にも助けられて2年間の勉強で一発合格したお話

受験回数 1回
出身校 東京大学 法学部
主な受講講座 2020年司法書士S式合格講座

司法書士を目指した理由・きっかけ

大学は法学部でしたが、卒業後は長年、法務とは無関係の仕事をやっていました。しかし業務上で信用情報の管理を行うことがあって、その中で債務者自らが時効の援用を主張して債務を免れる事例を何度か実見する機会がありました。かなりの額の支払いをするかしないかが法知識の有無で分かれることに感銘を受け、また、その仕事の中で司法書士の名前もよく見かけたこともあって、受験資格の要らない司法書士を志すこととしました。

LECを選んだ理由

最初は市販のテキストのみで半年程度で合格するつもりで勉強を始めましたが、程なく兼業では無理な分量であるとわかりました。計画を修正して2019年の試験はパスしたのですが、テキストを一通り通読した辺りで音声・動画の講義も欲しくなり、だがフルサイズの講座を取るのは金銭的に厳しい…といったところでS式合格講座のWeb広告が目に入り、早割もあったためこれはいいと思って講座を申し込みました。

初級講座についての感想や良かった点

S式合格講座は、安価でコンパクトなサイズながら、司法書士試験の全範囲を網羅しており、初学者の有力な選択肢だと思います。司法書士試験の範囲全体をまず一周する、というのが勉強を始める前にはなかなか実感できない実は相当な難事で、私は前述のテキスト通読だけで5ヶ月ほどかかってしまいました。ですがS式合格講座は1日2時間程度の学習時間でも2ヶ月程度で無理なく一通りこなせる量で、PCでの視聴だけで通しで3回は繰り返すことができました。また1ユニットが15分前後で構成されていて、通勤や家事、運動などをしながら聞くのにも便利です。S式合格講座に限った話ではないのですが、個人的な体感としては、LECのWeb講義システムは他の予備校のものと比較してもかなり優秀だと考えています。通信講座を取りたいけどどの予備校のものにしようか迷っている…というような方は特に、体験講義などを利用してよく各社の環境を比較しておくことをお勧めします。

直前期の答練についての感想や良かった点、学習への役立て方

正規の答練パックは申し込んでいないのですが、「超直前期 記述ペースメーカー講座」と「記述式問題20問を解いて論点を網羅する講座」は、それぞれ2019年と2020年向けの精撰答練[頻出論点記述編]と同じ問題が収録されていたものになります。看板のとおり頻出論点はカバーされていて、問題の形式は本試験と同様であり、レベルとしては本試験よりやや容易で段階的な学習用としての配慮がされているように感じました。答練のスケジュールに従ってコツコツ解いていけば無理なく実力を伸ばしていくことができるものと思われます。

模試についての感想や良かった点や学習への役立て方

2020年向けの公開模擬試験模試フルパックでは6回の模試を受けることができました。予備校の総合講座を受講していない受験生にとっては、過去問でまだ問われていない論点にどう対応するかが非常に重要な課題となってくるのですが、そのケアのためにも模試は可能な限り受けておくべきだと思います。また、特に午後の部の択一・記述の時間配分は、多少の知識量の差であればひっくり返してしまうほどに合否に影響する要素となりますので、その練習の機会を増やす意味もあります。直前期の学習計画は模試の日程を基点として立てていました。成績はあまり気にせずに受けて、間違ったところだったりおぼつかない分野を淡々と潰していきましょう。本年度は本試験が延期されたのですが、模試のスケジュールも組み直して頂いて大変助かりました。聞くところによると、通信講義の期間延長対応など含めても各予備校のなかでLECの対応がより柔軟だったようです。

直前期に受講して良かった講座

「超直前期 記述ペースメーカー講座」と「記述式問題20問を解いて論点を網羅する講座」という講座は、多数の本試験形式の記述問題を入手し演習できたため助かりました。特に根本講師のペースメーカー講座のほうは、私にとって直前期学習で合格の決定打となった2つの教材の1つといっていいものでした。記述のひな形はそれなりにこなしていたにもかかわらず、8月になってもまだ記述式に関しては全く話にならないような状態だったのですが、この講座の問題を解いた後で根本講師の講義を視聴する、というサイクルを直前期に毎日繰り返すことで、本試験日に向けて記述式への対処能力を高めていくことができたと思います。また実戦形式の演習のなかで、自分の場合は答案構成をきっちりやっていると確実に時間が足りなくなるという課題が明確になり、それを踏まえて構成用紙の使用はそこそこに留める方針を立てました。加えて根本講師からの「記述式は商登法を先、不登法を後にしてほうが良い」という講義の中でのアドバイスが決定的となって、実際の本試験では時間内に解答を終えて記述基準点プラス若干の上乗せ点を確保することができました。実は択一での上乗せが8問分で1問分足りていなかったため、これがなければ合格はありませんでした。

海野講師・森山講師・根本講師のここが良かった!

S式合格講座はどの講義も短い時間のなかで密度は高く、マイナー科目については本試験でも十分に戦えるレベルなのではないかと思うほどでしたが、特に海野講師の講義は、判例に触れる数も多く情報量があると感じました。森山講師の講義は全体的に熱く、特に重要なポイントでは声や身振りを大きくして強調されます。「抹消登記は常に主登記!」を繰り返して連呼されていたのが忘れられません。ケータイ他の著書にもお世話になっており、個人的には最推しです。根本講師の講義は全体的に熱く、声がデフォルトで大きいです。一番最後のユニットで「インプットを完璧にしてからアウトプットをはじめようとはせず、一通り終わったのだから早めに過去問などの演習をはじめるように」という趣旨のことを仰っておりました。受験上で役立つ簡潔明瞭なアドバイスを根本講師はよくされるのですが、これはかなり一発合格に影響したアドバイスだったと思います。

通学することのメリット・デメリット

本試験時のエピソードですが、飲み物を飲んだあと少しの間マスクを外した状態になっていたところ、試験監督員がこちらに近寄る気配を感じてあわてて元に戻したことがありました。しばらくはまだマスク必須かと思われますので、通学ではなく通信のみ受講の方は普段からマスクをしての勉強に慣れておく必要があると思います。(特に午後の)本試験中に試験官からの注意など受けると集中力と時間の面で致命傷になりかねません。

通信講座の利用方法やメリット・デメリット

私はUSBメモリ型のMP3プレイヤーにS式合格講座の音声ファイルを入れておき、基本的に1.4倍速で利用していました。生活の色々な場面で利用できるということ、そしてリピート再生が可能なことで司法書士試験に必要不可欠である反復学習が容易となることが通信形式のメリットだと思います。その反面では何度でも聞けるからということで一回の講義を真剣に集中して聴取する意識が薄くなりがちだったかもしれません。

学業、仕事、家庭などとの両立のコツ

合格者の平均年齢が40.08歳(2019年度)という試験ですから、仕事や家事、育児、介護に追われる方が多数派で、試験勉強に投入できる時間、体力、資金といったリソースには限界があるものだと思います。なので1日20時間勉強せよとかいう他人の声は聞き流し、自分のできる範囲内で目一杯の勉強時間を確保して、目一杯の集中力で頑張りましょう。もし1日中勉強できる環境であれば1日20時間頑張りましょう。

これから司法書士合格を目指す方へのメッセージ

司法書士試験に合格すると人生が変わる、変わったという発言をよく見かけます。実際そうなのでしょう。しかしその前にこの大変な試験を受けようと思った時点で既に人生は変わっているのだと思います。そして試験勉強は、できない自分ができる自分へと変わり続ける絶え間のない過程です。試験日当日まで諦めず変わり続けてください。6回の模試でEEDEEC判定という悲惨な成績でも合格した人間がここにいます。

私の合格getアイテム

  • 直前期学習で合格の決定打となった2つの教材の2つめ、年度別合格ゾーンです。5年分の実際の過去問の演習により読み間違いを避ける強力な意識付けができ、本試験でのケアレスミスは皆無にすることができました。
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