Y・A さん(30代)一発合格
講師を信じて素直に従うのが合格への一番の近道です
受験回数 | 2回 ※おためし受験含む |
---|---|
出身校 | 高校卒業 |
主な受講講座 | 2020年新15ヵ月合格コース<秋生> |
保有資格 | 宅建士 |
司法書士を目指した理由・きっかけ
宅建士からのステップアップとしてたまたま見かけた司法書士に興味を持ったのがきっかけです。司法書士試験に関する難易度や試験内容、司法書士の業務内容も深く知らないまま講座を申し込み、後からとんでもないものに手を出してしまったと思いましたが、講義を受けていくうちに、その業務の幅広さや奥深さに魅力を感じ、司法書士になって困っている人の役に立ちたいと思うようになりました。
LECを選んだ理由
通信のみでモチベーションを保てる自信がなかったので、福岡で生講義の通学コースがあることを条件に探したところ、LECにたどり着きました。大手予備校で圧倒的な合格実績があったこと、無料体験講義を受講して雰囲気が良いと感じたこと、生講義でも欠席Webフォローで通信講義を受講できること、受講相談の際のスタッフの方の親切丁寧な対応等が決め手となりLECでの受講を決めました。
初級講座についての感想や良かった点
新15ヵ月合格コースは、申し込んでしまえば後は遅れないように講義を受講すれば良いだけなので楽でした。講義を終えたら、次の講義までに習った箇所のブレークスルーを読み、セルフレクチャーを解き、過去問を解く。直前期まではほとんどこのサイクルです。また、択一式到達度チェックテストや記述解法ベースアップ講座などのアウトプット演習については、やるべき時期も講義の中で指示してくださるので、何をどの時期にしなければいけないか迷うということもありません。自分で綿密な勉強計画を立てるということをほとんどしなかった、というよりする必要がありませんでした。教材については、ブレークスルー以外には手を出さないと決めていたので、他と比較することはできませんが、メモ用の余白があったり、図表が多かったりと使いやすい工夫がされていると感じました。司法書士試験は膨大な量の暗記が必要だといわれていますが、ブレークスルーが全科目分揃ってもカラーボックス1段分弱しかなく、そのうち本当に覚えなければいけない量はそれほど多くはありません。過去問を繰り返し解けばいやでも覚える論点も多いですし、無理やり頭に詰め込んだ知識はごく一部です。こうして暗記量は意外と少ないと自分に暗示をかけると本当にそう思えてきます。
直前期の答練についての感想や良かった点、学習への役立て方
精撰答練[ファイナル編]は全6回もあるので、毎回問題を解く順番を変えてみたり、記述の答案構成用紙の使い方を変えてみたり、各回ごとにテーマを決めて挑み、自分にとってベストな解き方を模索することができました。当初は時間内に解き切ることすら難しかったのですが、徐々に自分なりのペースや解き方が定まり、第5回、第6回を迎えるころには、余裕をもって解き終わり、見直しをしても時間が余るほどになっていました。海野講師があらかじめ「初学者は答練や模試で絶対にいい点は取れないから気にする必要はない!」と何度も言ってくれていたおかげで、点数や判定については全く気にすることなく、自分の苦手分野や課題を見つけることに集中することができました。また、解説講義では復習すべき点とそうでない点を明確に指示していただけるので、答練の復習をする時間を最小限に抑えて、過去問演習に時間を使うことが出来たのも良かった点です。
模試についての感想や良かった点や学習への役立て方
コロナ禍で答練も全国公開模試も自宅受験だったのですが、一度も会場受験を経験せずに本試験を迎えることに不安があったため、全国スーパー公開模試は全3回とも会場で受験しました。初会場受験だった第1回は、周囲のペンの音に気をとられたり、他の方のページをめくる速さに焦ったりして、答練でつかんだ自分のペースを守ることが出来なかったことで実力がうまく発揮できず、午前の択一については過去最低点を取ってしまい、環境やメンタルがここまで点数に影響するのかとショックを受けました。2回以降は、周囲を気にしないこと、自分の決めた時間配分を守ることを徹底したところ、良い結果を残すことが出来たので、このままこれまで通りの勉強を続ければ、本試験でも十分戦えるという自信をつけることが出来ました。可能ならば、あらかじめ会場受験を経験しておくことをお勧めします。
直前期に受講して良かった講座
海野講師のアドバイス通り直前期に記述の新作問題を1週間に各2問解くために赤松講師の「赤松式ヤマ当て講座 太郎と花子の事件簿」を受講しました。第5回〜8回を本試験直前の2週間で解いたのですが、LECの答練や模試とは異なる出題のされ方に戸惑いました。今一度自分の知識を整理するのにも役に立ち、この講座で出題された論点が本試験でもいくつか出題されていたので、本試験直前に受講していて本当に良かったと思います。
土井講師・海野講師のここが良かった!
土井講師は一番初めに試験勉強のノウハウについて教えていただきました。この教えは、司法書士試験に限らず、今後の勉強にも一生役に立つと思います。また、質問することが恥ずかしいという意識を取り払ってくだったおかげで、遠慮なく質問することができ、いつも分かりやすく丁寧に答えてくださいました。海野講師は、実績、お人柄、お言葉などのすべてから、とにかく信じてついていけば合格できると思わせてくれました。直前期の勉強計画を示されたとおりに実行したところ、おっしゃっていた通りに成績が伸びていき、絶対大丈夫の言葉通りに合格することが出来ました。土井講師も海野講師も実務家の先生でいらっしゃるので、講義中は実務に関する色んなお話をしてくださり、そのどれもが興味深い話で、私が絶対に合格して司法書士になりたいと思うきっかけを作ってくださり、最後まで勉強のモチベーションを保つことができました。
フォロー制度の利用方法についての感想や良かった点
自宅だとなかなか勉強に集中することができないので、福岡本校の自習室をよく利用していました。受講期間中は無料で利用できるのがありがたかったです。自習室では他資格の受験生などを含め、いつも誰かしら勉強しており、良い刺激を受けて集中して勉強することが出来ました。試験実施時期の延期に伴い、自習室の利用期間も延長していただき、また大変な時期にもかかわらず、自習室を開放していただけて本当に助かりました。
通学することのメリット・デメリット
通学することの一番のメリットは受験仲間に出会えるということです。クラスメイトの付箋だらけのテキストに感化されたり、直前期の講義のない孤独な時期にふと来たメッセージで励まされたり、頑張っている受験仲間がいるというだけで、とても心強かったです。また、通学クラスでは通信講座も受講することが出来たので、土井講師と海野講師の講義を両方聞くことが出来たのも合格できた理由の一つだと思います。
これから司法書士合格を目指す方へのメッセージ
すべての知識をブレークスルーに集約し、他の教材には手を出さず、講師のアドバイスを忠実に実行し、講義、答練、模試を全てスケジュール通りに受ける。間違えた問題は、どこを間違えたのか、なぜ間違えたのか、次に間違えないようにすればどうすれば良いかを考え、同じ間違いを繰り返さないようにする。私が合格するために実践したことは本当にこれだけです。辛いことも、合格すればすべていい思い出に変わります。
私の合格getアイテム
- 記述対策として、雛形コレクションの事例問題や書式ベーシックの問題をひたすら何度も繰り返し、直前期までにコピー用紙約500枚を使い切りました。過去問含む本試験レベルの問題は、一度しか解きませんでした。