T・J さん(60代以上)主婦業と両立60代以上で合格
平凡主婦の合格への道のり
受験回数 | 4回 ※おためし受験含む |
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出身校 | 法学部 |
主な受講講座 | 2020年公開模擬試験フルパック 2019年公開模擬試験フルパック |
保有資格 | 宅建士、行政書士 |
司法書士を目指した理由・きっかけ
子育ても終わり、人生の残りの時間を考えるようになったとき、自分には何もないことに気づきました。何か一つ頑張ったこと、自分の中で誇れるものが欲しかったからです。
LECを選んだ理由
いろいろな予備校のテキストの中で、LECのものがとてもわかりやすかったことと、模試の問題がいい意味でオーソドックスで、実際の試験問題に近いと感じたからです。変にひねった問題もなく、良問だと思います。
模試についての感想や良かった点や学習への役立て方
LECの公開模試の内容は、択一、記述共に本番の試験にとても近いと思います。ですから、この模試の結果は自分の立ち位置を考える上でとても参考になりました。回数が5回と多かったのもよかったです。LECの模試で100番以内に入ることを目標にがんばりました。コロナ禍の中でしたが、本番を意識して、できるだけ会場で受験しました。解説もスッキリと分かりやすく、読みやすいです。
直前期に受講して良かった講座
コロナで試験が延期になった後にLECが主催した自宅de全国実力診断テストは、大変役に立ちました。まさに自分の苦手なところだったからです。特に改正民法は全く自信がなかったので、本当に助かりました。他の科目についても、自分の中であやふやだった点をきちんと整理することができました。
根本講師のここが良かった!
根本講師の講義や解説はインパクトがあり、印象に残るため、暗記力の衰えてきた私には、非常に助けになりました。また、私は納得できないと記憶できないため、"何故そうなるか"をユーモラスなストーリーとともに説明してくださる根本講師の解説はとても良かったです。根本講師の講義はいつも面白く、講義を受けることが少しも苦ではありませんでした。
いつもと異なる学習環境となる中、勉強方法で工夫したこと
試験延期が決まった後、恐らく2ヶ月は延期になると考え、与えられた時間を基本の復習に使いました。具体的には、苦手な会社法と絶対に失点してはいけない民事訴訟法のテキストを一から読み直しました。
合格した年に工夫したこと
とにかく、過去の模試の問題を解きまくりました。自分が今まで保存していたもの、合格した方に譲っていただいたものなど、100冊近くを2〜3回解きました。問題に慣れること、スピードを上げることに力を入れました。
保有資格取得後、なぜ司法書士を目指そうと思ったか
宅建士や行政書士では、自分で事務所を開くことは難しいですが、司法書士であれば、将来自分で開業も可能だと思ったからです。宅建士、行政書士を取っていたことで、憲法や民法の基本知識があったことは、司法書士の学習の上で有利だったと思います。また、行政法の知識は、登記法や執行法などの不服審査などの学習に際して役にたちました。
学業、仕事、家庭などとの両立のコツ
主婦業というのは、時間があるようで、実はなかなかまとまった時間が取れません。やろうと思えば、仕事は無限にあるからです。ですから、そこはすっぱりと割り切って、細切れ勉強をしました。洗濯機を回している間に記述1問、掃除機をかけた後に択一午前の部とか。結局、これが気分転換にもなり、なかなかよかったです。就寝時に布団の中で六法の条文朗読を聞くのもおすすめです。
これから司法書士合格を目指す方へのメッセージ
もし、本当に司法書士の資格を取りたいと考えるなら、焦りは禁物だと思います。よく、一発合格とか、一年合格とかの謳い文句を見ますが、一番大事なことは、自分のペースで、コツコツ学習することだと思います。