奥田 浩一 さん(40代)短期合格働きながら合格
講師、友人及び家族に支えられて掴んだ合格
受験回数 | 2回 ※おためし受験含まない |
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出身校 | 東京都立大学 工学部 電気電子工学科 |
主な受講講座 | 2020年実践力PowerUp合格パック 2019年実践力PowerUp講座 2017年新15ヵ月合格コース<春生> |
保有資格 | 宅建士 |
司法書士を目指した理由・きっかけ
大学卒業後はずっと電機メーカーで技術職に従事してきました。技術職は、人ではなく機械やコンピュータを相手にする仕事であり、1日中ほとんど人と会話もない日も珍しくありませんでした。もともと人とのコミュニケーションが大好きで、以前から人と接する仕事を通して、何か人の役に立つことをしたいという思いから、司法書士を目指すきっかけとなりました。
LECを選んだ理由
数年前に宅建士の資格を取得する際、お世話になったのがLECの水野講師でした。水野講師の講義は本当にわかりやすくて面白く、睡眠時間を忘れるほどでした。その流れもあり、司法書士の講座もLECで受講することに迷いはありませんでした。結果的に、講師だけでなく、事務所のスタッフの方々もたいへん親切丁寧に対応して頂き、時に励ましていただき、良い結果を残すことができました。ありがとうございました。
初級講座についての感想や良かった点
司法書士の講座を受講する前に宅建士の試験に合格していたものの、理系出身で技術職の私にとって司法書士の勉強はかなりハードルが高く、新15ヵ月合格コースを選択して1から勉強しました。講師は海野講師でしたが、来阪時や電話相談を通してとても丁寧にフォローして頂いたおかげで、少しずつですが確実に知識を積み重ねていくことができました。多忙な中、手厚くご支援いただいたことを、この場を借りて感謝申し上げます。
学習経験者向け講座についての感想や良かった点
1年目は基準点にも届かず惨敗しましたが、2年目は気持ちを切り替えて実践力PowerUp講座を通学で受講することにしました。勉強のペースを予備校が作ってくれることで、週末は嫌でも司法書士の勉強モードになりましたが、そのぶん家族には犠牲を強いることとなりました。通学の最大のメリットは、分からないことがあった時にすぐに聞ける講師がいることです。私はそれを最大限に活用させて頂き、講義が終わるたびに質問に行き、疑問点を家に持ち帰らないように心掛けていました。赤松講師、その節は大変お世話になり、ありがとうございました。
模試についての感想や良かった点や学習への役立て方
模試は毎回、本試験と同じくらいの緊張感で臨みました。そのため、結果には一喜一憂しましたが、模試で間違えた論点、特に不動産登記法の記述の解答順序は、絶対に本試験で同じ間違いをしない!!と強く思い、復習にもそこそこ時間をかけました。その積み重ねと強い思いが合格を掴み取ることができた一因であると考えています。
いつもと異なる学習環境となる中、勉強方法で工夫したこと
緊急事態宣言のため願書提出や試験日程が変更になり、最初はずいぶん混乱しました。会社もテレワーク中心の勤務となり、慣れないオンラインツールの活用に苦労しました。しかし、テレワーク勤務となったことにより、往復2時間の通勤時間が削減でき、思わぬ形で勉強時間を創出することができました。また、テレワークにより体の疲労度も軽減され、おかげで夜遅くまで勉強することができました。
合格した年に工夫したこと
人に注目されると実力以上のものを発揮できるタイプなので、願書提出は受付初日の早朝から法務局に並んで「1番」を取り、自分の受験番号を周囲に吹聴しました。実際、注目されていたかどうかは分かりませんが(笑)、注目されていると信じて勉強を頑張りました。なんとか合格発表の日に恥をかかずに済んでよかったです。
学業、仕事、家庭などとの両立のコツ
コロナ不況のため仕事の業務量が激減し、残業もまったくなくなったおかげで、平日でも終業後にしっかりと勉強時間を確保することができました。しかし、同時期に娘も小学校受験を控えていたため、自分と娘の勉強時間のバランスに苦労しました。結果的に私の勤勉姿に娘も刺激を受けたのか(?)、相乗効果で親子共に合格することができ、最高の年となりました!!
これから司法書士合格を目指す方へのメッセージ
司法書士試験は試験範囲がとても広く、勉強を始めたころはそれに圧倒され、何度もリタイヤしそうになりました。しかし、何度も何度も繰り返していくうちに、その広さにも慣れてくるはずです。つまり成長しているのです。その成長を感じつつ、自分を信じて、諦めずに歩み続けて下さい。そして夢を掴んでください。きっと大きな喜びと感動が待っています。